髪用タオルが水を吸いにくいとき|柔軟剤を増やす前に、洗い方を見直す

髪を包んだタオルはやわらかいのに、水分がなかなか取れない。そんなとき、髪をもっと強くこするより、タオルの洗濯を振り返ってみませんか。手触りのやわらかさと、水を吸う働きは同じではありません。買い替えや柔軟剤の追加を急がず、いつもの洗濯で変えられる点を一つずつ探します。

ふわふわしていれば吸水性も高い、とは限らない

今治タオル公式オンラインストアは、柔軟剤によってタオルの吸水性が損なわれたり、毛羽が出やすくなったりする場合があると案内しています。ふんわり仕上げたつもりでも、髪の水分を受け止める道具としては、仕上がりが合わないことがあるのです。

ただし、吸いにくさの原因を柔軟剤だけに決めつける必要はありません。タオルの素材、使っている期間、すでにどれだけ湿っているかでも使い心地は違います。髪を拭いている途中で重く湿ったら、まだ乾いている面を当てる。まずその程度の小さな見直しでも、状況を整理できます。

次の洗濯は、タオルの表示を起点にする

最初に見るのはタオル自体の洗濯表示とメーカーの手入れ方法です。綿のパイルタオルについての案内を、すべての速乾素材や加工品へそのまま当てはめないようにします。柔軟剤の使用可否や洗濯ネットの指定があれば、その製品の説明を優先してください。

そのうえで柔軟剤を使っているなら、計量せず多めに入れていないかを確認します。吸いにくいからとさらに足すのではなく、タオルの取扱いに合う使い方へ戻すのが先です。自動投入の洗濯機では、柔軟剤を入れていないつもりでも設定が残っていることがあるので、操作画面も見てみましょう。

原因を探すために、毎回細かい記録をつける必要はありません。次の一回だけ、表示に従って柔軟剤の使い方を見直し、普段通り髪を拭いたときの感触を確かめる。それで分からなければ、タオルのメーカーへ素材名や商品名を伝えて相談する方法もあります。

洗うときも干すときも、詰め込みすぎない

今治タオルの案内では、十分な水で洗うこと、干す前に振ってパイルを起こし、風通しのよい日陰に干すことも紹介されています。洗濯機の容量や使用方法、タオルの表示に沿って、洗濯物が動ける量や干す場所を見直す手がかりにしてください。

大きなバスタオルを何枚も一度に洗う日は、ほかの衣類でいっぱいになっていないかを確認します。小さなタオルなら、洗い終わってから広げる手間も少なくなります。髪の長さに対して十分な大きさがあり、自宅で洗って乾かしやすいか、という視点で選ぶのも一案です。

乾燥機や漂白剤を使いたくなった場合も、まず表示を確認します。インターネットの「吸水性を戻す方法」を見て、熱湯や薬剤を自己流で追加する必要はありません。今回紹介するのは日常の扱いの見直しであり、どのタオルも元どおりになるという保証ではありません。

タオルを見直しても、髪はこすらない

乾いた清潔なタオルを用意したら、髪を挟んで水分を受け止めます。吸いにくいと感じても力で補おうとせず、乾いた部分へ替えながら進めましょう。髪の扱い方は、タオルで髪をこすらず水分を取る記事へ。

毎日使う道具だからこそ、手入れを特別な仕事にしなくて大丈夫です。いつもの洗濯で量と表示を少し見る。そのひと手間が、自分の髪を気持ちよく包める一枚を選び直すきっかけになります。

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