執筆:KIWABIヘアケア編集部
頭痛がある日に、髪をとかすだけ、枕に頭をのせるだけで痛いことがあります。片頭痛に伴う「アロディニア」では、普段なら痛くない接触が痛みとして感じられます。ただし、頭皮の痛みがすべて片頭痛によるものとは限りません。続く、繰り返すときは医師へ相談してください。
軽い接触を痛く感じることがある
髪を強く結んだときの引っ張られる痛みとは別に、いつものブラシが軽く触れただけでもつらい場合があります。American Migraine Foundationは、アロディニアを、通常は痛くない刺激で痛みを感じることと説明し、ブラッシングや枕への接触などを例に挙げています。
片頭痛に伴って起こることがありますが、片頭痛のある人全員に起こるわけではなく、片頭痛だけに特有の症状でもありません。「髪が痛い」という感覚があっても、それだけで頭皮の病気や頭痛の種類を判定することはできません。
見た目に傷がないからといって、感じている痛みを無視する必要はありません。一方、赤みや発疹など目に見える変化があるなら、そのことも含めて診てもらいましょう。
確かめ続けず、いつ・何で痛いかを伝える
痛む場所を何度も押したり、ブラシで同じ所をなぞったりして、再現しようとする必要はありません。痛みを我慢して頭皮マッサージを続けるのではなく、いったんその動作をやめ、相談時に状況を伝えてください。
編集部からの整理の提案として、次の項目を短く残しておくと説明に使えます。これは自己診断のチェックリストではありません。
- 頭痛と接触の痛みは、いつ始まったか
- ブラシ、枕、髪を結ぶ動作など、何で痛く感じたか
- 頭痛のない日にも起こるか、皮膚の変化はあるか
- いつもの頭痛と違う点はあるか
片頭痛で通院している場合は、「頭痛だけでなく髪に触れると痛い」と担当医に伝えてください。新しいシャンプーに替えるだけで解決すると決めつけず、薬の量や使い方も自己判断で変えずに相談します。
急な強い頭痛は、普段のケアより受診を優先
日本頭痛学会は、経験のないひどい頭痛が急に起こる、短時間で最も強くなる、発熱や手足の麻痺・しびれを伴う場合に、至急の受診が必要と案内しています。こうした変化を「いつもの頭皮の敏感さ」と扱って待たないでください。
数週間のうちに頭痛が悪化している場合も、医療機関で相談が必要です。頭皮ケアの道具を変えて様子を見ることと、頭痛そのものを調べることは別です。急な異変があるときには、記録を完成させることより受診を優先しましょう。
まとめ:軽い接触で髪や頭皮が痛む感覚も、診察で伝えてよい症状です。痛みを何度も試すより、頭痛との時間的な関係と、普段と違う点を伝えることが次の相談につながります。
出典・編集について
編集:KIWABIヘアケア編集部/確認日:2026年10月30日。本記事は一般的な情報です。個別の診断や治療、医療機関からの指示に代わるものではありません。