タオルで髪をゴシゴシ拭いていない?乾かす前に水分を受け止める小さな工夫

お風呂上がり、早く乾かしたくてタオルを大きく動かしていませんか。髪を拭くときは、手早さと強さを同じに考えないことが大切です。タオルで髪をこするより、水分を布へ移すつもりでやさしく包む。乾かす前のひと手間を見直してみましょう。

米国皮膚科学会(AAD)は、濡れた髪を乱暴にこすらず、タオルやTシャツで包んで水分を吸わせる方法を案内しています。特別な道具を買う前に、今ある清潔なタオルの当て方から変えられます。

タオルを取る前に、置き場所を整える

片手で髪を押さえながら棚の奥のタオルを探すと、つい髪をまとめて引っ張ってしまいがちです。洗髪前に使うタオルを手の届く場所へ出しておくと、落ち着いて扱えます。これは乾燥時間を保証する方法ではなく、急いで動作を大きくしないための段取りです。

タオルがすでに湿っている場合は、乾いた部分を使えるよう広げておきます。大きな一枚が扱いにくいなら、自分が持ちやすい大きさを選んでも構いません。素材名や吸水性の広告だけでなく、持ったときの使いやすさも見てみてください。

毛先をまとめてねじらず、少しずつ包む

髪をタオルで挟み、布をやさしく当てます。左右に往復させてこすったり、濡れた髪を雑巾のように強くねじったりする必要はありません。長い髪なら、一度に全部を抱えるより、手で扱える範囲へ分けると動作を小さくできます。

頭の上へタオルを巻くときも、髪が強く引かれる感じがしないかを確認しましょう。巻き方が苦手なら無理にターバン状にせず、髪を包んで受け止めるだけでも方法の一つです。きれいに巻くことを目的にしない方が、続けやすくなります。

タオルだけで完全に乾かそうとしない

タオルでの吸水と、その後の乾燥は別の工程です。布を当てても水分が取れにくくなったからといって、こする力を強めるのではなく、次の乾かす工程へ移ります。乾かし方は髪質や長さ、使っている製品の案内に合わせて考えましょう。

ドライヤーを使うときの距離や風の当て方は、ドライヤーを使うときの確認ポイントへ。ここでの目的は、タオルだけで何分短縮できるかを競うことではありません。

着色製品を使った日は、すすぎの確認も別に

カラーシャンプーなどを使った日は、製品のすすぎ方を先に確認してください。タオルの色が濃ければすすぎを省いてよい、という意味にはなりません。色が付く可能性を考えたタオル選びと、表示に沿って洗い流すことを別々に扱います。

また、髪をやさしく拭くことは、色移りが起きない保証でもありません。製品ごとの注意を守ったうえで、タオルや衣類へ触れる場面を確認しましょう。

まずは、手を往復させる回数を減らす

今夜から変えるなら、「こすりそうになったら、包んで止める」と一つだけ覚えてみます。すべての道具をそろえ直す必要はありません。タオルを広げて待つ、髪を少しずつ扱う、濡れた場所から乾いた場所へ持ち替える。自分がしやすい動作を探してください。

急いでいる日ほど、強くこする代わりに準備を小さく整える。髪を乾かす時間の始まりを、少し穏やかにしてみませんか。

参照情報

American Academy of Dermatology:Tips for healthy hair(2026年9月30日確認)。置き場所や手順の工夫は編集部の実用提案です。アイキャッチはAI生成イメージです。

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