ヘアケアの成分表には、植物エキス、植物オイル、精油など、似た言葉が並びます。どれも植物に関係する素材ですが、同じものではありません。
大切なのは、配合されている数だけではなく、その商品をどのように使い、どんな仕上がりを目指すかです。成分の研究結果を、そのまま製品で得られる効果と考えないようにしましょう。
植物エキス・オイル・精油を読み分ける

成分表の「○○エキス」「○○油」などの名称は、原料を見分ける手がかりです。ただし、名前だけで抽出条件や配合量まで分かるわけではありません。同じ植物に由来していても、原料の種類が違えば同じものとしては扱えません。
香りを選びたい方は香りの説明を、毛先のまとまりを重視したい方は製品の用途と使用量を確認しましょう。精油が配合されているから、においがない、肌に刺激がない、と判断することはできません。[1]
配合数より、商品ごとの全成分を確認する

KIWABIの商品情報にも植物由来成分が紹介されていますが、シリーズの全製品が同じ成分・同じ数とは限りません。品番、色、購入時期をそろえて確認してください。
成分の配合数を比較する場合は、エキスだけの数か、オイルを合わせた数かにも注目してください。品番・色・製品の版をそろえると、別商品の情報との取り違えを防ぎやすくなります。
例えば、カラートリートメントとスカルプコンディショナーは、そもそも用途が違います。数の多い方を選ぶのではなく、着色をしたいのか、洗髪後のケアをしたいのかから比較しましょう。
成分の研究と、製品の働きは別の情報

ある原料が研究で扱われていても、完成した製品で同じ結果が出るかどうかは、配合量、使い方、試験条件などによります。原料の比較倍率を、製品の効き目が何倍という説明に置き換えないようにします。
保湿や髪の手触りを整える説明と、発毛、白髪の発生予防、炎症の治療という説明も区別します。化粧品の効能表現は、定められた範囲のうち、その製品に該当するものに限られます。[2]
口コミでは、効果より使い方の条件に注目する

レビューを参考にするときは、自分と似た髪の長さ、白髪の量、使用頻度、使用感の好みかどうかを見ます。同じ人でもカラー履歴や使う量で仕上がりは異なります。
出典の分からない「お客様の声」や、調査対象・期間の分からない満足度は、購入判断の裏付けにしないようにしましょう。
自分に合うものを選ぶための確認メモ

- 目的:着色、洗浄、毛先のコンディショニングのどれを優先するか。
- 使用条件:塗る場所、使用量、置く時間、すすぎの必要を確認。
- 成分:既知のアレルギーや過去に合わなかった成分を確認。
- 購入条件:現行の内容量・価格・定期便の条件を購入画面で確認。
植物由来成分への好みは、製品を選ぶ一つのきっかけになります。ただし、不調を我慢して使う理由にはなりません。異常を感じた製品は使用を中止し、必要に応じて相談してください。[3]
よくある質問
植物成分が多ければ白髪を防げますか?
配合数から白髪の予防効果は判断できません。着色によって白髪を目立ちにくくすることと、新しく白髪が生えるのを防ぐことは別です。
オーガニックならアレルギーは起きませんか?
原料の由来だけでアレルギーの有無を判断することはできません。既知のアレルギーがある方は、成分の確認と専門家への相談を優先してください。
関連する読みもの
参考資料・商品情報
- 米国食品医薬品局:オーガニック化粧品
- 新潟県:化粧品の効能効果の範囲
- 米国食品医薬品局:化粧品を安全に使用するために
- KIWABI公式:カラートリートメント
- KIWABI公式:スカルプ マッサージ コンディショナー
一般的な情報と商品情報を区別して紹介しています。掲載資料は各製品の効果を保証したり、個別の診断や治療を行ったりするものではありません。使用時は手元の製品の説明書・注意事項を優先してください。