産後・育児中の白髪ケア|抜け毛との違いと負担を減らす方法

産後・育児中に白髪が目立っても、ケア不足や努力不足と決めつける必要はありません。 産後に起こりやすい抜け毛と白髪は同じ現象ではなく、カラーの間隔が空いたことで白髪が見えやすくなることもあります。まずは「髪色」「抜け毛」「頭皮症状」「体調」を分けて見ていきましょう。

白髪と産後の抜け毛を分ける

出産後は、妊娠中のホルモン変化の反動で一時的に抜け毛が増えることがあります。白髪が目立つこととは別に経過を確認しましょう。抜け毛が増えたから白髪が増えた、白髪があるから産後脱毛が悪化した、と単純に結びつけることはできません。[1]

写真を残す場合は、同じ分け目と明るさで月単位に確認する程度で十分です。毎日髪を数え続けることが負担になるなら、量の記録より体調や頭皮の症状を優先してください。

育児中の母親と子ども

手入れを増やしすぎない

育児中は、洗う・すすぐ・乾かすという基本だけで精いっぱいの日もあります。シャンプー後はタオルで押さえて水分を取り、頭皮付近から乾かします。長いマッサージや何種類もの美容液を「毎日必須」にする必要はありません。

食事や休息も一人で完璧に整えるより、家族や周囲の支援を使える形にします。美容目的のサプリを自己判断で増やし、授乳中の薬やサプリを他人の体験談だけで選ぶことは避けてください。

育児中のヘアケアを考える女性

白髪を隠したいときの選択肢

「今日だけ生え際を隠したい」なら一時着色、「お風呂の中で少しずつ色を整えたい」ならカラーシャンプーやカラートリートメント、「髪全体の色を変えたい」なら美容室や酸化染毛剤など、必要な手間と持続期間で比べられます。

酸化染毛剤を使う場合は製品のパッチテスト指示を守り、過去にヘアカラーでかぶれた経験がある場合は自己判断で再使用しないでください。[2]

子どもと過ごす中で髪を整える母親

相談につなげたい変化

抜け毛が長く続く、円形に抜ける、頭皮の赤み・痛み・強いかゆみがある、極端な疲労や他の体調変化がある場合は、白髪ケアだけで済ませず医療機関へ相談してください。白髪の色は美容師、皮膚や脱毛の症状は皮膚科など、相談したい内容を分けると話が進みやすくなります。

よくある質問

授乳中でも白髪染めはできますか?

一律には判断できません。使用したい製品の注意事項、頭皮の状態、体調を確認し、不安があれば医師・薬剤師や美容師へ相談してください。

産後の抜け毛がある間は白髪を抜いてもいいですか?

抜くことは勧めません。毛包や頭皮への刺激を避け、気になる場合はカットや一時着色など別の方法を考えます。

参考情報

  1. American Academy of Dermatology: Hair loss in new moms
  2. 日本ヘアカラー工業会:皮膚アレルギー試験(パッチテスト)

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