冬のマフラーで髪が邪魔だと感じる人へおすすめの髪型とは?ボブとロング、それぞれの髪型の魅力とやり方をご紹介

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冬の寒さから首を守ったり、お洒落のワンポイントとして使用することの多いマフラー。あたたかいし素敵なものもたくさんあり、毎日身につける方も多いのではないでしょうか。
しかし、マフラーを巻くとヘアスタイルが崩れてしまったり、髪の毛の長さによっては邪魔だと感じてしまうことはないでしょうか。
「マフラーを巻いたら変なクセがついてしまった…」
「静電気でほわほわでまとまらない…」
「微妙な長さでマフラーに当たってはねてしまう…」
などとマフラーとヘアスタイルの相性は意外と大切になってきます。今回はそんなお悩み解決に役立つマフラーの時の長さ別のオススメスタイルや、対策を詳しくご紹介させていただきます。スヌードとマフラー

1.冬のマフラーで邪魔な原因


冬のマフラーで邪魔な原因
便利でお洒落アイテムのはずのマフラーですがなぜ邪魔と感じてしまうのでしょうか。その原因からみていきます。

髪の毛の長さがマフラーにあたる


マフラーは首の周りに巻くため、その部分に髪の毛がかかるとどうしても巻きにくく邪魔に感じてしまうことが多いです。
ショートスタイルや長さがある程度あればよいのですが、ミディアムくらいの長さですとマフラーの内側に入り込みくびれる形で変にクセづいてしまい、マフラーを外した時にはヘアスタイルが崩れてしまう原因となってしまいます。

静電気


もう一つの原因が冬特有の静電気です。マフラーの繊維と髪の毛で静電気が起きてしまいやすい季節ですので、しっかりとヘアセットしてからマフラーを巻いても静電気が起きてしまいほわほわ髪の毛がまとまらなかったり、広がりや乾燥が気になりやすくなります。
またマフラーを外した時に顔にはりついたり、コントロールが効かず邪魔と感じてしまいやすくなります。

2.静電気とは


静電気はどんな仕組みで起きているのでしょうか、対策を講じる前に仕組みから深彫してみていきましょう。

静電気の仕組み


髪の毛が広がったり、パチっと痛かったりと厄介な静電気ですが、物質の「帯電」がきっかけとなります。帯電は電気を帯びる現象のことで、別々の物体が接触することで電荷の行き来が生じて片方がマイナス、もう片方がプラスの電荷を帯びることを指しています。
別々の物体が接触したり、摩擦が生じたりした時に帯電が起きるのです。人間を含めて様々なものは常に電気を帯びています。電気は「プラス」と「マイナス」があり、本来はどちらも同じ量で存在しています。
しかし、物体が擦れて摩擦が起きてしまったりするとプラスとマイナスの電気のバランスが乱れてしまい静電気といった現象が起きるのです。
髪の毛はマイナスの電気を帯びていて、髪の毛をとかした時に起こる静電気はブラシのプラスの電気と髪の毛のマイナスの電気がくっついてしまうからなのです。
髪の毛は全てマイナスなので磁石のS極とS極のように1本1本反発し合って広がっていってしまいます。
静電気はパチっと痛かったり、邪魔なだけではなくて起きると髪の毛の表面を保護しているキューティクルがダメージを受けやすくなってしまうのです。キューティクルがダメージを受けて剥がれるとそこから髪の毛の水分が流出し、パサつきや乾燥が進んでしまうのです。

静電気が起きる原因


髪の毛に静電気が起こる主な原因は大きく分けて2つあります。まず1つめは「乾燥」で特に湿度が20〜30%と下がる秋〜冬にかけて空気が乾燥する季節に入ると静電気が起きやすく、髪の毛やマフラーやニットなども静電気が起こりやすい原因になってしまいます。
静電気は年中身の回りに存在していますが、夏場は湿度が60%で空気中に水分がたくさん含まれますので電気を通しやすくなるため、静電気が起きることはほとんどありません。
2つめが「摩擦」による影響です。わかりやすい例ですと下敷きを頭にこすりつけるとその摩擦で静電気が起きて髪の毛がほわーと下敷きにくっついてくるあの現象です。
髪の毛が衣類やマフラーとこすり合わされて、摩擦が生じて静電気が発生していたのです。衣類を脱いだ時に髪の毛が静電気ですごいことになるのも納得です。

3.静電気を防ぐためには?


仕組みを知るとできる限り、静電気を起こさせたくないですよね。そこで少しでも静電気を防げる対策をご紹介していきます。

とにかく保湿!


空気が乾燥してしまっているのなら、自分の髪の毛を保湿して潤わせておいてあげることで静電気が起きるのを最小限にしてあげることができます。
シャンプーのあとには必ずトリートメントをしてあげるようにしてください。乾燥がひどい場合はもう少し高保湿タイプのものに変えるか、ヘアマスクなどのように高保湿のスペシャルケアを取り入れてみるのも効果的です。
アウトバストリートメントを馴染ませてから髪の毛を乾かすことを習慣とすることも大切です。ドライヤーの熱や乾燥からも髪の毛を保護してくれるので、潤いを閉じ込めたまま乾かすことができます。
朝のスタイリング時や日中に乾燥が気になった時は、軽めにオイルを馴染ませたりオイル入のミストタイプのスタイリング剤などを使用することで潤いをチャージしてあげることもできます。

衣類の繊維に気をつける


衣類の質によって静電気が起きやすくなってしまいます。ポリエステルやアクリルなどの化学繊維は静電気が起きやすく、シルクや麻、コットン、などの天然素材は静電気が起きにくくなります。
少しでも静電気を抑えたい時は気にしてみるのも効果的です。そうしてもぽりえすてるなどの衣類を着たい時は静電気防止スプレーを降ってから着用するなどするとかなり効果的です。

ブラシを変えてみる


髪の毛をとかすことでも静電気は起きてしまいます。特にプラスチックのブラシは静電気を起こしやすい欠点があるのです。そこでオススメなのが木製のナチュラル素材のブラシや、最近ですと静電気が起きにくい使用になっているブラシもあるのでどちらか選ぶようにすると対策できます。

4.邪魔にならないヘアスタイル


アレンジやヘアセットしなくても大丈夫なマフラーをする時に邪魔になりにくいヘアスタイルをご紹介していきます。

外ハネ×ボブ


外ハネボブ
長さは方上〜鎖骨下までどの長さでも対応可能です。外ハネすることによってマフラーの内側に入れ込んでしまってもクセがつきにくく、クセが付いても外ハネのクセと同じなのでマフラーを外したあとでもしっかりスタイルキープできます。

ゆるウェーブ×ロング


ゆるウェーブ×ロング
ロングヘアでストレートですとマフラーのクセがつきやすく目立ってしまいます。そこで自然なゆるめのウェーブパーマをかけておけばマフラーでついたクセとウェーブが馴染みカバーしてくるのでオススメです。

マッシュショートボブ


マッシュショートボブ
マッシュショートボブはマッシュルームのような丸みが特徴のボブスタイルです。長さも短めでマフラーの邪魔にもならず、首周りもスッキリします。丸みとふんわりとしたシルエットでやわらかい雰囲気を出しながらも小顔効果が期待できます。

ミニボブ


ミニボブ
ショートでもボブベースなので女性らしいラインもキープできます。マフラーに当たらないくらいの短さなので邪魔になることもないのが嬉しいです。マフラーとのバランスも取りやすく小顔効果も高いスタイルです。

ハンサムショート


ハンサムショート
襟足はスッキリとフィットさせて、前髪やトップを長めに残すことで動きがでて大人っぽい印象になるスタイルです。マフラーにも干渉しないので崩れにくく、セットもしやすいのがポイントです。

ショート×ウルフ



ウルフスタイルで動きを出すのもオススメです。ショートウルフは軽さや動きが出しやすいスタイルなのでパーマをかけても相性がよく、前髪を作ることでより洗練されたスタイルになります。

オススメアレンジ


長さまでは変えたくないけど、マフラーでも邪魔にならないようにしたい方にオススメのヘアアレンジをご紹介していきます。

ミディアム〜ロング


高めおだんご
きっちりしたおだんごではなくて全体ゆるく巻いてからおだんごにして、ざっくり髪を引っ張り出し崩して動きを出します。もみ上げや首後ろから後れ毛を出してあげたら、それも巻いてこなれ感をだすとより素敵です。
1.顎ラインの延長線上の高さにお団子が来るようにポニーテールにする。
2.束を2〜3つに分けてゆるく三つ編みする。(毛量によって本数は調整する)
3.三つ編みの毛束を引き出しながら巻き付けてピンで固定していく。
4.全部ピンで留めたら全体のバランスをみながら形を整えていく。
5.後れ毛を巻く。
シニヨン
プライベートでも仕事でも様々な服装にも合わせやすく、崩し具合でオンオフで違いも出すことのできる万能のオススメのスタイルがシニヨンです。低めの位置でまとめてあげるスタイルなのでマフラーの邪魔にもならず、スッキリとみせることもできます。
1. 下の方で1つに結ぶ。
2.トップが高くなるように、全体を毛束を引き出して動きをだす。
3.毛束を三つ編みにして束を引き出してほぐしていく。
4.ピンでしっかり固定しながら、巻き付けていく。
5.後れ毛や前髪を巻く。
玉ねぎスタイル
ある程度の長さがある場合にオススメのスタイルです。ポニーテールがベースのスタイルなので見た目以上にセットが簡単なのが嬉しいポイントです。ヘアピンやヘアゴムなどもこだわるとオシャレ感がアップします。
後れ毛も出して巻き忘れないようにしてください。
1.ベースをゆるくコテで巻いておく。
2.下の方で1つに束ねる。
3.毛束を引き出してゆるくほぐしていく。
4.結んだゴムから間をあけてそこもゴムで結び、間の髪の毛を引き出して丸みを出す。
5.同様にして下までいくつか繰り返す。
6.後れ毛や前髪を巻き、ピンや飾りで仕上げる。
ハーフアップ
全体アップするのに抵抗ある方にもオススメなのが、ハーフアップです。ショートからロングまでに対応していてハリやすいハチまわりもスッキリとみせてくれるので清潔感も出すことができます。
プライベートでは全体をゆるく巻いて後れ毛も動きをだすのもお洒落です。
1.ハチ下あたりのサイドの毛を後ろで1つに結びます。
2.そのままクルリンパします。
3.トップを中心に毛束を引き出してほぐします。
4.残ったサイドの毛をねじり結んだ上から通してクルリンパしたところに結びます。
5.結んだ部分をピンで固定して、逆サイドも同様にします。
6.毛先や後れ毛をコテで巻いて動きを出していきます。

6.まとめ


冬のマフラー問題は女性にとっては他人事では済まされないお悩みに繋がります。しかし、髪の毛のベースの対策からヘアスタイルの対策まで防ぐ方法は意外とたくさんあるのです。
今の自分の髪の毛の長さに合うようにヘアアレンジするのもいいですし、邪魔になりづらいようにカットして調整するのも一つの手です。
静電気の対策としてとても効果的なのが何よりも保湿なので、保湿成分のたくさん配合されているシャンプーやトリートメントを使用して乾燥から髪の毛を保護してあげることで静電気からも守ることができます。
一度見直してみて是非自分に合った方法を見つけてみてください。(参考






【本記事の要約】 冬にマフラーを巻く際、暖かさとお洒落を楽しみながらも、ヘアスタイルに影響を与えることがあります。特に、髪の長さがマフラーに絡まると、スタイルが崩れたり、静電気で髪が広がったり、まとまりづらくなることがあります。特に、ミディアムヘアの場合、髪がマフラーの内側に入り込みやすく、クセがついてしまう原因となります。静電気は冬の季節に起こりやすく、髪の毛が乾燥して広がったり、顔に張り付いたりすることがあります。静電気を防ぐためには、髪をしっかりとケアし、マフラーに当たりにくいヘアスタイルを作ることが重要です。髪の長さ別にオススメのアレンジ方法も紹介されており、髪をまとめて巻いたり、スヌードを使用したりすることが有効です。

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