ヘアエクステンション(エクステ)のお風呂でのケア方法を知って健康に楽しもう

Posted by on

自由に髪の毛の長さを変えることができて、気分次第ですぐに元に戻せるヘアエクステンションはいまだに根強い人気があります。通常では髪の毛が伸びるまでロングヘアを楽しめませんが、ヘアエクステンションを着けてしまえば今すぐにロングヘアになれてしまう便利な施術になっています。
その一方でヘアエクステンションを装着したことのある方はおわかりいただけるかと思いますが、ヘアエクステンションは痛みやすくお手入れが思っている以上に大変なのです。着けたばかりのときには「しっかりとお手入れしてキレイに保とう!」と意気込みますがいつの間にかダメージをうけてしまいパサパサになってしまうのです。
そこで今回はヘアエクステンションの種類やお風呂でのケア方法をご紹介させていただきますので、ぜひ最後までご覧ください。

1.ヘアエクステンションの種類


ヘアエクステンションの種類
ヘアエクステンションは髪の毛の長さを足していくものですが、その装着する方法にはいくつかのやり方があります。それぞれの種類についてご紹介していきます。

シールエクステ


シールエクステはヘアエクステンションと地毛の髪の毛をシールで接着してつける方法です。取り外しが自分でもしやすいものが多く近年では主流となっている付け方となっています。
地毛の髪の毛とも馴染みがいいので自然な仕上がりになるのも人気の秘訣かもしれません。<strong><span class="slashunderline">しかし、シールのため粘着力が弱いものもあるので持ちが悪くならないように、きちんと接着してくれるタイプのものを選ぶことが必要です。

編み込みエクステ


ヘアエクステンションが流行り始めた頃からある、編み込みエクステンションは実際に施術したことのある方も多いのではないでしょうか。ヘアエクステンションと地毛を三つ編みか四つ編みで編み込んでいき、糸ゴムで結び装着していく方法です。
糸ゴムを取るだけで簡単に外すこともできるため、自分で取り外しができます。毛束の太さも調節しやすいので毛量が多い方などは他のヘアエクステンションよりも少ない本数で馴染ませやすくなるメリットもあります。

超音波エクステ


超音波エクステは地毛の髪の毛とヘアエクステンションを、ケラチンなどの接着剤をアイロンなどの機械を使って溶かして接着していく方法です。毛束が細い傾向にあるためそれなりの本数をつけて馴染ませていく必要があります。
接着剤を溶かしてくっつけているため、自分で取り外すことはできません。無理にはずそうとすると接着剤が残ってしまったり、地毛の髪の毛を痛めてしまう可能性があるため控えてください。
はずすためには美容室で専用の薬剤を使って施術してもらうのが安心です。

ワンタッチエクステ


ワンタッチで着け外しのできる手軽に取り入れることのできるヘアエクステです。その日の気分に合わせて装着できるため、1日限定など決まった期間に使用したい場合にもオススメのヘアエクステンションになります。
付ける位置や色味さえ気をつければ、長く使用することもできコスパもよいのがメリットです。簡単に取り外しがしやすい分、他のヘアエクステンションよりも取れやすい傾向にあるため注意が必要となります。

シリコンキャップ


シリコンキャップは3mmほどのシリコンでコーティングされた小さな穴のあいたビーズに、地毛とヘアエクステンションを通して接着していく方法です。着けた部分が目立ちにくく自然ではありますが、馴染ませるためにたくさん本数を必要とし、持ちが少し悪いのがデメリットとなることもあります。
髪の毛へのダメージも少なく施術できますが、外す時に無理に引き抜くのではなくシリコンキャップに切れ目を入れてから外すようにすると髪の毛への負担も最小限に抑えることができます。

熱収縮チューブ


熱収縮チューブは地毛の髪の毛とヘアエクステンションを熱収縮チューブに通して、ヘアアイロンの熱で溶かして接着する方法です。強度も強く持ちが良いのが特徴なのですが、自分ではずすことができないため、専用のリムーバーを使って取り外していかなくてはいけません。接着剤が強い分髪の毛への負担も気になるところです。
次のページでは、ヘアエクステンションの具体的な使い方を紹介していますので、併せてご覧ください。
ヘアエクステンション(エクステ)の持ちがよくなる使用方法は?具体的なポイントを紹介

2.ヘアエクステンションの毛の質


ヘアエクステンションの毛の質
ヘアエクステンションの毛質によっても安価なものから高価なものまであり、持ちや特徴が異なっています。その違いについてもみていきます。

人毛


人毛は人の髪の毛が使われているヘアエクステンションになります。主にアジア人の髪の毛が使われている事が多く、それを加工して流通させているのです。
人の髪の毛と聞いてビックリしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、きちんと衛生管理されているのでご安心ください。
品質管理の工程も徹底されており髪の毛のカラー、消毒、コーティングとしっかりと管理されているのです。
安価な人工毛などよりも人毛のヘアエクステンションは毛質が強いのが特徴となります。人毛は少し高価になりますが、ヘアエクステンションの持ちは毛質によっても大きく左右されてしまうため、長く楽しみたい方にはオススメの毛質です。

人工毛


人工毛は人毛と違って人工的に作られたファイバーなどの化学繊維で作られている毛質になります。人工毛は工場で大量生産することが可能なため、圧倒的に安価なのが最大のメリットとなります。
人毛は人の髪の毛がある程度の長さまで伸びるまでヘアエクステンションとすることができないのでどうしても数が限られてしまい、値段も高価となってしまいます。人工毛は質が悪く熱にも弱いため、アイロンやコテで溶けてしまうため注意が必要です。
短い短期の間だけヘアエクステンションをつけたい方など持ちがよくなくても、価格を抑えたい方にオススメのヘアエクステンションとなります。

レミー


ヘアエクステンションの中でも最高級の品質とも言われているのがレミーです。人毛を使ったヘアエクステンションの中でもランク別でわかれているのです。最高級のレミーはカラーやパーマなどの施術をしたことがなく純粋なバージン毛で、健康的な髪質の長い髪の毛のみが厳しい基準をクリアしてレミー品質として扱われます。
このような条件を満たす髪の毛は大量には入手できないため、価格が最も高価なヘアエクステンションとなります。高い分髪質も良いのでヘアエクステンションを長く楽しみたい方には是非試してみて違いを感じてみていただきたい毛質です。

3.お風呂でできるケア方法


お風呂でできるケア方法
ヘアエクステンションをダメージから守りキレイな状態を維持するために、お風呂でできるケアにはどんなものがあるのでしょうか。ケア方法をご紹介させていただきます。

髪の毛を濡らす前に必ずとかす!


お風呂に入る前にヘアエクステの絡まりや引っかかりを、ブラシでとかしてから濡らすようにします。絡んだまま濡らしてしまうと余計に引っかかってしまい、ヘアエクステンションは髪の毛と同じように濡れているときにダメージをうけやすいため負担が増してしまうのです。
なので乾いた状態のときにしっかりと絡まりをといておいてあげることが大切なのです。グイグイ引っ張ってしまうと、地毛の抜け毛やヘアエクステンションの痛みの元となってしまうため、根元を軽く抑えながらとかしてあげると引っ張らずにとかせます。
ヘアエクステンションのケア方法についてはこちらもチェックしてみましょう。
ヘアエクステンション(エクステ)で髪を痛めないためにできる対策まとめ
また、次のページのように、お風呂に入ること自体、髪の健康に大切な血行促進効果があります。
東京ガス : 都市生活研究所 : 都市研コラム : 血行促進がもたらす効能

ヘアエクステンションの洗い方


ヘアエクステンションを着けているときには、いつも通りのシャンプーの仕方では不十分であったりダメージをあたえてしまう可能性があります。気をつけるポイントをチェックしながら洗い方を見直してみてください。
1.ブラシでヘアエクステンションの絡まりをとかしていきます。(根元付近は接着部分があるため、はずすようにします)
2.シャワーで地肌からしっかりと水を通すようにすすいでください。ヘアエクステンションの接着部分もあり、水分が行き渡りにくいので念入りにすすぎます。
3.シャンプーする前に絡みやすい毛先部分に軽くトリートメントを馴染ませて、あら目のクシでとかしておきます。(トリートメントがついていることでシャンプーでの絡まりを軽減することができます)
4.シャンプーを地肌から泡立ててモコモコにしてください。泡立ちにくい場合は一度流してから再度シャンプーを泡立ててください。
5.接着部分に気をつけながら地肌を洗うようにシャンプーしていきます。(接着部分と地肌の間は洗いにくく汚れが溜まりやすいので気をつけます)
6.泡を中間から毛先にも伸ばしてあら目のクシでとかして、優しく洗っていきます。(このときゴシゴシ洗うのではなく、泡を行き渡らせるようなイメージで揉み洗いで大丈夫です)
7.全体を洗えたらシャワーでしっかりとすすいでください。油分が多く洗い足りない方は地肌部分を中心にもう一度シャンプーしてもOKです。
8.ヘアエクステンションの中間から毛先にトリートメントをつけていき、地毛部分の中間から毛先にもしっかりつけていきます。特に痛みやすい表面の地毛部分につけ忘れないように注意してください。
9.少し時間を置いたらぬめりがなくなるまで洗い流していきます。(トリートメントを流し残すとヘアエクステンションが乾きにくくなってしまうため念入りにすすいでいきます)

ヘアマスクで保湿する


時間がある時にヘアマスクで保湿してあげることも、ヘアエクステンションの持ちを良くするためには大切です。中間から毛先にヘアマスクを馴染ませてタオルターバンをして湯船に入ったまま数分放置すると、ヘアエクステンションがしっとりとまとまりある仕上がりになります。
地毛とヘアエクステンションの接着部分にトリートメントがついてしまうと、持ちが悪くなってしまうためつかないように注意してください。

乾かす前にアウトバストリートメントをつける


ヘアエクステンションのケアに最後に必要となってくるのが、アウトバストリートメントです。お風呂からでたらタオルで優しく水分を拭き取り、ヘアエクステンションに適量のアウトバストリートメントを馴染ませていきます。
このときにたくさん量をつければいいというわけではありません。アウトバストリートメントをつけすぎてしまうと、油分が多すぎてしまい束になっているヘアエクステンションがよりまとまってしまったり、ベタついてしまったりと扱いにくくなってしまいます。
アウトバストリートメントを手のひらに少量出して、手の温度で薄く広げて馴染ませてから髪の毛につけて、足りなかったら足すと調節しやすくなります。表面の地毛の部分なども忘れずにつけて保護してあげてください。
アウトバストリートメントをつけると、ドライヤーの熱や摩擦から地毛もヘアエクステンションもコーティングして守ってあげることができるのです。
ちなみに、ここで登場したシャンプーの使い方によって髪の健康に大きな影響を与えることがあります。
次のページで頭皮に優しいシャンプーの方法をチェックしておきましょう。
シャンプーがべたつくなら足りないのは”すすぎ”かも?しっかりすすいでオフ

4.まとめ


自分の気分で長さが自由自在に調節できてスタイルチェンジが好きな方には必須のヘアエクステンションですが、ケアを怠っていると持ちが悪くなってしまいせっかく装着してもボロボロになってしまいます。
しかし、普段のケアを少し気をつけてあげるだけで、キレイな状態を長く維持することもできます。洗い方などを見直したりシャンプーやトリートメントを高保湿タイプに変えるだけでも、洗い上がりが違ってくるので是非試してみてください。






【本記事の要約】
ヘアエクステンションは、髪の長さを自由に変えられる便利な施術として、今も根強い人気があります。ロングヘアをすぐに楽しめる一方で、エクステンションはダメージを受けやすく、お手入れが大変であるという課題もあります。特に、最初は美しい状態を保とうと意識しても、次第に髪がパサついてしまうことが多いようです。この記事では、シールエクステや編み込みエクステなど、装着方法ごとの特徴を紹介するとともに、エクステの毛質や品質の違いについても触れています。また、入浴時のお手入れ方法についても具体的なアドバイスを提供しており、エクステを傷めずに美しさを保つポイントを解説しています。正しいケアと知識を持つことで、ヘアエクステンションを長く美しく楽しむことが可能になります。エクステを検討している方や、すでに利用している方に役立つ内容となっています。

← Older Post Newer Post →