令和3年の春バテは、コロナ禍も相まって、かなりのストレスを感じている人が増えたようです。しかし、コロナ禍も2年目に突入し、積極的にステイホームを楽しもうという人も増えていることが、アンケートデータより明らかとなりました。
1.春バテを感じている人は全体の67%
まず、春バテを感じている人は全体の60%という結果になりました。3月から5月にかけて、心身の不調を感じる人はいるのです。とくにコロナ禍なので、例年(2019)にも増して、不調を感じる人が増えたようです。


特に、身体面での不調を感じる人は60%いるのに対して、精神面の不調を感じる人は67%と、身体より心の不調がより強調された結果となりました。春は日差しも長く、寒かった冬を越えてようやく自然も動き出すシーズンです。しかし、一方で気温差も急激であり、身体面・精神面ともに、6割以上の人が不調を感じるということです。まさに春バテだといえます。
春バテは、湿度が高く雨が多くなり、また急激に気温が高くなる自然環境に加えて、コロナ禍で自宅にこもらざるを得ないこと、先のみえない感染症への不安と自分が感染するのではという不安、医療崩壊などのニュース、不況による雇用の不安定さ、オンライン授業でコミュニケーションが枯渇していること、など、多種多様な社会環境に加えて、関係していると考えられます。
そこに、ゴールデンウィークの長期休暇が重なって、社会活動にストレスを感じやすくなる時期が、春バテを引き起こすのではないでしょうか。
2.自宅でのストレス解消は?
春はとくにストレスを感じやすく、ゴールデンウィークもあるので休み明けは5月病を引き起こしがちです。春バテの予防には、積極的な運動や休養の他に、コミュニケーションを取ったり、能動的な趣味を実施したりといったストレス解消が必要だと考えられます。
ただ、3度目の緊急事態宣言下において、首都圏では自宅でストレス解消を余儀なくされる人が大半です。自宅でのストレス解消を尋ねたところ、
■YoutubeやNetfilixなどの動画視聴 45%
■UberEatsや出前館など、食べてストレス発散 10%
■断捨離や掃除などの、整理整頓で発散 18%
■ホームケア、自宅美容など、自分の身だしなみで発散 10%
■特になし・その他 17%
上記のようなアンケート結果となりました。

ストレス解消は春バテを吹き飛ばす有効な手段だと考えられます。在宅でできるストレス解消として、動画を観たり、食べたり、掃除をしたり、美容に関心を持ったり、SNSなどを通じてコミュニケーションを取ったりといったものがあります。こうしたストレス解消は能動的であり、自分から動くものなので有意義です。
さらに、カラートリートメントブランドとして、綺和美は自宅美容(ホームケア)に注目しました。ストレス解消の一環として、自分自身をケアするホームケアに関心がある人の割合は10%。これは、”NetflixやUberEatsよりも、ホームケアへの関心が強い人“の割合なので、10%もの人が、動画や食よりも美容に関心があることとなります。
3.自宅でのホームケアの状況は?
何もストレス解消だけではありません。自宅での時間をより充実したものにしたいという積極的な気持ちは、自宅でのホームケアに表れているようです。アンケートによりますと、ホームケアの状況は以下のように関心を集めています。
■マスクにつかないメイク 10人
■フェイスケア 49人
■ボディケア 22人
■脱毛 14人
■ダイエット 38人
■ヘアケア 26人
となりました。一番、気になるのがダイエット、つまり体重を落としたり体脂肪を落としたり、ということです。これは・・・コロナ禍のステイホームで運動不足が続き、太った人が全体的に増えたと考えられます。ステイホーム太りは世界的な現象です。

ただ、このときも、鏡でみてわかる顔のケアや誰しも気になる体重よりも、髪を大切にしたいと願う人、つまり“フェイスケアやボディケア(ダイエット)よりも、ヘアケアを大切にしたい人”の割合が16%ということとなりました。
4.綺和美の分析
「いつまでも美しい髪」をテーマにプロダクト開発と情報発信を行う綺和美では、このアンケート結果を春バテによるストレスの増大と捉えました。従来、夏バテはありましたが、春バテという言葉そのものはあまり聞かれませんでした。コロナに続いて温暖化現象も続く中、春バテはこれからも増えていくものとみられます。
それでも、春バテを吹き飛ばそうとヘアケアを楽しむ人に向けて、カラートリートメント ROOT VANISHを通じ、より質の高いヘアケアを楽しんでいただきたいと感じます。春バテと五月病は、なにも大学新入生や新社会人だけの現象ではなく、キャリアを重ねた社会人や家庭人にも起こりえます。
優れたトリートメントでヘアケアを行うと、ストレス解消になるばかりか、髪の指通りがなめらかであることや、シャンプーの香りがほのかに持続することから、日常的な気持ちの面での向上も見こめます。
また、最近はリモートワークが増え、カメラの重要性も増していることから、髪が美しいとよりよい印象を与えることもでき、美しい髪の効果は単なる自己満足にとどまらないのです。
綺和美では、コロナ禍を生きるすべての人を応援します。ヘアケアを通じ、春バテに負けない自分を培っていただければと感じております。
・アンケート概要
インターネットのクラウドソーシングサイト『クラウドワークス』において、100名にアンケートを実施。男女比は男性39名、女性61名。年齢層は20-49歳を中心に2021/05/9実施。
【本記事の要約】 スリーエム株式会社は、コロナ禍2年目の2021年3月~5月に春バテに関するアンケートを実施しました。この調査は、特に5月に多く見られる「5月病」に加え、季節の変わり目に感じる心身の不調を取り上げています。結果、春バテを感じる人は全体の67%に達し、特に精神面での不調が強調されました。コロナ禍での自宅待機や社会不安が影響し、例年よりも多くの人がストレスを感じていることが明らかとなりました。 自宅でのストレス解消方法としては、動画視聴や食事、整理整頓、美容ケアが人気で、特に「綺和美」ブランドが提案するホームケアには関心が集まっています。また、自宅時間を充実させるため、ダイエットやヘアケアが多くの人々の関心を引き、特にヘアケアは顔や体よりも大切にしたいと考える人が16%に達しました。 このデータを受けて、綺和美は「春バテ」の対策として、ストレス解消の一環であるヘアケアを推奨しています。美しい髪は、自己満足だけでなく、リモートワーク時に良い印象を与えることにもつながります。春バテや五月病に悩む全ての人々に、ヘアケアを通じて心身のリフレッシュを促進したいとしています。 |