白髪ヘアを美しく見せるには、お風呂上がりのドライヤーがすべて

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髪の毛をシャンプー後、自然乾燥とドライヤー、どちらで乾かす機会が多いですか?間違った知識で髪を乾燥させてしまうと、なんと白髪の進行を早めてしまうんです!
これからは、正しい乾かし方を覚えて、白髪が増えてしまうリスクを下げましょう。

1.ドライヤーで白髪が増える原因


ドライヤーで白髪が増える原因
ドライヤーを使うと、頭皮に当ててしまう確率が高くなってしまいます。頭皮というのは、顔や体の皮膚よりも厚いので、熱風を当てていても熱さを感じませんが、熱風をずっと頭皮に当てていると、頭皮は乾燥してしまいます
頭皮が乾燥すると血行が悪くなり、髪の色の元となるメラニン色素を生成する、メラノサイトの動きが防止されてしまい、白髪になりやすくなってしまうんですよ。そのため、ドライヤーは正しく使うことが、とても重要なんです。

2.自然乾燥は髪にダメージを与える


自然乾燥は髪にダメージを与える
白髪予防や髪にダメージを与えない髪の乾かし方は、濡れた髪をなるべく早く乾かすことが大事なんです。髪の毛というのは、濡れた状態が長ければ長いほどダメージを受けてしまいます。
どうしてなのかと言うと、髪の表面はキューティクルで覆われていて、髪色の元となっているメラニン色素を守ってくれているからなんです。キューティクルは外側の組織で、内側にある毛皮質という部分にタンパク質、脂質、水分、メラニン色素が流れ出てしまうのを止める役割をしてくれているのです。
そのため、自然乾燥で長時間、髪を濡れたままの状態にしておくと、キューティクルは開きっぱなしになってしまいます。そして、メラニン色素にダメージを与えてしまい、色が抜けやすくなってしまい、白髪になってしまう原因になってしまいます。
他にも、頭皮が濡れた状態だと自然乾燥していくうちに雑菌が繁殖し、イヤなニオイやかゆみが発生するようになります。頭皮が冷えてしまうと、血流が滞って代謝が悪くなってしまうんです。頭皮環境がどんどん悪くなってしまうことを防ぐためにも、短い間で髪を完璧に乾かすことが大切なんですよ。

3.正しいドライヤーの使い方


正しいドライヤーの使い方
ドライヤーをかける時には、まずタオルドライをしましょう。水分を含んだ状態でドライヤーをかけると、キューティクルが傷つきやすくなるため、しっかりと髪の水気を切ることが重要なんです。
タオルドライをするときは、髪の毛をゴシゴシと拭くのではなく、優しく丁寧に押さえるようにしてくださいね。根元にタオルを当てるように優しく水気を吸い取り、髪の中間、毛先はタオルで挟むようにして、ポンポンと叩くように水気をとります。髪が長い人は、タオルドライ前にクシで髪をとかすと、余分な水分が落ちるので、水分を落としてからタオルドライがオススメです。
実は、ドライヤーは頭皮を乾かすのが一番重要なんです。髪を乾かすことに重きを置きすぎて、頭皮をしっかり乾かしていないとトラブルになりますので頭皮を完全に乾かすことが大切です。
ドライヤーは髪の毛に近づけすぎないように熱風を当てていきましょう。この時、大事なのは風量の強いドライヤーを使い、短時間で乾かすということなんです。
キューティクルは頭皮の根元から毛先に向かって重なっているので、上から下にドライヤーの風を当てていきましょう。仕上げに全体に冷風をかけることで、髪のキューティクルを整えることができちゃいます。

4.間違ったドライヤーの使い方


間違ったドライヤーの使い方
ドライヤーの間違った使い方をすると、頭皮も髪もダメージを受けてしまいますので気をつけましょう。具体的にどんなことをしたらダメなのかをご説明しますね。

タオルドライをしない


濡れている髪は30%ほどの水気があり、すぐに蒸発ができないのです。水分を多く含んでいればいるほど、温風を当てる時間が長くなってしまいます
そのため、できるだけタオルドライで水分を拭きとってからドライヤーをかけ始めましょう。

温度設定と髪の距離


ドライヤーの温度が高く設定したまま、頭皮や髪に近づけすぎると、頭皮に温風が当たってしまいます。そのままの熱風を当て続けることで、頭皮がダメージを受けて白髪を増やす原因になってしまいますよ。
また髪もパサつきや枝毛、切れ毛などのトラブルを起こしてしまうのです。さらに、ドライヤーによって一度髪が傷むと、健康な髪には戻ることはできません。

摩擦を起こす乾かし方


ドライヤーをあてるときに早く乾かそうと髪をガシガシと動かしてしまうと、摩擦を起こし、キューティクルが剥がれてしまうんです。そして、強めに髪を動かしてしまうと毛穴や毛根に炎症を起こしてしまう可能性があるので、注意が必要ですよ。なおヘアカラーやパーマの効き目も弱まってしまいますので、気をつけてくださいね。

5.白髪改善が期待できるドライヤー


白髪改善になるドライヤー
白髪ができる原因は髪や頭皮へのダメージです。強いドライヤーの熱でダメージを受けた髪は、傷んで白髪ができやすくなってしまいます。しなやかな髪を保つためには、なるべく髪や頭皮に負担にならないことが大切なんです。

風量の多いドライヤー


ドライヤーは、髪をできるだけ早く乾かすのが最も重要なので、風量の多い消費電力1000~1200Wのドライヤーを選びましょう。風量が多いと、短い間で髪を乾かすことができちゃうんです。

マイナスイオン機能


髪質を整えるマイナスイオンの機能を持ったドライヤーもオススメです。髪の絡まりをなくし、ツヤを出す効果があるんです。特に時間をかけてドライヤーが必要な毛量の多い方や、髪の長い方は使ってみてくださいね。

6.まとめ


年齢を重ねるごとに増えていく白髪。でも、できるだけ増やしたくないですよね。
今回は正しいドライヤーの仕方で、健康的で綺麗な髪を保つドライヤーの方法をご紹介しました。毎日のケアにちょっとプラスするだけでOKなんです!
正しいドライヤーの使い方で、ツヤのある黒髪を目指しましょうね。






## 本記事の要約
この記事は、ドライヤーの使い方と白髪予防の関係について解説しています。
ドライヤーは、頭皮を乾燥させ、血行不良によるメラニン色素の生成抑制、白髪増加につながる可能性があります。
自然乾燥は、キューティクルが開いたままになり、メラニン色素へのダメージ、白髪増加、頭皮の雑菌繁殖、冷えによる代謝悪化など、様々な悪影響があるため、推奨されません。
ドライヤーを使う際は、タオルドライで水気をしっかりと拭き取ってから、風量の強いドライヤーを使用し、短時間で乾かすことが大切です。頭皮を直接熱風で乾かさないように注意し、冷風で仕上げることで、キューティクルを整え、ダメージを軽減できます。
ドライヤーを使う際の注意点として、
* タオルドライをしないでドライヤーをかける
* 高温設定のまま、頭皮や髪に近づけすぎる
* 摩擦を起こすような乾かし方
などが挙げられます。
白髪予防には、髪や頭皮へのダメージを抑えることが重要です。風量の多いドライヤーや、マイナスイオン機能付きドライヤーを使用することで、白髪改善が期待できます。
正しいドライヤーの使い方をマスターし、白髪増加のリスクを下げ、健康的な髪を保ちましょう。

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