20代で白髪を見つけても、まず「抜く」必要はありません。白髪を抜いても次の髪が黒くなるとは限らず、繰り返し同じ場所を抜くと毛包周辺への負担になります。数本なら切る・なじませる・部分カバーを使うなど、引っ張らない方法を選べます。
白髪を抜かない方がよい理由
白髪は毛包で作られる色素の変化によって白く見えます。毛を一本抜くことで色素を作る働きが回復するわけではありません。
「抜くと白髪が増える」という説明も正確ではありませんが、「増えないなら抜いてよい」とも考えません。毛抜きで皮膚を傷つけたり、繰り返し同じ場所へ刺激を加えたりするためです。
数本だけならどうする?
| 気になる場面 | 負担を減らす方法 |
|---|---|
| 1〜数本 | 根元近くを安全なハサミで短くする。見えにくい場所は無理に自分で切らない |
| 生え際・こめかみ | 一時着色料で部分的にカバーする |
| 分け目 | 分け目や髪型を変えてなじませる |
| 気にならない | そのままにする選択もある |
白髪を探すために毎日鏡で長時間確認する必要はありません。自分が気になる範囲と、ケアにかけたい時間を基準にします。
白髪が増えてきたときの選択肢
部分カバーでは追いつかなくなったら、カラートリートメント、ヘアマニキュア、酸化染毛剤、美容室でのカラーなどを比較できます。白髪を染めず、ハイライトやカットでなじませる方法もあります。
「20代だから白髪を完全に隠さなければならない」という決まりはありません。色を変えるか、そのままにするかは美容上の選択です。
着色製品を使うときの安全確認
酸化染毛剤は、使用するたびに48時間前から皮膚アレルギー試験(パッチテスト)が必要です。以前使えた商品でも省略しません。カラートリートメントや一時着色料も、製品ごとの使用方法・注意事項を確認します。[出典:厚生労働省・毛染めによる皮膚障害]
頭皮に傷・赤み・湿疹があるときは、見た目を優先して無理に染めないでください。
急な変化は白髪だけで判断しない
白髪が気になるだけで、病気を疑う必要はありません。一方、急な抜け毛、円形の脱毛、頭皮の強い炎症、体調変化などが同時にある場合は、年齢やストレスだけに原因を決めつけず医療機関へ相談してください。
AADも白髪には年齢や遺伝的要因などが関係すると説明しています。[参考:AAD・Gray hair causes]
よくある質問
白髪を切ると増えますか?
切ったことが原因で周囲の髪が白くなるとは考えられていません。安全に切れる位置だけにし、地肌を傷つけないよう注意します。
若白髪はストレスが原因ですか?
ストレスだけで一律に説明することはできません。家族の傾向や年齢など複数の要因があります。
白髪染めを始めたらずっと続ける必要がありますか?
必要ありません。部分カバー、カラートリートメント、染めない選択など、気になる範囲や生活に合わせて変更できます。