白髪ケアには時間がかかります。今すぐに目立つ白髪をなんとかしたい方は、最後に白髪染めトリートメント・白髪隠しの紹介もあります。
1.白髪予防にはお風呂でどんな白髪ケアをすればいいの
白髪は毛根でメラニンが正常に働かないことによりできます。毛根は頭皮にあるため、頭皮の環境を整えるのは大切です。さて、いい頭皮とはどういう状態でしょうか。頭皮は毛細血管から栄養を取り入れます。血流がよければ頭皮の隅々にまで血は巡り栄養は行き渡るでしょう。
さらに、加齢により何もしない頭皮は固くなりやすいため、頭皮マッサージや肩のストレッチでほぐしてみませんか。特に頭頂部は心臓から離れた末端にあるため、血流は悪くなりがちです。お風呂の頭皮マッサージで血行をよくしましょう。
2.白髪ケアにはお風呂でマッサージ
頭皮マッサージをすると地肌を刺激して血流がよくするのに効果的です。髪や爪は体の末端にあるため血液が届きにくいものです。ほどよい刺激を与えて頭の隅々にまで血流が回るようにしましょう。
また顔と頭皮は同じつながっている皮膚です。顔の皮膚にたるみや乾燥があるように、頭皮にもたるみや乾燥があります。お肌の手入れと同じように頭皮にもマッサージを行えばたるみや乾燥の改善につながります。さらに頭皮は髪にとってよい土壌へと変わり白髪対策にもなるでしょう。
■頭皮マッサージのやり方
マッサージするのは３カ所です。頭の前、橫、後。それぞれから頭頂に向かって軽く押していきます。
手のひらを少し開いて（パーの形）指先を軽く曲げる。
頭の前：おでこの生え際からつむじに向かって頭皮を押さえる。次に、少し上にずらしてまた押さえるを頭頂部まで繰り返す。
指は髪の下から差し込む。
頭の橫：耳の上からつむじに向かって押してずらしてを繰り返す。
頭の後：襟足・首の付け根からつむじに向かい押して上にずらしてを繰り返す。
頭頂部に向かって場所を変えながら押していく。
最後は指を頭頂部（百会のツボ）に乗せて10回ほど押さえる。
使うのは指の腹です。やさしくそっと押します。マッサージに慣れてきたら指を頭皮に置いてそのまま小さく円を描くようにしてもいいでしょう。くれぐれも頭皮を傷つけないようにやさしく行います。爪を立てるのはやめましょう。
■オイルマッサージ
オイルで頭皮をマッサージすると皮脂や汚れが浮きやすくなるため、シャンプー前におすすめです。
オイルを頭皮につけてやさしくなでるだけとやり方は簡単です。オイルは髪ではなく頭皮に塗っていきます。
オイルを小さじ1、2杯小皿に入れる。
左手の指で髪に分け目をつけながら、右手指の腹でオイルを頭皮につける。
オイルをのせたら頭皮を2,3回やさしくなでる。
場所をすこしずつずらして繰り返す。
生え際やサイドの下部分から始めると頭皮全体にまんべんなくオイルをつけられます。
オイルは顔に使っているものでもよい。
■ヘアブラシでマッサージ
ヘアブラシでのマッサージも効果的。指や手だとつい力を入れすぎてしまう方におすすめです。
お風呂に入る前にヘアブラシでマッサージする。
おでこの上、耳の上、襟足から上に向かってやさしくブラッシング。
頭頂部分はブラシを乗せたまま小さく小刻みに動かす。
サイドや襟足も下から頭頂部に向かってブラシをかけるとスッキリします。
強い力でのブラッシングは髪や頭皮を傷つけるためやさしく行う。
ブラシの毛先は頭皮を傷つけない柔らかいものがおすすめです。また、毛先が丸いと安心です。
■耳マッサージ
頭皮マッサージの前に耳をほぐします。耳のあたりには太い血管があるため、耳をほぐすと血の巡りがよくなります。
指で耳をやさしくつまみ動かす。
指の場所を変えながら耳をまんべんなく押さえてもむ。
力を入れすぎないように気をつけましょう。体がぽかぽかして気持ちよくなりますよ。
■首や肩のストレッチ
頭の血流をよくするためには肩や首のストレッチも効果的です。頭部への血流がスムーズになるように肩や首をほぐしましょう。
●頭を回ストレッチ
頭をぐるりとゆっくり回す。
反対側も同じように回す。
首や肩の筋肉が伸びて気持ちいい程度に。
早く回さないでゆっくり動かしましょう。
頭頂部で大きな円を描くイメージで。
左右各5回。
●頭を横にたおすストレッチ
湯船に座り背筋を伸ばす。
首を右に倒す、右手を頭に乗せて軽く右肩の方へ押す。
このときに反対の左肩は浮かないように、下へひっぱられるげる意識で行います。
5秒数える。反対も同様に。各5回繰り返す。
頭部、首、肩など痛くならない程度に行いましょう。
3.白髪予防にはお風呂でリラックス
ストレスは誰にでもありますが、常にストレスを感じていると頭皮への血流が悪くなります。十分な栄養が行き渡らなくなると白髪の原因になりかねません。湯船で体を温めると体温が上がり、頭部への血の巡りもよくなります。
睡眠時は髪の成長する時間でもあります。湯船につかり体を温めれば横になったときに眠りに入りやすく、睡眠の質は上がるでしょう。さらに、十分な睡眠を取ることで体温を上昇できれば血流もよくなります。
またスマホやパソコンを同じ姿勢で長く見続けると、頭への血流は滞りがちになります。頭頂部には毛細血管という細い血管が多いため、特に血流には気を配りたいものです。さらに髪や爪は体の中で心臓から一番遠いため、頭部への血流は意識してよくしたいですね。
4.まとめ
お風呂で頭皮ケアをしながら健康な髪を育てて白髪対策をしませんか。お風呂で行えば毎日の習慣となり継続できるかもしれません。自分でできる頭皮マッサージや首・肩のストレッチなど。お風呂でのケアで白髪対策と健康な頭皮を目指しましょう。続けてみれば頭皮や髪の変化に驚くかもしれません。
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