コロナ禍の新しい授業参観の形とは?

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コロナ禍になり、授業参観の様式は学校によりさまざまになりました。普段なら、保護者が一同に集まり子どもたちの授業風景を後ろから見るものですが、分散して行われたりオンラインになったりと各学校ごとで変化しています。
時代の変化とともに新しい形式を取り入れることはとても大切です。しかし授業参観は、ただ参観するだけでなく、子どもの学校での様子やお友だちとの関わりなどを見られる機会でもあります。
白髪染めトリートメント「Root Vanish」を通じ、豊かな髪と幸せな社会の実現を目指す綺和美では、コロナ禍の新しい授業参観についてアンケート調査を行いました。すると、今まで通りの授業参観を望んでいる保護者の方が多くいることがわかったのです。
この記事では、子どもたちの授業風景を画面越しに見るだけでは物足りないと感じている保護者の意見を、アンケート結果とともに見ていきたいと思います。

1.コロナ禍で授業参観の形は変わりつつある


コロナ禍の授業参観
コロナ禍で私たちの生活は大きく変化しました。厚生労働省が発表している「新しい生活様式」の実践例(参照:厚生労働省 「新しい生活様式」)でもあるように、密集・密接・密閉のいわゆる三つの密は教育現場でもかなり意識されています。
クラスの中の児童数を減らすことは難しいですが、少しでも机と机の間で距離を取ったり窓は開けたまま授業を行ったりと工夫できることはたくさんあるのです。しかし、保護者参加の学校行事では参加人数も多くなることから今までのようには行なえないのが現状です。
運動会などは全校生徒とその保護者が参加することからかなり大人数になります。かといって、クラス単位で集まる授業参観も教室の中が密集状態になってしまい、コロナ禍においては難しい課題の一つです。
そこで、当レポートが「コロナ禍で授業参観は変わったか?」というアンケート調査を行なったところ、なんと94%の人が「はい」と答えました。やはりコロナ禍では今まで通りの授業参観は難しいと判断した学校が多いのです。
コロナ禍で授業参観は変わりましたか?
 

2.学校により授業参観の様式はさまざま


学校により授業参観の様式はさまざま
つぎに、コロナ禍で授業参観がどのように変わったのかも答えてもらいました。すると、約半数の53.7%の人が「なくなった」と答えたのです。
学校側としては、やはり少しでも感染リスクがあることは避けたいという思いが強いのではないでしょうか。続いて、学年別や出席番号順別などの分散型が31.6%、オンライン参観が11.6%となっています。
分散型を取り入れたところでは、保護者からは「今までだと人数が多すぎて教室に入れないこともあったので分散型のほうがゆったりと子どもを見られる」「親同士の交流が面倒なこともあるので人数少ないほうが知り合いに会う確率も少なくなるので気分的にも楽になる」など好意的な意見も聴かれました。
オンライン参観は、まだ11.6%と少なめですがコロナ禍でリモートの普及率が上がってきたので取り入れる学校も多かったようです。しかし、2019年のインターネット利用率(個人)は89.8%となっており、パソコンでのインターネットを使用する人の割合はまだ50.4%です。(参照:総務省 インターネットの利用状況
授業参観を自宅でゆっくり見るにはスマホではなくパソコンやタブレットのような大きな画面でみたいという人も多いのではないでしょうか。このあたりが、オンライン授業を進めていく課題の一つでもあります。
はいと答えた人はどのように変わりましたか?
 

3.多くの人が今まで通りの授業参観に戻って欲しいと思っているわけ


多くの人が今まで通りの授業参観に戻って欲しいと思っている
さらに、「これからの授業参観はどうあるべきか?」というアンケート調査も行ないました。すると、約半数の人が「今まで通りの授業参観に戻って欲しい」と回答されたのです。
その主な理由はつぎの通りです。

・ちゃんと教室に入って自分の目で参観したい
・授業参観は自分の子だけでなく、友達の子の様子も見たいから
・授業の様子を子供の近くで見たいから
・オンラインは全然感じ方も違うので子供の成長をその場でみたい
・活気ある教室の授業参観が見たい


このような意見が多く見られました。親としては、クラスの雰囲気を間近で感じることも授業参観の一つだと感じているのではないでしょうか。
子どもたちが、後ろに保護者が立っていてソワソワしている様子も可愛く思えます。すべてをオンライン形式にしてしまうと、肌で感じる事が少なくなってしまうのでそれは少し寂しいと思う保護者が大勢いるということです。
自分が子どもだった時を思い出してみると、親が後ろに立っているあの緊張感は良い思い出になっている人もいるのではないでしょうか。

4.まとめ


コロナ禍においてさまざまな場面で制限されることが多くなり、ストレスに感じることも多くあります。子どもたちも学校で今までのように伸び伸びと生活できないことがあるかもしれません。
そのような場合には、やはり少しでも近くでふれ合うことが大切になってきます。コロナ禍が落ち着いたときには、思いっきり楽しい生活を送れるように日頃からストレスのない生活を心がけてみてはいかがでしょうか。
ストレスは、白髪の原因にもなります。ですので、白髪が気になり始めたらぜひ綺和美の白髪染めトリートメント「Root Vanish」でケアしておくことをおすすめします。
・アンケート概要
インターネットのクラウドソーシングサイト『クラウドワークス 』において、100名にアンケートを実施。男女比 は男性29名、女性71名。年齢層は20代-50代以上を対象に2021/06/03実施。






【本記事の要約】
本記事「コロナ禍になり、授業参観の様式は学校によりさまざまになりました」では、コロナ禍で授業参観の形式が大きく変化したことについて触れています。アンケート調査によると、授業参観をオンラインや分散型で行う学校が増えましたが、多くの保護者は従来通りの形に戻すことを望んでいることが分かりました。オンライン授業参観の普及率はまだ少なく、リアルな参観で子どもたちの成長を直接感じたいという親の声が多く、クラス全体の雰囲気や子どもの様子を目の前で感じることが重要だとされています。また、コロナ禍のストレスが子どもの生活にも影響を与え、授業参観という機会が親にとっても大切な場であることが強調されました。

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