シャンプーを選ぶ画面に、「スカルプ」「薬用」「保湿」の文字が並ぶ。どれも頭皮によさそうで、結局どこを比べればいいのか迷うことがあります。まずは「医薬部外品」の表示があるか、次にその製品の効能・効果と使い方を確認しましょう。薬用かどうかは、値段や洗浄力の強さを一列に並べるための表示ではありません。
「スカルプ」という名前だけでは、区分は決まらない
スカルプは頭皮を指す言葉で、商品名に入っているだけでは医薬部外品かどうかを判断できません。花王の表示に関するFAQでは、薬用化粧品には有効成分が配合され、パッケージに「医薬部外品」と表示されると説明されています。商品名に「薬用」が付かない医薬部外品もあります。
一方、化粧品にも、髪や頭皮を洗って清潔にし、健やかに保つためのシャンプーがあります。ここで大切なのは、薬用を選べばすべての頭皮悩みに対応できるわけでも、化粧品なら日常の洗髪に足りないわけでもないということです。
ネットで比較するときは、商品名の大きな文字だけでなく、パッケージの表示と公式説明へ進みます。販売サイトの検索用キーワードを、そのまま製品区分と受け取らないようにしましょう。
有効成分の名前と、その製品に認められた効能を一緒に見る
薬用シャンプーは、個別の品目ごとに承認を受ける医薬部外品です。厚生労働省の通知でも、有効成分の種類や配合量、用法などが承認審査の対象とされています。つまり、気になる成分名が一つ見つかっただけで、別の製品と同じ働きや使い方だとは言えません。
比較するなら「有効成分は何か」に加えて、「この製品には、どんな効能・効果が書かれているか」を一組で読みます。フケ・かゆみを防ぐ目的の表示を、すでに起きている皮膚疾患の治療や発毛の約束へ読み替えないことも大切です。
また、有効成分があることと、自分が刺激を感じないことは別です。使ったときに赤みや刺激などが出る場合は、薬用という言葉を理由に我慢して使い続けないでください。
今欲しいのは、洗浄・使い心地・特定の効能のどれ?
冬に向けて洗髪を見直すときも、最初から強い商品へ替えようとしなくてかまいません。「普段の汚れを落としたい」「洗った後の感じを変えたい」「表示された特定の効能を目的に選びたい」と、期待することを一つ決めてみます。
- 日常の洗浄を選ぶなら、使用方法と洗い上がりの好みも確認する。
- 薬用の効能を目的にするなら、医薬部外品の表示と具体的な効能を読む。
- 治らないかゆみや赤みなどがあるなら、買い替えを重ねる前に皮膚科へ相談する。
使う頻度や置く時間も商品ごとに異なります。「薬用だから長く置く」「泡が強いほど効く」と独自の使い方を足さず、表示どおりに使えるものを選びましょう。
KIWABIのスカルプ マッサージ シャンプーを検討するときも、頭皮と髪を洗う日常のお手入れとして、使用方法や注意事項を確かめてください。ここで紹介した薬用シャンプーの承認効能を、KIWABI商品へ当てはめるものではありません。
表示を全部覚える必要はありません。「医薬部外品か」「何を目的とするか」「どう使うか」。この三つが読めると、強そうな言葉より、自分に合う選び方へ近づけます。
用途全体の違いは、育毛剤・発毛剤・スカルプシャンプーの違いも参考になります。