白髪染め用トリートメントの選び方とは?髪の毛先までしっかりケア

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気がつくとキラキラと、すぐに目立ってしまう白髪。白髪の量が増えるほど頻繁に染めなくてはならず、毎月美容室に通い白髪染めをするのも時間もお金もかかってしまいなかなか大変ですよね。
そんなお悩みの方に人気のあるアイテムが、白髪染めトリートメントです。自分の都合で手軽に白髪をケアできてしまうので、愛用されている方も多くいらっしゃいます。
この白髪染めトリートメントは人気のアイテムなので、様々なメーカーさんから発売されているため、どの商品を選んだらいいのか迷われてしまう方も多いのです。
そこで今回は白髪染めトリートメントについてから、白髪染めトリートメントの選び方まで詳しくご紹介させていただきます。

白髪染めトリートメントとは?



そもそも白髪染めトリートメントとは、一体どのようなアイテムなのでしょうか。通常の白髪染めはファッションカラーの仕組みとほとんど同じとなります。
1液と2液の薬剤を混ぜ合わせて科学反応を起こし、その反応を利用して脱色と染色を行うようになっています。アルカリ剤と過酸化水素の力によって、髪の毛の表面を覆い守っているキューティクルを開かせて、髪の毛の内部を脱色して染料を入れ込み発色させていくのです。
白髪染めの場合はこの脱色の力が弱く、染料の割合が多くなるので白髪にしっかりと色が入り染まりやすくなっているのです。
このような通常のヘアカラーとは違う仕組みの白髪染めの一つが、白髪染めトリートメントとなります。白髪染めトリートメントはヘアカラーのように髪の毛の内部には浸透していきません。
髪の毛の表面をフィルムで覆うようなイメージで着色していくので、今の髪色よりも明るくしたり、暗いベースの髪の毛だと発色しにくい特徴もあります。髪の毛の内部に作用しないため、髪の毛への負担が少ないメリットの大きい白髪染めとなります。
デメリットでいうとトリートメントに染料が配合されており、髪の毛の表面に着色するため、一度の使用では薄染まりとなってしまう点です。連続で数回使用して色味の濃さを調節する必要があり、色が定着したあとは定期的に使用してあげると、白髪が目立たないキレイな状態が維持しやすくなります。
トリートメントと同じように使用するだけで、自宅で自分でも簡単に白髪がケアできてしまうのでデメリットを含めても、使い勝手のいいアイテムとなります。
 

白髪染めシャンプーとは違う?



同じような仕組みのアイテムでいうと、白髪染めシャンプーがありますが、白髪染めトリートメントとはどう違うのか気になりますよね。その違いはシャンプーとトリートメントの違いもありますが、一番は染まり上がりの色の濃さです。
白髪染めシャンプーの染まり上がりは、白髪染めトリートメントよりも薄く色を定着させるためには、より回数を重ねる必要があります。その点白髪染めトリートメントの方が発色がよく、白髪のカバー力もアップします。
もう一つの違いは白髪染めトリートメントは、乾いた状態の髪の毛にも使え、そのまま塗布して時間を置くと白髪を染められるのです。白髪染めシャンプーは濡れている髪の毛に対してしか使えないので、そこは大きな違いとなります。
一番オススメなのが、白髪染めシャンプーと白髪染めトリートメントの併用です。どちらのアイテムも自分で使用して染めていくため、どうしてもムラができてしまう可能性があります。
白髪染めシャンプーと白髪染めトリートメントどちらも併用すると、お互いを補い合ってムラが少なくなるのです。さらに白髪へ入る染料が単品使いよりも濃くなるので染まり上がりにも違いが出てきます。

特にオススメしたい方



白髪染めトリートメントは、白髪が気になる方に是非オススメの白髪染めの方法なのですが、特にオススメしたい方は以下のようになります。
・アトピーなどのお肌が敏感な方
・通常の白髪染めがピリピリ染みたり、かゆみなどの違和感を感じる方
・地毛に合わせた色味に白髪を染めたい方
・すぐに白髪が目立ってきてしまう方
・白髪を染めたいけど傷ませたくない方
白髪染めトリートメントはベースはトリートメントなので、アトピーや敏感肌で通常の白髪染めでは染みてしまったり、かゆみが出てしまいヘアカラーの白髪染めが使えない方にも使いやすい白髪染めです。
髪の毛へのダメージだけではなく、頭皮への負担も少なく低刺激なので、お肌が弱いけど白髪はしっかりと染めていきたいと言う方にオススメとなります。
白髪染めトリートメントは明るさは調節できないので、地毛に合わせた白髪染めをしたい方にはダメージが少なく済むのでヘアカラーではなくトリートメントで白髪ケアも有効です。
白髪染めをしてすぐに根本が気になってしまう方にもオススメで、白髪染めトリートメントを定期的に行っていると常に白髪に色が入るため、根本の白髪が目立ちにくくカバーしてくれるのです。
髪の毛をほとんど傷ませずに、自宅で手軽に白髪を染められるので、条件が合うという方は是非取り入れてみていただきたいアイテムとなります。
参照:毛染めによる皮膚障害について|公益社団法人日本皮膚科学会

白髪染めトリートメントの選び方



白髪染めトリートメントといっても、実際に売り場に足を運んでみるとお分かりいただけると思いますが、本当にたくさんの種類があります。その中から自分にどれが合ったものなのか選ぶのは、なかなか至難の業となっているのです。
しかし、その種類によって特徴効果などがそれぞれ違ってしまっているので、間違ったものを選んでしまうと思ったような効果が得られない可能性もあるのです。
そんなことにならないためにも、白髪染めトリートメントの選び方についてご紹介させていただきます。

トリートメント効果


白髪染めトリートメントは白髪染めだけではなく、髪の毛に栄養や潤いを与えてくれます。トリートメント効果の高い有効成分が、配合されているものを選ぶようにしてみてください。
頭皮や髪の毛に潤いを与える植物成分などが配合されていると、トリートメント効果が高いのでオススメです。効果が高いほど、髪の毛の毛先など乾燥やダメージが出やすい部分までしっかりとカバーしてくれるのです。

無添加であるかどうか


オーガニックには正確な基準は設けられていません。しかし添加物が配合されていない方が刺激やダメージが少ないのも事実で、白髪染めトリートメントに関しての無添加で特に配合されていないのが好ましいものは以下のようになります。
・合成香料
・パラベン
・ジアミン
・過酸化水素
・紫外線吸収剤
・シリコーン
・ニトロベンゼン
・鉱物油
・ラウレス硫酸
・パレス硫酸
・界面活性剤
このような添加物が配合されていないと、頭皮や髪の毛への負担を軽減させてくれるのです。全部は難しいかもしれませんが、この中のものができるだけ入っていない白髪染めトリートメントを選んでみてください。

色味や色落ち


白髪染めトリートメントは、今の髪の毛の明るさを明るくできないため、基本的に今の地毛の明るさに合わせるカラーで染めていきます。そのため自分に合った色味がある種類を選ぶ必要があります。
「ブラック」「ダークブラウン」「ライトブラウン」の3種類ほどあるとどなたでも色を合わせやすい種類となるはずです。色味に迷ったときには、地毛よりも気持ち暗めの色味を選んで置くと白髪が浮かず馴染みやすくなります。
せっかく白髪に色が入っても、色持ちがあまりに悪いと勿体ないですよね。お試ししない限り色持ちはわかりませんが、事前に口コミなどから退色に関する情報もチェックしておくと参考になるのでオススメです。
▼関連記事はこちら
白髪染めトリートメントは髪の色をどう選べば良い?自分らしいヘアスタイルを見つけるポイント 

価格帯


白髪染めトリートメントは、通常のヘアカラーでの白髪染めよりも色もちがよくないので、定期的に使用する必要があります。そのため無理をした価格帯ですと、継続が難しくなってしまったり、量を少なく使用してしまい白髪の染まりも悪くなってしまう傾向にあります。
そうならないためにも、定期的に使用しても続けられる位の価格帯の白髪染めトリートメントを選んでください。中には定期便などの利用で割引してくれるメーカーもあるので、気になったアイテムのホームページをチェックしてみてください。

キレイに仕上がる使い方



白髪染めトリートメントを使って、キレイに仕上げるためのポイントについてもご紹介させていただきます。

事前準備


白髪染めトリートメントを使う前に行うポイントもみていきます。
・クッションブラシなどでとかして、地肌や髪の毛の汚れやホコリを浮かせて置く。
ブラシでとかすと髪の毛の絡まりをほどき、頭皮や髪の毛にくっついている汚れを浮かせてシャンプーで落としやすくしてくれます。そうするとシャンプーの泡立ちも良くなり、白髪染めトリートメントの染まりもよくなります。
・白髪染めトリートメントの前のシャンプーで、モコモコに泡立ててキレイな状態にしておく。
頭皮や髪の毛に皮脂や油分が残ってしまっているとシャンプーの泡立ちが悪く、そのまま白髪染めトリートメントを使うと着色の邪魔をしてしまい、白髪への染まりが薄くなってしまうのです。
白髪染めトリートメントを使う前には、しっかりと泡立ててシャンプーをして皮脂や汚れを除去してから行うようにしてください。

使い方


1.シャンプーをして頭皮や髪の毛をキレイな状態にする。
2.髪の毛を絞り、水分をきっておく。
3.白髪染めトリートメントを適量出して、手のひらで温めて馴染ませておく。
4.髪の毛全体に塗布していく。
5.コームなどを使って髪の毛を1本1本コーティングさせていくように馴染ませる。
6.特に白髪が気になる生え際や分け目の部分に、更に追加でトリートメントを多めに塗布していく。
7.10〜15分を目安に決められた時間を放置しておく。このときに汚れてもいいタオルでタオルターバンしたり、シャワーキャップをして蒸らしておくと色がキレイに着色する。
8.時間が経ったら、シャワーで水に色がつかなくなるまで、しっかりと流していく。地肌など髪の毛が密になっている部分に残りやすいので、注意してすすいでいく。

白髪染め後に気をつけること


白髪染めトリートメントで白髪を染めた後に、気をつけるポイントもみていきます。
・浴室の色移りに注意。
白髪染めトリートメントを使用した後は、浴室の壁や床にトリートメントが残っていないかチェックしてください。残ったまま時間が経ってしまうとそのまま着色してしまうので、染めた後には一度流してください。
▼関連記事はこちら
白髪染めシャンプー&トリートメントと白髪染めって併用して良いの?白髪対策まとめ 

まとめ



白髪染めトリートメントは、頭皮にも髪の毛にも負担のかからずにキレイを保てるアイテムです。白髪も染まり髪の毛の補修までもできてしまうので、条件に合う方にはとてもオススメの白髪染めの方法となります。
白髪染めトリートメントの選び方もご紹介させていただきましたが、その中でも特にオススメしたいのが、綺和美の白髪染めカラートリートメントです。綺和美の白髪染めトリートメントは髪の毛と頭皮に優しく、時間をかけてしっかりと白髪に色が定着していく処方となっています。
トリートメント効果も高いので、白髪染めというだけではなく、美しい髪の毛も維持しやすいのも嬉しいポイントとなります。白髪染めと美しい髪の毛のケアは両立できるので、是非一度お試しください。






【本記事の要約】
白髪染めトリートメントは、自宅で簡単に白髪をケアできるアイテムで、多くの人々に利用されています。通常の白髪染めとは異なり、髪の毛の表面にフィルム状に色を付けるため、内部に浸透することはなく、髪への負担が少ない点が特徴です。ただし、一度の使用では薄くしか染まらず、数回の使用が必要で、定期的なケアが大切です。また、白髪染めトリートメントと白髪染めシャンプーでは、色の発色具合や使い方に違いがあり、併用することでムラを防ぐことができます。特に敏感肌の方や髪のダメージを避けたい方に適しており、地毛の色に合わせて染められるため、髪に優しく白髪を目立たなくさせることが可能です。選ぶ際は、トリートメント効果の高い成分が含まれ、無添加のものを選ぶことが推奨されます。また、使い方にもコツがあり、事前の準備をしっかり行うことで、より良い仕上がりが期待できます。

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