帽子の内側、いつ手入れする?生え際に触れる汗止めを気持ちよく保つ

秋の散歩から帰って帽子を脱ぐと、外側はさらりとしていても、内側には汗の湿り気が残っていることがあります。お気に入りをまた気持ちよくかぶるために、生え際に触れる部分にもひと手間を。大がかりな「除菌」から始めず、表示を見て、洗い方と乾かす場所を決めるところから始めましょう。

脱いだ帽子を、一度だけ裏返す

帰宅したら、帽子の内側を明るい場所で見ます。額に当たる帯状の部分は、一般に汗止めやスベリと呼ばれます。湿り気があるか、白い跡やファンデーション、整髪料が付いていないか。外側がきれいでも、肌に接していた部分を一度見る習慣にすると、手入れのタイミングを見つけやすくなります。

米国皮膚科学会は、ヘアケア製品に関連するニキビへの対処として、製品が付着する帽子やヘアバンドなどの洗浄も挙げています。ただし、帽子を洗えば頭皮の症状が治るという意味ではありません。かゆみや痛みが続くときは、洗濯の問題と決めつけず皮膚科へ相談しましょう。

素材名より先に、洗濯表示を読む

同じ綿の帽子でも、つばの芯や装飾などによって手入れの方法は異なります。まず洗濯表示とメーカーの案内を確認しましょう。消費者庁の洗濯表示の解説では、洗濯桶の記号、手洗いの記号、家庭での洗濯ができない記号などを確認できます。

数字は「その温度にする」という指定ではなく、液温の上限です。洗剤の種類、漂白の可否、乾燥の方法まで見てから始めます。内側のタグを読むためにひっくり返したついでに、スマートフォンで一枚撮っておくと、次回も探しやすくなります。

表示が消えている帽子や、古いフェルト帽、革の飾りが付いたものは、自己流で丸洗いする前にメーカーやクリーニング店へ。手元の帽子を傷めず使い続けるための相談です。

洗える帽子と、洗えない帽子を分ける

家庭で洗える帽子は、帽子と洗剤の表示に従って洗います。汗止めだけ汚れが気になっても、硬いブラシで強くこすらず、生地や縫い目を傷めない方法を選びましょう。花王の帽子の洗い方では、形を支えながら洗ってすすぎ、風通しのよい場所で陰干しする方法が紹介されています。自分の帽子の表示に合う場合の参考にしてください。

水洗いできないものは、すべて同じ拭き方でよいわけではありません。メーカーが認める部分拭きなどを確認し、色落ちや素材の変化にも注意します。香りの強いスプレーでにおいを覆う前に、使える製品かを確かめましょう。帽子用の製品を頭皮に直接使うことも避けます。

取り外せるライナーを使っているなら、本体とは別に手入れできることがあります。ニューエラの案内にも洗濯できるキャップライナーが紹介されていますが、対応する製品の説明を確認してください。

乾く場所まで決めて、次の外出へ

帽子を洗う前に、乾かす場所も決めておきましょう。洗濯表示に沿って形を整え、乾き切る前に重ねたり、収納箱へしまったりしないようにします。ドライヤーの熱で急いで仕上げるのではなく、次に使う時間から逆算して余裕を取ると安心です。

手入れの頻度を「毎日」「一週間に一度」と全員共通にする必要はありません。汗をかいた日、整髪料が内側に付いた日、長く着用した日など、使い方と状態を目安にします。洗い替えがなければ、帽子を休ませる日の予定を考えるのも一つです。

外出前は、内側が乾いているか、縫い目や縁が同じ場所を強く押していないかを確認。帽子を脱いだ後、頭皮を強く洗って埋め合わせるのではなく、接する物と肌の双方を無理なく整えましょう。

帽子を休ませる場所が一つ決まると、玄関での片づけも少し変わります。次にかぶるときの心地よさを思い浮かべながら、今日は内側を確認するだけでも、お気に入りを長く楽しむ準備になります。

アイキャッチはAI生成の説明用イメージです。実際の商品・使用結果・診断例を示すものではありません。

文・構成:KIWABIヘアケア編集部

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