
断水で髪を洗えない日は、いつもの手順を全部そろえなくても構いません。使える水と道具を確かめて、その場でできる頭皮ケアを選びましょう。防災用品を見直す日に、普段のお手入れ道具から小さな備えを考えておくと役立ちます。
最初に、すすぎまでできるか確認
水が少し出ることと、洗髪を終えられることは別です。シャンプーをつける前に、髪を濡らし、泡を落とすところまで水を使えるか考えます。避難先では、給水や排水についての現地の案内に従ってください。
目安にしたいのは、水の量だけでなく、無理なくすすげる温度や場所もあるかどうか。資生堂の非常時の髪のケア資料では、水が冷たく十分にすすげない場合には、頭皮を拭く方法を勧めています。すすぎを確保できないときは、洗い流すシャンプーを使う前に、拭くお手入れへ切り替えましょう。
洗えない日はタオルを使う
清潔なタオルがあれば、専用の製品がなくても取り組めます。花王の断水時の髪・頭皮の衛生情報では、少量の水で湿らせたタオルを使い、水がなければ乾いたタオルで拭く方法を紹介しています。
- 髪を少しずつ分け、力を入れずに拭ける範囲を出します。
- 湿らせたタオルが使える場合は、分け目の地肌をやさしく拭きます。乾いたタオルの場合は、髪についた脂分や汚れを拭き取ります。
- 長い髪はタオルで挟み、軽く押さえるようにします。髪同士を強くこすり合わせないようにしましょう。
毛先が丸いブラシで髪を整えてから拭く方法もありますが、ブラシは必須ではありません。痛みや傷がある場所をこすったり、べたつきを一度でなくそうとして繰り返し拭いたりしないでください。
少ない水で洗う日の考え方
すすぎの水を確保できる日は、少量の水で泡立てて洗い、濡れタオルで泡を拭いてからすすぐ方法が、資生堂の資料にあります。タオルで泡を取っただけで終わらず、地肌に泡が残らないように流すところまでが一組です。髪の長さや量が違うため、「この量の水で必ず洗える」と一律には決めません。
水のいらないシャンプーを備えるなら、拭き取りが必要か、使用する場所や量はどうかを、平常時に確認しておきましょう。すべて同じ使い方ではありません。非常時に初めて開けるより、普段使える日に試して、説明書と一緒に準備する方が手順を思い出しやすくなります。
普段の道具で備えておく
- 柔らかいタオルと、使った物を分けて入れる袋
- 普段使うブラシや、髪を緩くまとめるヘアゴム
- 必要なら、使い方を確認した水のいらないシャンプー
これらを取り出しやすい場所へまとめ、家族で共有する物と自分用の物を決めておきます。道具を増やすより、手元に何があるかを知るだけでも準備になります。強いかゆみや痛み、湿疹などがある場合は、ケア用品を重ねる前に医療者へ相談しましょう。
水が十分に使えるようになったら、製品の案内に沿った洗髪へ。KIWABIスカルプ マッサージ シャンプーも、予洗いをして使い、最後に十分すすぐ製品です。今できる範囲で身支度を整え、ひと息つける時間を大切にしてください。
製品を備える前に、ドライシャンプーと通常の洗髪の違いも確かめられます。
掲載画像はAI生成による編集用イメージです。実在の人物・製品・施術や、使用結果を示すものではありません。