気になるから染める、その繰り返しで高頻度でカラーをしてしまい髪への負担が気になってきます。ファッションカラーの時よりも白髪染めは暗めだから傷まないと思ったらなんだか染めた後に『キシむ気がする』『切れ毛が増えた』『髪がスカスカで絡まる』『乾燥がひどい』なんて思うことはないでしょうか。
白髪染めだからと決してあなどってはいけません、実際問題、白髪染めは髪にとてもダメージを与えてしまいます。白髪染めの特徴と対処法をご紹介していくので是非ご覧ください。
白髪染めとファッションカラーの違い

まずは白髪染めとファッションカラーの構造の違いから見てみます。
ファッションカラーの構造と特徴
ファッションカラーで使用される薬剤は酸化染毛剤といい、アルカリの力でキューティクルを開きジアミンや過酸化水素の作用で髪の毛の内部のメラニン色素を脱色し明るくしてから色味を入れていく仕組みになっています。
脱色といってもブリーチほどの脱色力はないのでダメージも少しマイルドです。
また、選んだカラー剤の明るさによってもダメージ具合が変わります。ファッションカラーではメーカーにもよりますが基本的に3〜14トーンの中から自分の好みのカラーに仕上がるように美容師さんが薬剤を適切に選定していきます。
この数字が明るければ明るいほど脱色力は強くなり髪への負担も増していくのです。ブリーチ剤を使うと14トーン以上の明るさが出せるので透明感やカラーの再現度が広がる一方、髪へのダメージが大きいので注意が必要です。
白髪染めの構造と特徴
実は成分や仕組みに関して白髪染めとファッションカラーはほぼ同じ構造でできていて、成分の配合量の違いで特徴が異なってきます。
白髪染めはアルカリ濃度が高く、ジアミンが多く配合されているので染色する力が強い仕組みになっているのです。この染色する力があるからこそ、真っ白な白髪を黒や茶色にしっかりと染めることができるようになっています。
そのため、色味が定着しやすくファッションカラーよりも色持ちが良いのが特徴です。
どちらが痛む?
結論として、白髪染めとファッションカラーはどちらもダメージは同等と考えられます。ただしカラーの明るさを出す場合、脱色力の強くなるファッションカラーの方が痛みやすいです。
白髪染めは色味を入れ込み持たせるのが得意ですが、一度入れた色味を変えるのが難しくなります。ファッションカラーのように気軽にカラーチェンジしにくいのが難点となり暗くしすぎると抜けてくるまで明るくならないので選ぶ際は注意が必要です。
ダメージは変わらないので、ご自身の白髪の割合やしたい髪色の選び方でどちらで染めるか検討してみてください。
2.ダメージを抑える方法

カラーはしたいけれどもダメージは出来る限り与えたくない、そんな時はこちらの方法も実践してみてください。
なるべくリタッチにする
毎回フルカラーで毛先までカラーしていると頻度が多くなるほど痛みが激しくなります。
そして白髪染めを毎回毛先まで塗布してしまうと毛先の方からカラーが蓄積され、暗く色味が沈んでしまって根元と毛先で明るさが違ってしまうのです。
そうならないためにもなるべくリタッチで伸びた根元のみをカラーして、毛先の退色や明るさが気になった段階でフルカラーをすることをオススメしております。
ヘナやヘアマニキュアに変えてみる
ヘナは植物から作られている染料なのでダメージがゼロに近くなります。
選べる色味が少ない事、染色力は弱いので薄染まりになりやすく回数を重ねて濃くしていくなど工夫も必要なのでアルカリカラーよりも勝手は悪いですが、どうしても傷ませたくない方にはオススメです。
ヘアマニキュアは髪をセロファンなどでコーティングするイメージで内部を脱色したりはしないのでこちらもダメージを軽減出来ます。
ヘアマニキュアをした後、シャンプーや生活の中でコーティングした膜が少しづつ剥がれてきて手触りがザラつくような感じがすることもあり気になる方もいらっしゃるかもしれません。
ベースの色味が暗いと発色しづらいので茶や黒など地毛に近い色を選ぶのがオススメで、逆に白髪の割合が多い方ですと高発色なカラーからナチュラルな色味まで幅広く選べます。
どちらもメリット・デメリットがあるので比べてみていただき、ピッタリと合う方を見つけてみてください。
もしもヘナを施術する場合は植物にアレルギー反応がでないか、パッチテストでチェックしてみると安心です。
カットをする
髪の毛は1ヶ月で約1センチ〜1.5センチ伸びるとされていて、そのまま伸ばしっぱなしにしてしまうと毛先から痛みが目立ってきてしまいます。
白髪染めを繰り返していきダメージが蓄積されると毛先の切れ毛や枝毛が増えてしまい白いプツプツみたいな物が出来てしまい手触りも見た目も悪くなってしまうのです。
こまめにカットで整えてあげることでカラーをしながらもキレイな髪を維持しやすくなり、まとまりも良くなるのでお手入れも楽になるので是非、定期的にメンテナンスしてみてください。
トリートメントの活用
少しでもダメージを抑えるのにはトリートメントの力は欠かせません。カラーなどの施術でダメージを受けた髪の内部に栄養素を入れコーティングをしてあげることでカラーの色持ちも良くなり、パサつきや乾燥などを防いでくれるので痛みをかなり軽減してあげられます。
美容室やホームケアで綺和美の白髪染めシャンプーと白髪染めトリートメントを併用するなどでしっかりと栄養素を補給するととても効果的です。綺和美の白髪染めトリートメントをぜひお使いくださいね。
3.まとめ
せっかくキレイに白髪を染めたり、お気に入りの色味に染めたのに痛みがひどくなってはとても勿体ないです。
白髪染めにしてもファッションカラーにしても、ケアの仕方や染め方などで痛みは防ぐことができます。ご自身にあった方法を見つけカラーとも上手に付き合っていけるよう参考にして頂けましたら幸いです。関連
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【本記事の要約】 白髪染めは年々頻繁に必要になり、髪へのダメージが気になることがあります。白髪染めはファッションカラーよりもダメージが大きく、暗い色でもキシみや切れ毛、乾燥が増えることがあります。ファッションカラーと白髪染めの違いは、白髪染めがより強い薬剤を使用しており、髪の内部に浸透して色を定着させるため、ダメージが蓄積しやすいことです。 白髪染めのダメージを抑える方法としては、頻繁に染めるのを避けることや、ダメージを軽減するための専用のシャンプーやトリートメントを使用することが効果的です。髪の健康を守るためには、染める際のケアと日々のヘアケアが重要です。また、カラーの選び方にも工夫をすることで、髪への負担を軽減することができます。 |