しかしかっこいいグレイヘアを目指したつもりが、ただの白髪っぽさがぬけず「全然お洒落じゃない！」「家族から不評！」「老け込んだようにみえる！」なんてことを体験したかたも多いのではないでしょうか？実はグレイヘア、染めてつくるという方法は一般的です。詳細は下記にもございます。
では、白髪とグレイヘアはなにが違うのでしょうか。白髪について詳しくみていきましょう。
「グレイヘアには憧れるけれど、汚くなっちゃったら嫌だし」と思っている方に向けて、汚くならないためのグレイヘアについてお届けします。
1.白髪とグレイヘア
・白髪のメカニズム
まずは白髪はなぜはえてくるのでしょうか、その仕組みを解説していきます。髪の毛の毛根には髪の毛を生成する上でとても大切な役割を担っている毛母細胞という細胞が存在していて、そのなかにメラノサイトというメラニンを生成する細胞があります。
髪の毛が成長する過程でこのメラノサイトからメラニン色素を取り込んで私達の髪の毛は黒く色づいているのです。
しかし何らかの異常でこのメラノサイトの働きが弱まったり乱れたりするとメラニン色素が生成されず髪の毛に色がつかず白髪となってしまうのです。これが白髪の仕組みです。白髪には科学的な説明がいまだ存在しておらず、私たちは経験則で「年を取ると白髪になる」と知っているだけなのです。
原因としてはいくつかの説があり、
１．ストレス
２．加齢
３．遺伝
４．栄養不足
などと言われています。
加齢や遺伝は防ぐことが難しく、ストレスや栄養不足など生活環境を整えてあげることで防げる場合もあります。規則正しい生活が美髪の基本であることは間違いありません。いま、夜更かししたり、電気をつけて寝たり、朝はいつまでもお布団の中でもぞもぞしていたりしませんか？もちろんストレスがあるでしょうからたまにはルーズになるのも大切です。しかし、基本は規則正しくきちんと暮らすことで、見た目も内側も整うのは事実ではないでしょうか。
白髪とグレイヘア見え方の差とは？
グレイヘアとはどのようなヘアスタイルでしょうか？
白髪が老けて見える原因は
・白髪がゴワつきパサつきがちな髪質だから
白髪は通常の髪の毛よりも太くしっかりしていてうねりやゴワつき、パサつきがでやすい特徴があります。グレイヘアで自然だからといってそのままの状態でいるとパサついて老けた印象になってしまいます。
アイロンやブローでうねりを直し、トリートメントやスタイリング剤などで潤いをあたえてツヤをだしてあげるようにしてください。
定期的にトリートメントなどで内部補修や保湿のケアをしてあげることも重要です。それだけでまとまりのあるツヤが生まれます。
・全体が真っ白になってなくまだらで清潔感に欠ける印象になってしまう
髪の毛全体が真っ白になるととてもお洒落でキレイで憧れます。しかし全体が真っ白になる人はそこまで多くはなく、なったらラッキーという位です。
白髪の本数がまだ少ないうちにグレイヘアにするとただお手入れしていない人に見えてしますので目安で８割位の本数がはえた段階でグレイヘアを目指すことをオススメします。
・黄ばみが強いまま放置している
白髪単体は真っ白ではなく少し黄ばんでいることが多いです。カラーをしないからと言ってそのままではどうしてもキレイとは言えません。カラーまではする必要がなく、お風呂の際に紫シャンプーなどを使ってあげてください。
紫は黄色の反対色で黄ばみを抑えてくれる効果があるので定期的に紫シャンプーを使用することできれいなグレイヘアが保てます。
・きちんとセットされていない
一番ありがちなのがこのセットを全くしないということです。「グレイヘアで自然だから…」「ナチュラルになにもしません…」といったように考える方が多く、そのためなにか違うとなあり失敗してしまう確率も高くなってしまうのです。
お手本となるキレイでお洒落なグレイヘアのマダムのスタイルを良くご覧になってみてください。自然にみえるけれどもしっかりとお手入れされてセットされているはずです。
自分でセットがしやすいように美容室で定期的にカットしたりスッキリショートスタイルなどはグレイヘアと相性も抜群です。間違っても伸ばしっぱなしのまま放置はしません。
ロングでグレイヘアは清潔感をだすのが難しくスッキリとまとめたり様々な工夫をされています。自然という言葉に甘えず大人世代ならではのきちんと感をあたえられるよう模索してみてください。
2.グレイヘアに移行するには？
今までずっとカラーリングしてきてこれからグレイヘアを目指していきたいけどなにをどうしたらいいの？と悩まれると思います。今回はグレイヘアに移行するオススメの方法をご紹介いたします。
我慢
カラーもなにもしたくないという方は根元が伸びたら帽子をかぶるなどでカバーしながらひたすら耐える方法になります。やはり根元がはえてくると目立ちますし人目を気にして断念してしまいやすいのでなかなか忍耐が必要な方法です。
ウィービングやハイライト
全体に細かくブリーチでウィービングをいれて根元との差をカモフラージュします。ブリーチでぬけて明るくなった部分と暗い部分でコントラストの差が生まれるので白髪が目立ちにくくなります。
ガッツリとハイライトよりも細く細かくたくさん入れてあげることでより効果的です。
フルブリーチ
今までカラーしてきた部分の髪の毛をブリーチで全部脱色していきます。白髪染めを使用してきていると１回ではキレイに抜けきらず２〜３回とブリーチが必要になってしまう可能性もありますがグレイヘアを目指すのに一番早い方法なのでダメージ具合など髪の毛がよい状態であれば是非オススメしたい方法です。
グラデーション
今まで染めてきたカラーよりも１トーン明るいカラーで根元を染めます。また次も…と少しづつ明るくしていきカラーの部分と白髪の部分をグラデーションのように差を縮めていく方法です。
自然に移行できるのでオススメではあるのですが、グレイヘアが完成するまでにはかなりの時間を要するので相談しながら進めていってみてください。
スプレー
根元が伸びてきたらヘアスプレーで見える部分だけカバーします。カラーリングのように染まるわけではないので毎日使わなくてはならないのですが手軽にできる方法なのでお出かけの日だけなど使い分けることも可能です。
洋服や肌にはつかないよう工夫が必要です。
3.まとめ
グレイヘアにすると今までと見た目も雰囲気もがらりと変わります。今までと違ったスタイルやファッションにチャレンジするチャンスでもあります。移行途中も楽しみながら是非、素敵なヘアスタイルを手に入れてください。美しい髪、美しいたたずまい、美しい心。傷ついた髪と心を、自然にまかせることで整えて癒していきましょう。
そのために綺和美のRoot Vanishが存在します。
| 【本記事の要約】 近年、グレイヘア（白髪を生かしたヘアスタイル）が大人世代に人気ですが、うまく活かせないことが多いと感じている方も少なくありません。白髪とグレイヘアは異なり、白髪は加齢や遺伝、栄養不足などによって発生する一方、グレイヘアはスタイリングやケア次第で魅力的に仕上がります。白髪がただ目立つだけでは老けて見え、汚い印象を与えがちですが、適切なケアを施すことでお洒落で自然な美しさを引き出せます。例えば、パサつきやゴワつきがちな白髪には、トリートメントやスタイリング剤でツヤを出し、紫シャンプーで黄ばみを抑えることが効果的です。また、グレイヘアに移行するには、根元が伸びるまで我慢しながら徐々にブリーチやハイライトで白髪との差を縮める方法や、グラデーションカラーで自然に移行する方法があります。 グレイヘアにすると、これまでのスタイルを変える良い機会でもあり、移行過程を楽しむことができます。美しい髪と共に、自然体の美しさを表現し、心身のケアも意識しましょう。 |
