「カラーシャンプーのブラックを使えば白髪ケアとしても使えるのでは?」と考える人もいるかもしれません。しかし、結論を言ってしまうと白髪ケアとしてはあまりおすすめできないのです。
それは、カラーシャンプーにはカラーシャンプーの役割があるから。白髪ケアとしては実力不足です。
そこで、カラーシャンプーと白髪専用シャンプーやトリートメントについて違いがよくわかっていないという人に詳しく解説していきたいと思います。
CONTENTS
1.カラーシャンプーとはどんなシャンプーなのか
2.カラーシャンプーで効果を出そうとすると難しい
3.白髪ケアには白髪染め専用のシャンプー・トリートメントがベスト
4.グレイヘアを目指すならムラサキシャンプーはおすすめ
5.まとめ
1.カラーシャンプーとはどんなシャンプーなのか

まずは、カラーシャンプーがどんなシャンプーなのかを説明していきたいと思います。カラーシャンプーとは一言で言えば、シャンプーしながら髪を染められるシャンプーです。
最近では、カラーバリエーションも増えて、ピンクやシルバー、パープルなどさまざまあります。髪を染められると言っても、カラーリングのように色をガラッと変えるほどの効果はありません。
主な用途としては、ヘアカラーした髪の色持ちをよくするために使われることがほとんど。使い方は、一般的なシャンプーとさほど変わりはないですが、より浸透・定着させたいなら数分間おくことが大切です。
ほかにも、ヘアカラーの色持ちをよくするだけでなく、ブリーチした髪へ少しずつカラーをいれていくこともできます。
このように、ハラーシャンプーを使用することでヘアカラーの持ちが長くなるため、きれいな髪色を保ちたいと思っている人の間で人気のシャンプーなのです。
2.カラーシャンプーで効果を出そうとすると難しい

ヘアカラーした髪の色持ちを保つのにカラーシャンプーを使用する人は多いですが、じつはカラーシャンプーを使いこなすには少し難しい部分もあります。
まず、カラーシャンプーは一般的なシャンプーに比べると洗浄力は劣ります。ですので、しっかりシャンプーで汚れを落としたいと思っている人には物足りないと感じることも。
カラーシャンプーの効果を期待するならシャンプーをしたあと流すまでに3~5分程度おく必要があります。また、カラーシャンプーは色持ちをよくする効果に特化しているため、ダメージケアには期待できません。
カラーシャンプーの効果を期待するならシャンプーをしたあと流すまでに3~5分程度おく必要があります。
さらに、カラーシャンプーには当然ながら染料が含まれているため、爪の間などに色が付きやすいので注意が必要です。使用方法などは事前にしっかりチェックしておくようにしてください。
3.白髪ケアには白髪染め専用のシャンプー・トリートメントがベスト

ここまでお話ししたように、ヘアカラーをした髪にカラートリートメントを使用すると色持ちが良くなるということがおわかりいただけたと思います。しかし、白髪ケアとしてカラーシャンプーを使うことはあまりおすすめできません。
その理由をご説明します。
まず、カラーシャンプーの基本は色持ちを長くすること。染料をうまく配合していかに効果を発揮できるかに特価しているのです。
ですので、シャンプー本来の「洗浄」という機能は薄いものが多い印象です。カラーシャンプーに関しては、各メーカーとも「洗浄力」より「色持ちを長く」に力を注いでいるイメージになります。
これでは、白髪ケアに一番大切な「頭皮」への影響が心配です。頭皮環境が整っていないと白髪の原因になることがあります。
白髪ができたら髪を染めることは大切ですが、それよりももっと「白髪を予防」することも大事です。
カラーシャンプーは、ヘアカラーをして色が抜けてくる頃の髪に効果が期待できます。もともと黒い髪にはあまり効果の期待はできません。
したがって、白髪ケアに使うなら専用のシャンプーやトリートメントがおすすめということになります。白髪ケア用なら頭皮環境を整える成分のほかにも、髪を元気にする栄養成分なども多く含まれています。
できれば、白髪専用のシャンプーとトリートメントを併用すればより効果はアップしますよ。
4.グレイヘアを目指すならムラサキシャンプーはおすすめ

近年、白髪を生かす髪型「グレイヘア」に挑戦する女性が増えてきました。グレイヘアは、白髪が目立ってきても黒色に染めることなく、自然体でいるスタイルです。
白髪染めをしていても、1ヶ月も経たないうちに根元にまた白髪が見えてきたり、不意にチラッと見えたりする白髪に悩む人も少ないのではないでしょうか。しかし、グレイヘアならそのような心配や悩みから解放されるのです。
しかし、グレイヘアに移行するにもお手入れは少し大変です。白髪は放っておくと黄ばんできます。
この黄ばみに紫色のカラーシャンプーを使うと黄ばみを抑えることができます。なぜ、紫色なのかというと、紫色は黄色の補色だからです。
補色とは、対になった色同士が混ざり合うとお互いの色を消し合います。(下記図参照)

白髪の黄ばみを消したいときは、紫色で補えば黄ばみを取り除いてくれるというわけです。
白髪ケアにカラーシャンプーはおすすめできませんが、白髪の黄ばみを取り除きたいときは紫色のカラーシャンプーを試してみてはいかがでしょうか。
5.まとめ
カラーシャンプーは、ヘアカラーの色持ちをよくするために人気があります。白髪染めをした髪に、ブラック系のカラーシャンプーでもダメとは言いません。
しかし、本当に白髪のためを思うなら髪にやさしい白髪用のシャンプーやトリートメントを使うことをおすすめします。
また、白髪は一気に真っ白になるわけではありません。気になり始めて、どうにかしたいと思ったら綺和美の白髪染めトリートメントを活用してみてください。
少しずつ染まるのでまわりにバレることなく自然に白髪ケアができますよ。
【本記事の要約】 白髪ケアを考える際に「カラーシャンプー」を使用することを検討する人も多いですが、実際には白髪ケアには不向きです。カラーシャンプーは主にヘアカラーを持続させるためのもので、洗浄力が弱く、ダメージケアにも特化していません。染料が含まれているため、白髪ケアにおいて必要な頭皮環境の改善にはあまり効果がありません。 白髪ケアには専用のシャンプーやトリートメントが最適です。これらは頭皮環境を整える成分が含まれており、白髪の予防や髪を健康に保つ効果があります。また、白髪染めの代わりに少しずつ白髪を染めるトリートメントを使用することで、自然に白髪ケアを進めることができます。 グレイヘアを目指す場合、紫色のカラーシャンプーを使用すると白髪の黄ばみを抑えることができ、自然な仕上がりにすることができます。 結論として、白髪ケアにはカラーシャンプーよりも白髪専用のシャンプーやトリートメントを使用することをおすすめします。 |