紫外線を防ぎながら潤いも保てるようなケアができるのがベストですよね。
そこで今回は紫外線についての知識から、水分バランスを保てるケアまで詳しくご紹介させていただきます。
CONTENTS 1. 紫外線が与える頭皮・髪の毛への影響
2. 理想の水分バランスとは
3. 水分保持するためには
4. 紫外線対策
5. 紫外線ケアと白髪染め
6. 白髪染めシャンプー&トリートメントの使い方
7. まとめ
2. 理想の水分バランスとは
3. 水分保持するためには
4. 紫外線対策
5. 紫外線ケアと白髪染め
6. 白髪染めシャンプー&トリートメントの使い方
7. まとめ
1. 紫外線が与える頭皮・髪の毛への影響

頭皮や髪の毛は身体の中で一番てっぺんにあり、顔や腕などの数倍紫外線を浴びてしまう部位でもあります。地上に届く紫外線にはUV-A 、UV-Bの2種類があり、UV-Aは紫外線の95%を占めており髪の毛の内部や肌の真皮まで届いてしまいダメージを与えシワやたるみの原因にもなるのです。
髪の毛の内部のタンパク質がダメージを受けてしまうと乾燥してしまい、水分が流出しやすくなってしまうためパサつきやゴワつきが目立ってきてしまいます。頭皮に関しては毛母細胞という髪の毛を生成するために必要な細胞にまで達してしまうため健康的な髪の毛の生成にも悪影響がでてきてしまうのです。
UV-Bは全体の5%程度と割合は少ないのですが、表面に深刻なダメージを与えてしまうので注意が必要な紫外線です。日焼けして肌が真っ赤になる症状はこのUV-Bの影響になります。
髪の毛の表面を覆っているキューティクルが紫外線によってダメージを受けてしまうと、髪の毛の内部の水分保持力も低下してしまい色素も維持しにくくなるのでカラーの褪色もはやくなってしまうのです。
脱毛症 Q2 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)
2. 理想の水分バランスとは

髪の毛は水分を吸収する性質を持っており、ある程度の水分を保持している状態が望ましいとされています。湿度やダメージなどの環境や髪質によっても異なりますが、健康的な髪の毛で10%あると潤いが保たれている状態となります。
10%以下で水分が足りなくなってしまうと切れ毛や枝毛などの原因にも繋がってしまうため注意が必要です。水分が維持できるようにヘアケアや対策を講じてあげることがとても大切なのです。
3. 水分保持するためには

日々のヘアケアで水分保持量は大幅に変わってきます。髪の毛の水分を保つためにできるケアもみていきます。
マイルドな洗浄力のシャンプーで洗う
毎日使うシャンプーですが、洗浄力が強すぎてしまうと髪の毛のまわりを保護している皮脂まで取り過ぎてしまい、髪の毛の内部の水分も奪ってしまい乾燥が進んでしまう原因となってしまいます。
頭皮や髪の毛に必要な皮脂を残しつつ、余分な皮脂を洗い流すような洗浄力の成分のシャンプーを選んであげると水分も維持しやすくなります。アミノ酸系のようなマイルドな洗浄力のシャンプーがオススメです。
トリートメント・ヘアマスクで補修&保湿
水分を維持し髪の毛の内側からみずみずしく潤わせるためには、ダメージや乾燥してしまっている髪の毛にトリートメントやヘアマスクを使い栄養や保湿成分をチャージしてあげる必要があります。
トリートメントやヘアマスクは髪の毛に水分と油分をあたえる効果があり、バランスを整えてくれる役割も果たしてくれるのです。髪の毛の表面もコーティングする効果もあるため、内部に入れ込んだ栄養や水分が流出しないように保護しツヤも出してくれます。
ヘアマスクはトリートメントよりも効果が高いものになっており、保湿効果も高いので定期的にトリートメントの代わりに取り入れてみてください。
アウトバストリートメントで保護
アウトバストリートメントを使うと、髪の毛の補修や外的刺激から保護してくれたり摩擦や熱からも守ってくれます。アウトバストリートメントは洗い流さないタイプのトリートメントのため塗布すると効果はしばらく続き乾燥の予防にも効果的です。
自然乾燥はダメ!
お風呂からあがり髪の毛を乾かすのは時間もかかってしまうのため面倒でつい後回しにしてしまいたくなりますよね。しかしこれは髪の毛の乾燥にはとても悪影響を与えてしまう行動になるのです。
お風呂上がりの濡れた状態の髪の毛のまま放置してしまうとキューティクルが開いたままの状態のため、髪の毛の内部の水分までも蒸発していきより乾燥してしまいます。また濡れている状態の髪の毛は摩擦に弱いためダメージも受けやすくなっているので注意が必要です。
4. 紫外線対策

お肌の紫外線対策はわかりますが頭皮や髪の毛の紫外線はどうしたらよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。頭皮や髪の毛を紫外線から守る方法をご紹介させていただきます。
ヘア用の日焼け止め
最近では顔や身体だけではなく、頭皮や髪の毛にも使えるタイプの日焼け止めがたくさん発売されています。頭皮や髪の毛専用のものから全身使えるマルチなタイプのものまで種類も様々です。
朝お出かけ前にヘアスタイルをセットして仕上げにヘア用の日焼け止めをスプレーしてあげるだけで、外出時の紫外線をカットして頭皮も髪の毛も守ってくれます。少しの外出でも日焼け止めをつけるように習慣にして、長時間の外出時には日焼け止めを持ち歩き塗り直しをしてあげるとさらにしっかりとガードできるのでオススメです。
帽子や日傘でカバー
帽子や日焼け止めで物理的に紫外線をカットするのも効果的です。対策で日傘を使うことに抵抗があった方も、近年の過酷な猛暑の影響もあり紫外線や熱中症対策で日傘の使用がメジャーになり取り入れやすくなりました。
帽子も日傘も遮光性の数値の高いものを選ぶと、しっかりと紫外線をカットできるのでより効果的です。帽子などは長時間かぶっていると蒸れやすいため通気性のいいものを選んだり、こまめに帽子をとるようにしたりと注意すると安心です。
髪にUVケアってできるの? 理想の紫外線対策とは何か徹底解説!
5. 紫外線ケアと白髪染め

紫外線にあたりすぎてしまうと頭も髪の毛も乾燥してしまい白髪染めの際に頭皮に刺激を感じやすくなってしまったり、髪の毛により負担がかかってしまい水分バランスも悪くなってしまいます。
だからといって生えてくる白髪をそのままにしておく事はできません。白髪も目立たなくケアしながら紫外線ケアをして水分バランスを守る方法はないのでしょうか。
そこでオススメしたいのが、白髪染めシャンプー&トリートメントです。白髪染めシャンプー&トリートメントはいつもお使いのシャンプー&トリートメントの代わりに使うだけで白髪染めができてしまうカラーです。
通常のヘアカラーは薬剤を使って化学反応を起こして髪の毛のキューティクルを開かせ、内部の色素を脱色して色素を入れ込む仕組みとなっているため髪の毛の負担が大きくなってしまいます。
しかし白髪染めシャンプー&トリートメントは髪の毛の内部には干渉せずに、表面に色素が色づくため髪の毛の分を最小限に抑えることができるのです。
白髪染めシャンプー&トリートメントのメリット
白髪染めシャンプー&トリートメントのメリットは以下のようになります。
・ダメージが少なく白髪ケアができる
・使い方も簡単なので初めてでも簡単に施術できる
・薄染まりなので慣れていなくても失敗しにくい
・トリートメントなどでヘアケアしながら染められる
・美容室に行かなくても自宅で好きなタイミングで染められる
・美容室に行く頻度が減るためコストを抑えられる
白髪染めシャンプー&トリートメントのデメリット
白髪染めシャンプー&トリートメントのデメリットは以下のようになります。
・薄染まりのため一回でキレイに染められないケースが多い
・好みの濃さにするには数回の使用が必要
・色持ちが悪いため高頻度で使用しなくてはいけない
・洗髪時に少し放置時間ができてしまう
6. 白髪染めシャンプー&トリートメントの使い方

シャンプー&トリートメントの代わりに白髪染めシャンプー&トリートメントを使うだけでもいいのですが、より効果的に染められるようにオススメの方法をご紹介させていただきます。
1.乾いた状態でクッションブラシで生え際から後ろへ向かってとかしていく。地肌に軽くあてるようにしてホコリや汚れを浮かせながら全体的にとかす。
2.シャワーで頭皮を洗うようなイメージですすいでいく。たっぷりの水分を全体的に行き渡らせて汚れを流すようにすすぐ。
3.通常のシャンプーを適量だして、地肌からしっかりと泡立てる。油分が多いと泡立ちにくいためその場合は一回流してからもう一度泡立てていく。
4.全体をシャンプーしたら一度流していく。
5.白髪染めシャンプーを適量出して、しっかりと泡立て洗うようにして全体に行き渡らせていく。泡立てネットなどを使って泡立ててもOK。
6.泡をムラがないようにアラ目のコームを使って毛先まで全体に馴染ませていく。泡が足りない場合は足しながら塗布していく。
7.白髪が特に気になる生え際や分け目に泡をたっぷり乗せて時間を放置する。
8.時間を置いたらシャワーで流していく。
9.髪の毛の水分をしぼりタオルドライで一旦水気をふき取る。
10.白髪染めトリートメントを全体に馴染ませていき、コームを使ってムラがないように塗布していく。
11.少し時間を置いてからシャワーで流していく。流し残しがあるとタオルやマクラに色移りしてしまうので念入りにすすぐ。
白髪染めシャンプー&トリートメントの注意点
白髪染めシャンプー&トリートメントを使うときの注意点もご紹介していきます。
・時間を置かずにシャンプー&トリートメントとして使うだけでも染まりますが、余裕があるときには放置時間を設けるとしっかりと着色するのでオススメです。
・一回でしっかりと染まらないため、使いはじめは数回続けて使用して好みの濃さになるように調整する必要があります。
・色落ちも早いため週に2回程度は使用してあげるとキレイな状態を維持できます。
・浴槽や壁についてしまい時間が経つと落としにくくなるので最後に液が飛んでいないか確認しておくと安心です。
・白髪染めシャンプーとトリートメントどちらかだけの使用でも白髪は染まりますが、併用すると定着がよくムラになりにくいのでオススメです。
白髪染めシャンプーの染め方のコツや注意点を知れば1番簡単に染められる
7. まとめ

紫外線はお肌だけではなく頭皮や髪の毛にとってもガードしなくてはならないほどダメージを与えてしまう天敵になります。目には見えないためつい「このくらい大丈夫」と思ってしまいますが、油断しすぎてしまうと後からジワジワと影響が出てきてしまうので気をつけなくてはなりません。
そうならないためにも普段の外出の際には必ずUVケアをする習慣を怠らないことも大切です。UVケアで紫外線から髪の毛を守りながら白髪染めでもなるべく髪の毛に負担がかからないように、白髪染めシャンプー&トリートメントでカラーするだけで髪の毛の水分バランスは見違えるほど改善されていきます。
UVケアと白髪染め、一石二鳥のケアなら、綺和美のヘアケアシリーズがおすすめです。紫外線からの保護と同時に、髪の水分バランスを整え、白髪もしっかりカバーします。
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美しい髪の毛の条件には必ずみずみずしく、うるおいたっぷりの髪の毛が必要不可欠です。今回ご紹介させていただいた対策を是非参考にしていただき、水分量のいい状態をキープして健康的な若々しい髪の毛を手に入れてみてください。
【本記事の要約】 紫外線が与える髪へのダメージについて説明されています。紫外線はUV-AとUV-Bという2種類があり、特にUV-Aは髪の内部や肌の真皮まで到達してダメージを与えます。これにより髪の水分が失われ、乾燥やゴワつきの原因になります。また、紫外線は髪の色素にも影響を与え、カラーの褪色を早めます。理想的な髪の水分バランスは10%程度であり、それを保つことが健康的な髪の維持に重要です。水分保持のためには、マイルドなシャンプーを使い、過度に皮脂を洗い流さないことが大切です。また、紫外線から髪を守るためには、日焼け止めや帽子を使うなどの対策が有効で、特に白髪染め後の髪は乾燥が進みやすいため、適切なケアが求められます。これらを実践することで、紫外線によるダメージを防ぎ、髪の健康を守ることができます。 |