若白髪って抜かない方がいいの? 幸運の象徴といわれる若白髪。どうケアしたらいい?

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まだ20代なのにきらきら白髪が目立ってきた、顔周りに多くて気になる、見つけるとつい抜いてしまう、気づいてしまった時とてもショックですよね。また不思議と、分け目や生え際など目立つ部分にばかり白髪は生えてきてしまいます。
このつい抜いてしまうに当てはまる方、多いと思いますが一番危険な行為なのです。
数本だからと目についた白髪を抜いてしまったり、どうしても手早くその場で処理してしまいたいですよね。しかしこれを何気なく繰り返してしまうと後々取り返しのつかない事態となってしまいます。
そうならないためにもどうして若白髪を抜いてはいけないのか原因を掘り下げてみてみます。

1.若白髪の原因とは?なぜ抜いてはいけないか


若白髪の原因とは?なぜ抜いてはいけないか
白髪の原因は毛根にあるメラノサイトがなんらかの異常でメラニン色素を作れなくなってしまったり働きが弱まり髪に色がつかなくなることからはじまります。日本人は欧米人などよりもメラニン色素の量が多いのでブロンドではなく黒髪のような濃い髪色となるのです。参考
メラニン色素が作られなくなる原因として遺伝や加齢による先天的な原因の場合や、ストレスや薬の服用、健康状態のような後天的な原因となる場合に分かれます。若白髪は先天的な原因の遺伝的なものの可能性が高いと言われていてこの場合、抜いてもまた白髪が生えてくる為改善は難しいとされています。
両親と髪質が似ていたり目元が似ていたりとあらゆる所で共通点があります。若白髪は両親の色素に関する遺伝となるので防ぐことは困難です。
なにかとストレスの多い現代で睡眠や栄養バランスや食事一つでも若白髪の原因になりうるので注意が必要です。
髪の毛のサイクル
成長期…髪の毛が新しく生えてきて伸びていきます。

退行期…髪の毛があまり伸びなくなってくる。

休止期…完全に髪の毛が伸びなくなる。伸びないし抜けていない。

抜けていく…休止期が過ぎると自然と抜けていきます。そして新しく髪の毛が生えてきて成長期に戻ります。
どの毛根の毛もこのサイクルの繰り返しになっています。髪の毛を無理に抜いてしまうとこのサイクルから外れてしまい薄毛が進行しやすくなってしまう可能性があるのです。
抜く時も毛根に負担がかかりダメージを受けてしまうと健康な髪が形成されなくなってしまったり癖毛となり生えてしまったりと良いことはないので避けてください。
1本抜くと白髪が3本生えるや、抜いたら黒髪がはえるなど都市伝説のような話もありますがこれは事実ではありません。
できる限り抜かずに頭皮に優しい方法で対策してあげることをオススメします。

2.予防と対策


予防と対策
先天性の原因にはどうしても抗えませんが、後天的な場合は生活習慣の改善などで下記の方法で予防することができます。

予防


睡眠


最近スマホやPCの普及により寝る直前まで画面を見てしまい睡眠の質が低下しているとされています。寝る1時間前には画面を見るのをやめて成長ホルモンの分泌の盛んになる22〜2時までに就寝するように心がけてください。
熟睡できずに睡眠不足に陥ってしまうと血行不良となり頭皮に栄養が行き届かなくなってしまいます。眼精疲労も血行不良の原因となりますのでブルーカットの対策をしたりしっかりと休めてあげるようにすると良いです。

ストレス


ストレスフルな現代では難しいかもしれませんがなるべくストレスを溜めないように発散できる環境を整えてあげてください。新社会人や新しい環境に身を置く場合など特に緊張から血行が悪くなってしまうのでカラオケやお風呂、ランニングやおしゃべりなどご自身が何で発散できるのか探っておいてみることをオススメします。

食事


栄養不足になると健康な髪を作ってくれる毛母細胞に必要な栄養素が行き渡らなくなってしまいます。しっかりとバランスよく取らないとメラニン色素を作るのにも重要な栄養素まで滞ってしまうのです。
毎日3食バランスよく食べ、積極的に
タンパク質…鶏肉、豚肉、乳製品、大豆類、卵
ビタミンC…キウイフルーツ、緑黄色野菜、
亜鉛…牡蠣、レバー、ほうれん草
カルシウム…乳製品、小魚、エビ
などを摂取すると効果的です。

頭皮マッサージ


血行を良くしておいてあげると健康的な髪の毛も育めますし、頭皮環境が整い白髪の予防にも効果があるので頭皮が硬いな…と感じる日には地肌を動かして指圧で老廃物や血流を押し流すと効果的です。
炭酸系のスパシャンプーなどを使って汚れもスッキリしながら血流も改善できたらより良いので是非併用してみてください。
あまりに強い力で圧をかけたりゴリゴリやりすぎてしまうと頭皮の毛細血管は細く繊細なので損傷してしまいます。優しい力で加減しながらマッサージしてあげるといいです。

対策


・今出てしまった白髪は抜くのはやめて、根元からハサミでカットすると毛根にも影響を与えずに対策できるのでオススメです。他の髪の毛まで切らないようにクシなどを根元にあて白髪のみをカットできるように注意してください。
毛穴を傷つけないため引っ張りすぎたり乱暴には扱わないでください。
白髪は健康的な髪よりも固く伸びかけがピョンっと毛が立ってしまうので分け目や表面に出る部分は切るのを避けるか分け目をずらすと見た目も損ないません。
・そして一番ストレスなく簡単なのがメジャーではありますが白髪染めをすることです。しっかりと定期的に染めてしまえばその間は気にすることなく過ごせるのでとても快適です。
本数が多かったりして自分で切るのも抵抗がある方もこちらの方が安心かもしれません。セルフで染めてしまうとダメージも増え、内側などまでキレイに染めるのが難しいのでトリートメントやシャンプータイプで染めるのをおすすめします。綺和美ならとても品良く丁寧に染まります。

3.まとめ


いつかは誰しも生えてくる白髪、若い今からできる事はたくさんあります。一つ一つは小さくても積み重ねることで大きな改善になります。
日常の生活習慣がとても大切で、少しでも若白髪を防いで若々しい髪を維持していきたいですね。若白髪だろうが、普通の髪の毛だろうが、抜いてしまうとダメージを受けてしまうことは絶対に忘れないでください。関連






【本記事の要約】
若白髪に悩む20代の方々へ、白髪を見つけるとつい抜いてしまうことが多いですが、これは非常に危険な行為です。白髪が生える原因はメラノサイトの異常により、メラニン色素の生成が不足することから起こります。遺伝やストレス、栄養不足などが主な要因です。白髪を抜くと髪の成長サイクルが乱れ、薄毛が進行するリスクが高まります。また、抜いたからといって白髪が増えることはなく、逆に毛根にダメージを与えてしまう可能性があります。
予防策としては、生活習慣の見直しが重要です。質の良い睡眠を確保し、ストレスを適切に発散すること、バランスの良い食事を心掛けることで、白髪の予防に繋がります。特に、タンパク質やビタミンC、亜鉛などが含まれる食材が効果的です。また、頭皮マッサージを行うことで血行が促進され、白髪予防に役立ちます。もし白髪が気になる場合は、無理に抜かずにカットするか、白髪染めを利用することをおすすめします。健康な髪を保つためには、日常的なケアが重要です。

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