若白髪は幸運の象徴だって知っていましたか?その驚きの理由と髪を傷めずに白髪を隠すとっておきの方法も!

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10代、20代でまだはえてこないはずの白髪がはえてきた…
目立つ所に生えてきてイヤ…
若いうちからはえてしまう方もいらっしゃれば、年齢を重ねてもなかなかはえない方もいらっしゃいます。個人差が大きいので難しい問題ではありますが、ほとんどの方が白髪=ネガティブなイメージとなってしまいます。
しかしこの若白髪は幸運の象徴とも言われています。
なぜ幸運の象徴なのか?傷めずに隠す方法と合わせてご紹介いたします。

1.若白髪について


若白髪について

幸運の象徴と呼ばれる由縁


通常白髪は加齢とともに35〜40歳からはえはじめることが多く、その後徐々に増えていきます。それよりも前にはえ始める白髪を若白髪と呼びます。
昔から「白」とは縁起の良いもの、幸運を呼ぶと言い伝えられていて白いヘビや白いハトなど様々です。その繋がりから白い白髪は幸運と呼ばれるようになったようです。
若白髪のメカニズム
若白髪の原因はいくつかありますが、一般的に髪の毛の毛根には毛母細胞という髪の毛を健康的に成長させるのには大切な細胞があります。
そこから栄養を吸い上げて髪の毛は元気に成長します。その毛母細胞のなかにメラノサイトといってメラニン色素を生成する細胞があり、その細胞の働きで髪の毛に黒く色をつけることができるのです。
しかし、何か異常が起きてしまいメラノサイトの働きが低下したり減少すると色がつかない状態で成長してしまい白髪となります。
若白髪も通常の白髪も白髪になるメカニズムは同じです。次に若白髪の原因に迫ってみましょう。

遺伝


白髪がはやく生える、なかなか生えない、この部分は遺伝的要因が強い傾向があると言われております。
これはご両親や祖先から受け継いだ遺伝子の影響を受けてしまい白髪になるので避けようがありません。メラノサイトの受け継いだ遺伝子がもともと少なかったりするとメラニン色素を作り出す力も弱くなるので白髪になりやすい傾向にあります。
自分だけではなく家族にも若いうちに白髪が生えるタイプが多い場合、遺伝による原因の可能性が高いです。

ストレス


ストレスは自律神経を乱してしまい、頭皮まで血流が悪くなってしまいます。頭皮環境が悪化すると栄養が行き渡らずメラニンを生成しているメラノサイトの動きも悪くなるので影響をもろに受けてしまい白髪の原因となってしまうのです。

睡眠不足


ストレスと同じように睡眠不足でも自律神経が乱れてしまい同じ現象が起きてしまいます。人間は起きている時に交感神経が優位に働き、眠っている時に副交感神経が優位になります。
交感神経は緊張感をあたえ、副交感神経はリラックス効果をあたえてくれますが、睡眠不足のストレスが大きいと交感神経の影響を受ける時間が長くなりいつの間にか血管を収縮させてしまい血行不良に繋がってしまいます。
それ故ストレスの時同様に頭皮環境が悪化してしまいます。
こんな自体に陥らないためにも、成長ホルモンが活発になる夜の22〜2時に7〜8時間の睡眠がとれるとより効果的です。

食生活


食事も白髪と密接に関わっていてバランスの悪い偏った食事などで必要な栄養素が摂取できずに髪の毛も元気がなく抜けやすくなり、メラニンが作られなくて白髪へと悪循環におちいってしまいます。
良質なタンパク質や亜鉛、緑黄色野菜などを積極的に摂取すると健康的な髪を維持しやすくなります。(乳製品、肉類、魚介類、卵、大豆類、牡蠣、海藻、ナッツ類、黒ごま、かぼちゃ、ほうれん草)
髪の毛に色をつける色素細胞を活発にするのはカルシウムと銅です。
カルシウムは乳製品、大豆、小松菜、小魚、黒ごまなどに多く含まれており、銅は牡蠣、イカ、レバー、ナッツ類、大豆、干しエビなどに含まれています。
このあたりの食材を意識的に取り入れてみるのも良いかもしれません。

2.傷ませないで隠す方法


傷ませないで隠す方法
せっかくの幸運の象徴の白髪を傷ませないでカバーするにはいくつか方法があります。

カラートリートメント


一番お手軽で簡単なのがカラートリートメントです。シャンプーの後にカラートリートメントをしてそのまま少し放置して流すと白髪部分が染まっているので入浴のタイミングですぐ対処できます。
カラーに比べて染まり方は薄いのと色持ちがそこまで良くはないので、週に2回ほど定期的に重ねてあげると濃くなりしっかりとカバーできます。
色味も黒から茶、アッシュ、ベリー系などメーカーによって様々なのでお好みで選ぶことも可能です。
明るくしたり黒髪に染めるということはできないのですが、白髪にはしっかりと色がはいりトリートメントなので全く傷ませずに色をつけられるのでダメージが気になる方には特にオススメです。

ヘアマスカラ、パウダー


本数が少なく染めるほどではない場合に有効なのがヘアマスカラや白髪隠しのパウダーです。白髪が染まるわけではないのですが、気になる部分にアプローチできて朝のセットのタイミングでサッと使用できるのも嬉しいポイントです。
ポーチに忍ばせておくと出先でも対処できるのも嬉しいです。

ヘナ


植物成分でできているヘナは傷ませずに白髪を染めることができます。ナチュラルヘナはローソンという色素の色がオレンジなので白髪を染めるとオレンジになります。
オレンジがイヤな場合はインディゴという草木染めを被せるか混ぜて色味を調整してブラウンにしていきます。
色味にこだわりがなくジアミンなどを避けたい方にはとてもオススメです。

マニキュア


ヘアマニキュアは髪の毛のまわりにフィルムを貼るようなイメージの施術なのでダメージは少ないです。カラー展開も豊富でナチュラルな色味から派手な原色カラーまで選ぶことができ、色もちも3〜4週間と良いので白髪をカバーするのには向いています。
髪の毛をコーティングするので染めたての手触りのきしみ感や剥がれてきた時のざらつき感が気になる方もいらっしゃるかもしれません。
他にも若白髪についてのコラムがあります。

3.まとめ


痛ませないで白髪をカバーしてあげる方法は思ったよりもたくさんあります。通常のカラーリングの方が一度染めたら1ヶ月ほどもつので、楽ではあるもののそれなりにダメージは受けてしまいます。
できるだけ傷ませたくない方は是非、今回ご紹介した方法をそれぞれお試しいただいて自分にあったものを見つけてみてください。






【本記事の要約】
本記事では、若白髪について解説しています。通常、白髪は加齢と共に35〜40歳頃から現れますが、それより早く生えるものは若白髪と呼ばれます。白髪は幸運の象徴とされ、伝統的に白は縁起の良い色とされているため、白髪も吉兆と考えられることがあります。若白髪の原因は遺伝やストレス、睡眠不足、栄養不足などが関わっており、メラノサイトの働きが低下すると白髪になります。若白髪を隠す方法として、カラートリートメント、ヘアマスカラ、ヘナ、マニキュアなどが紹介されています。これらは髪を傷めることなく白髪をカバーできる方法で、特に傷ませたくない方におすすめです。

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