ブロンドなど明るい髪にも白髪は生えます。白髪が「ない」ように見えることがあるのは、もとの髪色とのコントラストが小さく、白い毛が周囲になじみやすいためです。人種や国籍だけで白髪の量や進み方を決めつけないようにします。
明るい髪でも白髪は生える
髪色は毛包で作られるメラニンに関係します。色素を作る働きが低下すると白い毛が生えることがあり、もとの髪色が黒でも茶でもブロンドでも起こります。AADも白髪には年齢や遺伝的要因などが関係すると説明しています。[参考:AAD・Gray hair causes]
黒髪の中では白い一本が強く目立ち、明るい髪では境目が見えにくいことがあります。見た目の差を、そのまま白髪の本数の差とは扱いません。
白髪・ブリーチ・色落ちを見分ける
| 見え方 | 確認すること |
|---|---|
| 根元から一本だけ白い | 白髪の可能性。毛先まで色が少ないかを見る |
| 毛先だけ明るい | 過去のカラー・ブリーチ・紫外線・摩擦等の履歴 |
| 全体が黄みを帯びる | 元の色、カラーの退色、使用製品、照明 |
| 根元が暗く毛先が明るい | 新しく伸びた髪と既染部の差 |
一本の色だけで原因を確定することはできません。髪を染めている場合は、最後の施術日や使用製品も一緒に確認してください。
白髪をなじませる選択肢
白髪を完全に隠す以外に、ハイライトや明るめのカラーで周囲とのコントラストを弱める方法もあります。ただし、黒髪を明るくする工程には脱色が伴う場合があり、毛先の乾燥や切れ毛への配慮が必要です。
「明るくすれば白髪染めが不要になる」とは限りません。白髪の位置、希望する明るさ、過去のカラー履歴、メンテナンス頻度で選びます。
紫シャンプーの役割
紫系の色素を含むシャンプーは、明るい髪の黄みを目立ちにくくする目的で使われることがあります。これは色調補正であり、白髪が生える仕組みを変えたり、白髪を黒く戻したりするものではありません。
紫シャンプーを使うかは、現在の髪色と希望する色味、製品の対象髪色を確認して決めます。すべてのブロンド・白髪に必須ではありません。
明るい髪のダメージを減らす
ブリーチや頻繁なカラーをしている髪では、濡れた状態で強くこすらない、絡まりを毛先からほどく、熱器具を同じ場所へ長く当てないなど、摩擦と熱を減らすケアが重要です。[参考:AAD Healthy hair tips]
よくある質問
ブロンドの人は白髪になるのが遅いですか?
見え方だけでは進行速度を比較できません。白髪が周囲の色になじんで目立ちにくい場合があります。
白髪をブリーチすればなくなりますか?
ブリーチは黒髪の色素を減らして明るくする処理で、白髪の発生そのものを止めるものではありません。
白髪をそのまま明るい髪になじませてもいいですか?
美容上の選択として可能です。希望する仕上がりと施術履歴を美容師へ伝えて相談してください。