白髪染めの「5番」はどれも同じ色?買い替えるときの色番号の読み方

いつもの白髪染めを買おうとしたら、棚に見当たらない。隣のブランドにも「5」があるので、同じ茶色だろうかと手が止まる。そんなとき、番号だけを頼りに買い替えるのは待ってみましょう。同じ色番号でも、別の商品では同じ明るさや色味とは限りません。商品名と一緒に読み直すと、候補を落ち着いて絞れます。

「5」だけでは、使っていた色を伝えきれない

花王のヘアケア情報では、色番号の付け方は日本と海外のメーカーで異なり、メーカーやブランドによっても違いがあると説明しています。つまり、数字が同じだから同じ明るさ、という比較はできません。花王の色番号についての解説で確認できます。

箱の色番号に英字が付いているなら、その文字も含めて記録します。数字だけ、または「茶色だった」という記憶だけでは、別の色を選ぶ可能性があります。美容室で聞いたトーンの数字を、市販品の箱の番号へそのまま置き換えることも避けましょう。

たとえば花王は、ブローネの特定のシリーズについて、番号が小さいほうが明るい仕上がりと案内しています。この読み方を、すべての白髪染めへ広げるわけではありません。まずはその商品の色見本の中で、明暗がどちらへ並んでいるかを見るのが出発点です。

番号より先に、新しい商品の「明るさの並び」を見る

候補の商品ページを開いたら、いったん以前の番号を脇に置きます。明るい色から暗い色までの並びを見て、その後に赤み・黄みなどの色合いを比べてください。同じ「ブラウン」でも、落ち着いた印象にしたいのか、少し明るく楽しみたいのかで、気になる候補は変わります。

次に、色見本がどんな髪を想定しているかを読みます。染める前の髪色や白髪の量に応じて複数の仕上がり例が載っているなら、自分に近い条件の欄から見ましょう。画面の設定によって色の見え方も変わります。ホーユーのデジタルカラーチャートの注意事項も、画面上の色と実際の色、染める前の条件による違いを案内しています。

比べるときに役立つのは、「前と同じ5番」より「今の毛先より暗くしたくない」「生え際だけ周囲になじませたい」といった短い言葉です。希望が一つ見えると、商品の相談窓口にも尋ねやすくなります。すでに暗く染めた髪を明るくしたい場合は、番号を替えるだけで希望どおりになるとは考えず、カラー履歴を添えて美容師に相談してください。

箱を捨てる前の一枚が、次の自分を助ける

今の色が気に入っているなら、箱の商品名・シリーズ名・色番号・色名を一枚の写真に残しておきましょう。買った日より、使った日と「根元だけ」「全体」など塗った範囲を添えると、次の相談に使いやすくなります。これは白髪を細かく監視する記録ではなく、気に入った選択を忘れないための控えです。

買い替え候補については、色のほかに使い方も読み直します。同じ番号らしく見えても、酸化染毛剤とカラートリートメントでは工程が違います。初めての製品を、以前の放置時間や量のまま使わないようにしてください。

今夜決めきれなければ、商品名だけ控えて帰っても大丈夫。棚の前で数字を当てるより、自分が気に入っていた色を言葉にする。その数分を、次の身支度が少し楽になる準備にしてみませんか。

参照:花王「ブローネのシリーズによる違い」。公式情報確認日:2026年10月2日。色・使用方法は購入する製品の最新表示をご確認ください。

アイキャッチはAI生成のイメージです。実在商品の色見本や、染め上がりを示すものではありません。

文・構成:KIWABIヘアケア編集部

あわせて読む:白髪染めの明るさはどう選ぶ?色見本・白髪率・カラー履歴の確認ポイント

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