MRIの予約票を受け取り、当日の服や持ち物を考えるとき。いつも外出前に使っている白髪隠しも、確認する項目に加えておきましょう。髪につけるものなので、化粧やアクセサリーの注意書きからは思い浮かびにくいかもしれません。
大切なのは、検査を受ける医療機関の案内を、予約した段階で読むことです。いつもの身支度を少し変える必要があるか、早めに分かると当日も落ち着いて過ごせます。
一時的な白髪隠しが、確認項目にある理由
MRIは強い磁場を利用する検査です。医療機関では、白髪隠しや増毛パウダーなどについて、使用を控えるよう案内している場合があります。都城医療センターの説明書にも、白髪隠しファンデーションなどのヘアマスカラ類に関する注意が記載されています。
一方、「白髪染め」と呼ばれるものには、髪を染める薬剤から、表面に一時的に色を付ける製品まで複数の種類があります。「毛染めです」とだけ伝えると、いつも使っているものが十分に伝わらないことも。ブラシ式、スプレー式、粉を付けるタイプなど、使い方も添えると相談しやすくなります。
「当日だけ使わなければよい」とは限らない
使用を控える時期は、一律ではありません。都城医療センターは対象の製品を検査前日から付けないよう案内し、つくば総合健診センターの脳MRI案内では、一時染毛料を1週間前から使わないよう示しています。これは、それぞれの施設の案内です。
このため、別の病院のウェブページで見た日数だけを、自分の予約に当てはめないでください。予約票や問診票に見当たらない場合は、検査部門に確認しましょう。検査部位が頭ではない場合も、自己判断で対象外とせず、施設の指示に従います。
窓口へ伝えるのは、商品名と使った日
電話などで確認するときは、次の情報があると話が具体的になります。
- 製品の正式な名前と、分かれば色名
- ブラシで塗る、粉を振りかけるなどの使い方
- 最後に使った日、すでに洗い流したか
- いつから使用を控え、どのように準備すればよいかという質問
容器の表示や成分表の写真も、必要に応じて示せるようにしておきます。ただし、自分で成分表を見て「この製品ならMRIでも大丈夫」と判断しないことが大切です。個別製品の使用可否や検査の可否は、検査を行う医療機関が確認します。
すでに使ってから注意に気づいた場合も、隠さず窓口へ連絡してください。「一度洗ったから問題ない」と決めたり、何度も強く洗って解決しようとしたりせず、使用状況を伝えて案内を受けましょう。
検査の日は、手順を一つ減らす準備を
使用を控えるよう案内されたら、普段の白髪隠しをその日の支度台から外しておくと、習慣で手に取るのを避けやすくなります。検査の案内を、朝に見える場所へ置くのも一案です。
今日は予約票の注意書きを開き、いつもの髪の身支度と照らし合わせるだけで十分。白髪を隠す工程を休む日があっても、自分らしい身支度はできます。分からない点を先に聞いて、検査の日を余裕のある一日に整えましょう。
掲載画像はAI生成によるイメージです。実際の製品・色見本・使用手順を示すものではありません。