白髪染めやヘアカラーが長持ちしないと感じるのはなぜ? 丁寧に染めるならシャンプーとトリートメントで!

Posted by on

白髪染めやカラーをしたあと色があまりもたなくて退色がはやいなと思ったことはありませんか?
頑張ってお手入れしてみたり…
濃いめに色を入れてもらったり…
染めたら頭を洗わずに過ごしたり…
色々とやってみたけれどもどうしてもすぐに退色してしまう方は何がいけないのでしょう。本来持つはずのカラーが退色するということは、必ずそうなってしまう原因があるはずです。(参考)
せっかくキレイに染めた髪色なのに毎回持ちが悪いなんて悲しいですよね。
そこで今回はカラーがなぜ長持ちしないのか、どうしたら長持ちさせられるのかを詳しく解説させていただきます。

1.カラーの持ちが悪い原因


カラーの持ちが悪い原因
カラーが退色してしまうのにはいくつかのパターンがあります。その例をご紹介していきます。

・ダメージ


一番多いケースが髪の毛のダメージがヒドイということです。髪の毛はキューティクル、コルテックス、メデュラの3層構造になっています。
キューティクル…髪の毛を外的刺激から守ってくれる役割があり、うろこ状に髪の毛の表面を覆っています。
コルテックス…繊維状の細胞でできており、メラニン色素が含まれていてここのメラニン色素の量で髪色が決まっています。
メデュラ…多数の空砲があり空気が含まれている。
この順に3層になっていてヘアカラーをする際はカラー剤に含まれるアルカリ剤の力で表面のキューティクルを開かせて、コルテックスに存在するメラニン色素を脱色して明るくして色味を入れていく仕組みになっています。
このアルカリ剤は無理やりキューティクルを開かせてしまうことになるのでダメージを負ってしまう行為となります。ダメージを負ったキューティクルは閉まりが悪くなるので髪の内部に浸透させた色味などが流失しやすくなってしまいます。
数回のカラーですごく痛むというわけではないのですが、ハイトーンのカラーをくり返したりブリーチなどで脱色してしまうとキューティクルがガバガバになってしまい退色に繋がります。

・シャンプー


自宅でお使いのシャンプーが洗浄力の強いものですとせっかく染めたカラーもトリートメントも洗い流されてしまい退色がはやまってしまいます。市販のシャンプーのほとんどが洗浄力の高い成分が配合されています。シャンプーの裏面に
ラウリル〜
ラウレス〜
のような表記がある場合は注意が必要です。特にカラーをしてから24時間はできる限りシャンプーをしないほうが持ちがいいので使用を控えてください。

・アイロン、コテ、ドライヤー


このような熱を加える道具を使用する際は特に注意します。可愛くセット
するのにも欠かせないアイロンやコテは温度によって髪の毛にかなりのダメージを負わせてしまうのです。
髪の毛は高温にさらされるとタンパク変性と呼ばれる変化が起き、退色やダメージなどに繋がるのです。よく卵に例えられますが生卵に火を通すとゆで卵のように固くなります。
この原理と同じで髪の毛も熱を通すとタンパク質や脂質が変性して髪の毛に空洞ができてしまいます。そうすると髪の毛の内部の成分が流出してしまい色持ちも悪くなります。
髪の毛の表面が100℃を超えてしまうと変質しはじめます。なれている場合は高温で髪の毛の温度が上がり切る前にでサッと巻くことができますが、なれていない方は巻きやすい一番低い温度を探してその温度で巻くことをオススメします。
傷まなそうなドライヤーも髪の毛が濡れている状態では熱の伝導率があがるので痛みやすいです。20センチほど距離を離して熱くないのを確認しながら乾かしてください。

2.長持ちさせるコツは


長持ちさせるコツは
原因がわかった所で色持ちをよくする方法もご紹介していきます。

・アルカリを残留させない


先ほどもお話した通りアルカリはキューティクルを開かせてしまう作用があります。カラーをした直後はアルカリに傾いた状態になっていて、髪の毛は外的刺激からうまく守れなくなってしまいます。
またアルカリが残留していると髪の毛の内部の栄養分や水分までもが外へ流れ出てしまいます。それを防ぐためには本来の弱酸性に戻してあげなくてはなりません。
美容室でアルカリ除去ができるか確認して除去剤や専用のシャンプー、トリートメントを使用してもらうようにお願いしてください。
弱酸性に傾けばキューティクルがしっかりと閉じられるのでカラーの流出が穏やかになるはずです。

・こまめなダメージケア


ダメージや乾燥が進むとキューティクルが乱れてしまい退色が進みます。そこでカラーのあとにはしっかりと髪の毛の外側をトリートメントでコーティングして退色防止の対策をしてあげてください。
これに加えてホームケアでヘアマスクや高保湿タイプのトリートメントを週に2〜3回使用してあげるとさらに効果的です。
効果が切れる前に重ねてコーティングするように意識してみてください。

・シャンプーの種類


洗浄力の高いシャンプーを避けていただいて、そのかわりに是非オススメしたいのがアミノ酸系シャンプーです。このアミノ酸系シャンプーは優しく洗い上げることができる特徴があります。
余分な汚れや油分は除去して必要な油分は残してくれるのでカラーやトリートメントの維持にも向いています。頭皮環境のバランスも取ってくれるので是非下記の表記のあるシャンプーを選んでみてください。
ラウロイル〜
ココイル〜

・カラーシャンプー&カラートリートメント


今現在ダメージがヒドイ方ですとどうしてもその部分からカラーが流れ出てしまいます。そこでダメージを補修している間はカラーシャンプー、カラートリートメントで退色をカバーしてあげるのもオススメです。
表面や毛先などダメージがひどい部分は特に退色がはやいので少し色落ちしてきたなと思ったら定位的に使用することで負担なく色味を足してあげることができます。色味も種類も様々なのでご自身の色味に合わせて選んでみてください。
色持ちはそこまで良くはないので週に2〜3回目安に施術できると安心です。

3.まとめ


せっかくキレイに染めているのに退色してしまうなんてもったいないです。少しの知識と実践だけでもかなり防げることなので是非参考にしてみて頂けたら幸いです。(参考
ただ、白髪染めはどうしても限界があります。ちょっと面倒だな・・・そう思うのであれば、美しく染める、綺和美のRoot Vanishをお試し下さい。綺和美は綺麗に美しく染まり、そして丁寧なトリートメントで心も元気に回復するおすすめのヘアケアプロダクトです。雑誌でたびたび紹介され、人気も徐々に上昇中。ほのかにかおるラベンダーの香りがあなたのバスタイムをリッチにしてくれます。
通販でお届けする綺和美は定期購入だとさらに続けやすくなります。染めるのに限界を感じたら、シャンプー、コンディショナーそしてトリートメントから見直してみませんか?






【本記事の要約】
カラーが長持ちしない理由は、髪のダメージや使用しているシャンプー、アイロンなどの熱処理が関係しています。髪がダメージを受けると、キューティクルが開いてカラーが流れやすくなるため、退色が早くなります。また、強い洗浄力を持つシャンプーや熱を加える道具も、カラーの持ちを悪くする原因です。カラーを長持ちさせるためには、アルカリを残さず髪のpHを弱酸性に戻すことや、ダメージケアをこまめに行うことが効果的です。アミノ酸系の優しいシャンプーやカラーシャンプーを使用することで、カラーを守りつつ髪を健康に保つことができます。

← Older Post Newer Post →