白髪染めで失敗したら? やり直す際の注意点と対策を解説します

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染めても染めても時間がたつとすぐに目立ってくる白髪、生え始めは1〜2カ月に一度でも間に合っていたのに気づいた時には2〜3週間に一度は染めないと気になってきてしまうようになります。
そんな時にコスパよく染めることのできるセルフカラーに手を出す方も多いのではないでしょうか。コロナ過になり特に取り入れることも増えたセルフカラーは、ドラッグストアでも薬剤を手に入れることができ、手軽に染められることが大きなメリットになるのですがその分失敗やトラブルも後をたちません。
白髪染めは通常のファッションカラーと少し性質が違っており、失敗すると直すのがとても大変になってしまうのです。そこで今回は白髪染めとファッションカラーの違いから、白髪染めの失敗のパターンや失敗しないための対策など詳しく解説させていただきます。

1.カラーの仕組み


カラーの仕組み
まずは白髪染めとファッションカラーの違いについてみていき、そのあとに市販カラーと美容室カラーの違いについてご紹介していきます。

ファッションカラー


1液のアルカリ剤と2液の酸化剤を混ぜ合わせることで化学反応を起こして、染料を髪の毛の内部に入れ込む仕組みになっています。1液は髪の毛の表面のキューティクルをひらかせて染料が髪の毛の内部にはいりやすい状態を作り出してくれるのです。
2液の酸化剤は過酸化水素を分解して酸素を発生させてその酸素がメラニン色素を分解していくため、髪の毛の色が脱色されていき、それと同時に酸化染料の分子を結合させて発色するのうになっています。
酸化染料は酸素に触れ合わなければ無色で色がない状態ですが、一旦酸素に触れると酸化反応を起こして発色することで酸化染料と呼ばれています。酸化染料は分子の繋がりはじめの分子よりも大きくなるため、キューティクルから染料が流れ出ないため色が定着するようになっているのです。
このような作用でカラーは施術されているのですが、アルカリ剤でキューティクルをひらかせたり内部に色味を定着させるため過酸化水素を使用したりと、髪の毛には負担が大きいものになっています。
この際にカラー剤のアルカリの成分が髪の毛に残留してしまうと、キューティクルが閉じ切らなくなってしまい染めたはずの色素が髪の毛の内部から流出してしまい、ダメージにも繋がってしまうのです。

白髪染め


ファッションカラーと白髪染めは同じ酸化染料剤で仕組み自体はどちらも同じになります。しかし、内容量と特徴が少し異なっており白髪染めはファッションカラーよりも染毛力が強くブリーチ力が弱いことが多くなります。髪の毛を明るくすることよりも白い白髪の髪の毛にしっかりと色をつける染毛力に特化しているといえます。
ファッションカラーは14トーンまで明るくできるものが多く、幅広い明るさに対応できるブリーチ力がなくてはならず染毛力が白髪染めよりも劣る仕組みなっているのです。
また、白髪染めの染料の配合も茶色や黒い成分が多くなっているため、明度が低く色味の発色が弱い傾向があります。そのため一度白髪染めで染めてしまった部分は色素が強く定着してしまっており、明るくしたり染め直したりがしにくくなってしまうのです。

市販のカラーと美容室のカラーの違い


次に市販のカラー剤は美容室のカラー剤と一体何が違っているのでしょうか。実はどちらも薬剤の構造はほぼ同じような仕組みになっているのです。ではなぜ市販は良くないと言われてしまうのか原因と違いをみていきます。
薬剤の成分は大方どちらも同じなのですが、成分の配合量が市販のカラーと美容室のカラーでは異なっているのです。カラーの際にアルカリの力でキューティクルをひらかせますが、この成分の配合量が多くなっているのです。
市販の薬剤は様々な方を想定して誰が染めてもきちんと染まるようになっていないといけません。そのためどんな髪質にも対応できるように強めの薬剤設定となっているのです。
美容室では一人一人の髪の毛の状態に合わせて色味や薬剤の強さを塗分けて調節することができます。そのためムラやダメージが少なく自分でも見えない部分もキレイに染め上げてくれるのが最大のメリットになります。

2.白髪染めの失敗パターン


白髪染めの失敗パターン
白髪染めをして失敗してしまうパターンはいくつかあるのでご紹介していきます。

暗くなりすぎた


白髪染めの失敗で一番多いのが「想像してた色味よりも暗くなってしまった」というパターンです。白髪染めは色選びや塗布の仕方を間違えてしまうと、暗くなってしまうことがあります。黒や茶色の色素が多く配合されている分、濃く発色してしまい不自然に暗くなってしまうのです。

白髪の染め残しやムラ


自分で染める時は塗りムラができてしまいやすくなります。後ろの手の届きにくくチェックしにくい部分から目立つ顔周りや分け目など塗布量が足りないだけでも染め残しになってしまいます。
また、前回染めたところに重なると暗くなりやすいので均等に塗布ができていないとくらい部分と明るい部分で分かれてしまい、ムラになってしまうのです。

根元だけ明るい


薬剤選びを失敗してしまい染めたら根元のリタッチ部分だけ明るくなってしまうことがあります。逆プリンと言われる現象で根元が明るいととにかく目立ってしまうので注意が必要です。
白髪染めをフルカラーで染める際にも薬剤を分けないと逆プリンになりやすいので気を付けなくてはなりません。

ダメージがひどくなった


誰にでも染まるように強く設定されている薬剤なので、必要以上にダメージを受けてしまいます。毎回市販の薬剤を使ってしまうとダメージが蓄積されてしまいどんどん髪の毛が傷んでいってしまう原因になります。

3.白髪染めで失敗しないためには


白髪染めで失敗しないためには
白髪染めをして失敗しないためにはどんなことに気を付けたら良いのでしょうか。失敗しないための対策をご紹介していきます。

薬剤の色や量を選ぶ


薬剤の色味や明るさ量に気をつけてください。染める範囲がリタッチなのかフルカラーなのかでも変わってきますが、サンプルの色味などをよく見て自分の色味と近いものを選ぶようにします。
この色選びを間違えてしまうと明るかったり暗かったりと失敗に繋がってしまうので慎重に選んでみて下さい。また、フルカラーをする場合は同じ薬剤で全頭塗布してしまうと以前染めた部分が暗く沈んでしまうので、薬剤を分けて塗分けをするか、リタッチのみにしておくかがオススメです。

フルカラーは美容室でリタッチのみセルフでと使い分ける方法も失敗が少なくなります。

きちんと乾いた状態で塗布する


濡れている状態でカラーを塗布してしまうと染まりムラができやすくなってしまいます。汗や雨などで根元が濡れている場合もきちんと乾かしてからカラーを塗布し始めてください。このひと手間でぢ上がりの染まりも良くなりキレイになります。

目立つ顔周りや分け目の根元から塗り始める


白髪が一番目立つ顔周りや生え際、分け目など気になる部分から薬剤を塗布してください。はじめに塗布することによって放置時間もしっかりと置け、塗り忘れもないので染め残し防止にもなります。

洗い流す際の乳化をしっかりする


セルフカラーで完璧にムラがなく染め残しもないというのはかなり難易度があがります。そこでカラーを流す際にしっかりと乳化をすることで残留アルカリを除去しながらもカラーを均等に馴染ませてくれるので時間をかけて丁寧に乳化をしてあげることがオススメです。

1.カラーを流す際に、ぬるま湯を少しずつ髪の毛に馴染ませていき根元からクルクルして乳化させていきます。
2.そのままぬるま湯を足しながら全体的に乳化してカラー剤とぬるま湯を馴染ませてください。
3.中間から毛先にも馴染ませていき、染料を浸透させていきます。
4.全体に馴染んだらシャワーで流してください。
カラーシャンプーの前にこの工程をするだけで染ムラが馴染みやすくなります。

4.失敗してしまったら?


失敗してしまったら?
白髪染めして失敗に気づいた時にするべき対処法をご紹介していきます。

再度セルフで染める


塗り残しや塗りムラの失敗の時に有効なのが、もう一度カラーをして染まっていない部分や足りない部分をカラーすることです。全部同じようにカラーを塗布してしまうと、きちんと染まった部分が暗くなってしまうので染まっていない部分にピンポイントで塗布するようにしてください。
根元だけ明るい場合などは色味を変えて、全体にリタッチとして塗布しても大丈夫です。

美容室で対処してもらう


自分が思ったよりも暗くなってしまった場合、これが一番難しく白髪染めの厄介なところなのですが一度白髪染めで暗く染まった髪の毛を明るくすることはとても大変です。自分では手に負えないので美容室で相談して改善していきます。
白髪染めで暗くなった部分は色素がしっかりと定着しているため、この上から明るいカラーをしてもほとんど変化がありません。ブリーチで脱色して明るくするかカラー剤の一番明るいカラーを何度かして少しづつ明るくしていくかとどちらもムラになるリスクもあり髪の毛の負担も大きくなってしまいます。
少しでもダメージを抑えたい場合は脱染剤の取り扱いのある美容室にいくことをおすすめします。脱染剤は染料を取り除くことに特化した薬剤でブリーチよりもダメージは少なく済みますがブリーチよりも明るくする力は弱くなるので仕上がりの要望と相談して決めるといいかもしれません。

染める手順


ムラになりにくいセルフカラーの染める手順をご紹介していきます。
1.顔周り、分け目、生え際の根元にカラー塗布していきます。
2.耳後ろで前後にブロッキングして根元にカラーを塗布してください。
3.前後に分けた前側のブロックを上から2㎝ずつスライスをとって根元にカラーを塗布していきます。
4.下まで塗布できたら逆サイドも同様に塗布していきます。
5.後ろも真ん中で分けてからカラーを塗布してください。
6.後ろも上から2㎝ずつスライスをとって根元にカラーを塗布していきます。
7.下まで塗布出来たら逆も同様に塗布します。
8.先ほど横にとったスライスに対して斜めの八の字状に今度はスライスを2㎝ずつとりながらチェックしながら再度カラー剤を足しながら塗ってください。
9.バックから再度まで塗布出来たら、顔周りや首元などアウトラインに塗り残しがないかチェックしていきます。
10.この時に塗り残しが心配なところは再塗布しておいてください。

5.まとめ


白髪染めは手軽に自分でできてしまう半面、失敗するリスクもある施術になります。失敗してしまうと自分で直すことが難しくなってしまい、場合によっては美容室でも元には戻せない場合があるので注意が必要です。また、すぐに染め直すのはおすすめされないでしょう。※理由はこちらをご参考に。
そうならないためにも失敗しないため気を付けることを守り、事前に対策をしっかりとしてからセルフカラーに挑むようにしてください。フルカラーは美容室でリタッチをセルフでしたり、カラーシャンプーなどを取り入れて間にはさむことも効果的です。
一番重要な色選びだけは注意して上手に組み合わせてみてください。

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【本記事の要約】白髪染めは、年齢とともに増える白髪への対策として多くの人に用いられますが、セルフカラーでは失敗やトラブルが起こりやすい特徴があります。ファッションカラーと白髪染めには染料の仕組みや目的に違いがあり、特に白髪染めは染料が髪に定着しやすい性質があるため、染めムラや色の選択ミスなどが起こると修正が難しくなります。失敗を防ぐには、事前のパッチテストや染め方の手順を守ること、また髪質に合った製品を選ぶことが大切です。セルフカラーでは薬剤の塗布量や放置時間の管理が難しいため、美容室での施術を検討するのも一案です。もし失敗してしまった場合には、すぐに専門家に相談し、無理に直そうとしないことが重要です。白髪染めは見た目を整えるための効果的な手段ですが、正しい知識と方法で行うことで安全かつ美しい仕上がりが得られます。

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