生理中と白髪染めの関係は?アレの日は染めちゃダメ?

Posted by on

生理中と白髪染めの関係は気になりますね。アレの日は染めてはダメなんでしょうか。これについて、生理中の白髪染めやヘアカラーは基本的にダメなんです。なぜなら生理中の体や皮膚はとても過敏になっているからです。実は白髪染めやヘアカラーは注意して使う必要があります。そんな生理中と白髪染めの関係についてご紹介します。
先ほど「基本的に生理中の白髪染めはダメ」といいましたが、実は生理中でも使える商品もあるんです。最後に「無添加+天然植物エキスのROOT VANISH白髪染め トリートメント・白髪隠し」の紹介もあります。どうぞご覧ください。

1.生理中は白髪を染めてもいい?


生理中は白髪染めをしてもいい?
これまでに「うっかり生理中に白髪染めやヘアカラーををしてしまったけど大丈夫だった」という方もいるかもしれません。
しかし生理中の白髪染めやヘアカラーについては、商品の注意書きに「使用しないでください」とはっきり表示されています。ダメな理由は、生理中の頭皮や皮膚は過敏になっているからです。過敏な状態で白髪染めやヘアカラーをすると皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。
詳しくは白髪染めやヘアカラーの外箱や使用説明書をご覧になってください。次のような表示が書いてあります。「注意書き:病中、病後の回復期、生理時、妊娠中などは使用しないでください」。白髪染めやヘアカラーを手元にお持ちでないときは、日本ヘアカラー工業会のサイトで読めます。「大切なお知らせとお願い」コーナーです。
*日本ヘアカラー工業会サイトは一番下のリンクから確認できます。

2.もし生理中に白髪染めをするとどうなるの?


生理中に白髪染めをするとどうなる
ではもしも生理中に白髪染めやヘアカラー(酸化染毛剤)をしてしまうとどうなるのでしょうか。皮膚トラブルの起こる可能性があり、「かぶれ」の症状が出ます
白髪染めやヘアカラーで起こるかぶれとは、「かゆみ」や「はれ」です。さらに「赤み」や「ブツブツ」の出ることもあります。白髪染めやヘアカラーのついた顔、頭皮、首などで起こります。
通常はなんともなくても、生理時、妊娠中など体質の変わりやすいときには使用をやめた方がよいでしょう。
アレルギー症状の原因は使用されている酸化染料です。いつもは問題なく使える白髪染めやヘアカラーでも、体質の変化によってはなんらかのアレルギーにつながることもあります。そのため生理中には酸化染毛剤の白髪染めやヘアカラーの使用はやめましょう。

3.白髪染めにおすすめな時期はあるの?


白髪染めにおすすめの時期
ここまで生理中の白髪染めは避けたほうがいい理由を紹介してきました。では白髪染めに最適なタイミングはあるのでしょうか。残念ながら白髪染めに最適な時期は特に明言されていません
しかし生理前の10日間ほどは黄体期と呼ばれ、女性ホルモンの影響が出やすい時期です。乳首が敏感になったり、イライラしたりなど体質の変化は起こりやすい期間となります。そのためできたら生理中に加えて、生理前の期間も避けて白髪染めをするのが安心ですね。生理用品メーカーによると生理後1週間ほどは肌や髪の調子がよいそうです。白髪染めは生理後1週間のうちにするのはいかがでしょうか。
*生理用品メーカー、ユニ・チャームのサイトは以下のリンクから確認できます。
https://www.sofy.jp/ja/advice/period-changes/11.html#anchor_a_5

他に白髪染めで気をつけることはある?


白髪染めを使うときには毎回パッチテストを行いましょう。普段は大丈夫でも、ある日突然アレルギー症状の出ることはあります。そのため毎回忘れずにパッチテストを行いたいものです。パッチテストとは皮膚のアレルギーテストです。二の腕に白髪染めやヘアカラーをつけてようすを見ます。
パッチテストの基本的なやり方
・綿棒に白髪染めをつけて、二の腕の内側に10円硬貨くらいの大きさに広げて塗る
・自然乾燥させる
・30分後に異常がないか確認する
・異常ナシなら48時間放置する
・48時間後に確認する
・問題がなければ白髪染めを行う。
かゆみ、赤い発疹、はれなどの異常があればすぐに洗い流しましょう。その際は白髪染めやヘアカラーの使用はできません。また商品によっては、白髪染めやヘアカラー液を水で薄めてパッチテストを行うものもあります。詳しくは商品の外箱や使用説明書で確認してください。
これまでに白髪染めやヘアカラーでかぶれた経験のある方はアレルギー反応のでる恐れがあります。今までにかぶれたことのある方は、酸化染毛剤を使ったヘアカラー商品のパッチテストもしないように注意喚起されています(日本ヘアカラー工業会)。その際は酸化染料を使用していない白髪染めトリートメントやマニキュアなどを使用するとよいでしょう。その際もあらかじめパッチテストは忘れずに行ってくださいね。

どうしても生理中に白髪を染めたいときはどうすればいい?


「生理中の白髪染めはよくないのは分かった。でもどうしても結婚式やパーティーなどのために白髪を目立たなくしたい」。そんな場合はどうすればいいのでしょうか。
生理中には「酸化染料を使用していない」白髪染めトリートメントやマニキュアを検討してみましょう。自然由来成分を使った商品なら比較的にアレルギー症が起きにくいようです。表示をよく確認して選んでくださいね。白髪染めやヘアカラーを選ぶために特徴や種類を比較してみました。
白髪染めやヘアカラーには大きく分けて「医薬部外品」と「化粧品」があります。ヘアカラーリングの医薬部外品と化粧品は次のように違っています。
医薬部外品と化粧品の比較
医薬部外品
名称:酸化染毛剤、非酸化染毛剤、脱色剤、脱染剤
特長:永久染毛剤は比較的長くカラーが持つ
商品:ヘアカラー、白髪染め、おしゃれ白髪染め、ヘアブリーチなど
おすすめ:しっかりと染めたい人
化粧品
名称:染毛料
特長:染毛剤よりも少し色持ちが短い
商品:ヘアマニキュア、カラートリートメント、ヘアファンデーション、ヘアマスカラなど
おすすめ:髪をなるべく傷めたくない人、かぶれなどで永久染毛剤を使えない人

4.まとめ


生理中の白髪染めは、過敏になっている皮膚や体調を考えるとやめておいた方がよいと言えます。しかし、成分によっては生理中でもアレルギー症状の起こりにくい白髪染めもあります。酸化染料を使用していない自然由来成分の商品を選びましょう。
無添加+天然植物エキスの「ROOT VANISH白髪染め トリートメント・白髪隠し」は酸化染料を使っていません。22種類の植物エキスを使用している、アレルギーの起こりにくい商品です。ご使用前にはパッチテストを行いましょう。
参考サイト
日本ヘアカラー工業会「大切なお知らせとお願い」
https://www.jhcia.org/advice/advice_oshiraseonegai/






【本記事の要約】
生理中の白髪染めは、頭皮や皮膚が過敏になっているため、かぶれなどのトラブルが起こる可能性が高く、避けるべきです。白髪染めやヘアカラーの製品には、生理中は使用しないように注意書きが記載されている場合が多いです。
生理中に白髪染めをしてしまうと、かゆみ、はれ、赤み、ブツブツなどの症状が出る可能性があります。これは、白髪染めやヘアカラーに含まれる酸化染料が、生理中の過敏になっている皮膚に刺激を与えてしまうためです。
白髪染めを行う際は、生理中だけでなく、生理前の10日間ほどはホルモンバランスが不安定なため、避けるのがおすすめです。生理後1週間ほどは肌や髪の調子が安定していると言われていますので、その期間に白髪染めを行うのが良いでしょう。
白髪染めを使用する際には、必ずパッチテストを行い、アレルギー反応がないかを確認しましょう。過去にかぶれた経験がある方は、酸化染料を使用していない白髪染めトリートメントやマニキュアなどを検討するのも良いでしょう。
生理中にどうしても白髪を染めたい場合は、酸化染料を使用していない、自然由来成分配合の白髪染めトリートメントやマニキュアなどを選びましょう。
白髪染めは、適切な時期と方法を選び、安全に配慮して行いましょう。

← Older Post Newer Post →