カラートリートメントの進化形!?カラーバターの特徴と口コミレビュー

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髪へのトリートメントとカラーリングを同時にできるのがカラーバター。色味が豊富で、絵の具のように混ぜ合わせながら直感的に好みの色が作れるので若い女性を中心に話題を呼んでいます。
また、カラーバターの主成分はトリートメントなので、従来のカラー剤にありがちな施術後のパサつき感が低減される等、痛みがちな髪の毛にも嬉しい事がたくさん。
今回はそんなカラーバターの特徴や、実際に使ってみた方たちのレビューをピックアップしてみました!また、カラーバターを使う事のメリットや、気を付けておくべきポイントも必見ですよ。

 

1. カラーバターってどんな商品?


人気の火付け役となったのがエンシェールズのカラーバターです。それまでもカラーバター自体はありましたが、エンシェールズは全25色という豊富な色展開で若い世代の女性を中心に話題となりました。
https://youtu.be/7hw-Bqwalls

カラーバター(エンシェールズ)の基本情報
アッシュミルクティー/アイスミントグリーン/モカブラウンなど全25色
内容量: 200g(約1回分の内容量)
定価:税抜 2667円


似たような商品にヘアマニキュアがありますが、その違いは使用後の髪の質感にあります。カラーバターはマニキュアのようにキシキシとした手触りはなく、スルっとした髪の質感が保てるのが特徴です。
ブリーチした髪に明るい色味を入れたい時にも、ダメージを気にしなくても良いので何度も違う色を試せるというメリットがあります。
また、白髪にも使えるので、一時的な白髪染めとしての使い方もできます。そんなカラーバターの魅力を一つずつ深堀していきたいと思います。

①髪の毛や頭皮へのダメージが少ないヘアカラー



一般的なカラー剤に含まれるアルカリ剤には、髪の毛や頭皮を痛めるリスクがあります。特に乾燥が続くような時期には、頭皮を掻いてしまい、小さな傷もつきやすくなっています。
カラーバターにはジアミンやアルカリ成分が含まれていないため、敏感になっている頭皮にも安心して使用できます
また、従来のカラー剤と違い、髪の中で化学反応を起こして色を定着させるわけではないので、ツルツルとした髪質の仕上がりが期待できます。

②トリートメントしながら染められる



カラーバターの90%以上の成分はトリートメント成分。なので、カラーもできるトリートメントクリームということになります。
トリートメントクリームはフィトステロールとよばれる植物性の化合物が含まれていますが、このフィトステロールは化粧品にも多く使われるほどに保湿性が高いのです。
カラーバターの施術後には一般的なカラー剤にはないツヤ感と柔らかな手触りが得られるため、乾燥しがちな冬にはピッタリなカラー方法といえます。

③カラーのラインナップが豊富



カラーバターの大きな魅力はなんといっても、その豊富なカラーのラインナップ
色々な種類から自分の好みの色を直感的に探すことができます。しかも、もし好みの色が見つからないという時には、数種類のカラーを混ぜ合わせて自分だけのオリジナルカラーをカスタマイズすることも可能。まるでパレットで絵の具を混ぜ合わせるように楽しくカラーができるので、SNSでも皆さん様々な色で髪色を楽しんでいるみたいです。

グレープパープル


キレイなパープル系のカラーで高貴なイメージに。元の髪色が明るければブリーチなしでも、これだけキレイに発色できます。

2トーンカラー


2トーンカラーもキレイに染められます。風で髪がなびいた時にチラッと見えるインナーカラーは個性も出せて可愛いですよね。

アッシュ系カラー


ブリーチをせずに色味をのせることで、少し大人っぽいキレイな仕上がりになります。色落ちで赤っぽくなってしまった髪に、落ち着いた色味をのせて楽しむこともできます。

マットアッシュカラー


少しアッシュが入った自然な黒色で、白髪染めや学生さんの色戻しにも使えるカラーです。黒光りすることなく、ナチュラルな仕上がりで透明感もありますよね

④黒っぽい髪の毛には色が入りづらい!


カラーバターは髪の表面に塗るトリートメントなので、ブリーチ効果はありません。したがってカラーリングをしていないバージン毛にカラーバターを塗布しても、色が入りづらいというデメリットもあります。黒い紙に絵の具を塗っても色が乗らないのと同じですね。
カラーバターでカラーリングをする際には、事前にブリーチか、ある程度の明るいカラーの施術をしておく必要があります。もちろん、白髪にはちゃんと色が入りますので、白髪染めとして使用することもできます

⑤カラーバターの色持ちは、カラートリートメント以上ヘアマニキュア未満!


カラーバターは髪の内部に色が定着するのではなく、色付きのトリートメントによって色味が髪に付着するものです。そのため、日々のシャンプーによって少しずつ色落ちしていきます。もとの色味や明るさにもよりますが、大体1週間~2週間ほどで完全に色が抜けて元の髪色に戻るでしょう。カラートリートメントは3日~1週間、ヘアマニキュアは2週間~4週間くらいで元の髪色に戻りますから、カラートリートメント<カラーバター<ヘアマニキュアの順で色持ちすることになります。
色落ちが早いということは、ひとによっては色々な色味を試せるという事でもあるので、オシャレ好きな方には良い事かもしれませんね。

配合されている全成分



カラーバターの成分はほぼトリートメント成分で髪に良く、いたみにくいとされています。成分表に記載されているジメチコン、ステアリルアルコール等、髪の潤滑効果やコンディショニング作用のある成分は一般的なトリートメントにも入っている成分です。また、ヒマシ油などの植物油も髪のエモリエント効果が期待でき、潤いを保つのに役立ちます。
このように、カラーバターには髪にとって優しい成分が入っていることが分かりますが、トリートメントは基本的に頭皮につけることは意図していません。頭皮への残留性があるため、予期しない頭皮トラブルの原因となる場合もありますので、使用する際にはなるべく頭皮への付着は避けて、万が一かゆみや赤み、ピリピリ感を感じた場合にはすぐに洗い流すようにしましょう

2. カラーバターの使用方法



カラーバターは一般的なトリートメントよりもテクスチャーが硬く、垂れにくくなっています。そのため、自宅でのセルフカラーでも汚れにくく作業しやすい点も魅力。色が目で見て分かりやすいので染めているポイントと、染められていないポイントが塗りながら分かるという点も嬉しいですよね。
そんなカラーバターを自宅で簡単にキレイに使う為のコツとポイントとを確認してみましょう!

ステップ① 準備するもの


快適&キレイに染めるために準備したいのは次のようなアイテム。

・手袋(手が汚れないように)
・ヴァセリン(顔まわりに色が付かないようにするために)
・ダックカール(髪をセクション毎に分けて中までしっかり染められるように)
・コーム(髪をとかす時や生え際を塗る時に便利です)
・汚れてもいいタオル(使用中に肩にかけるものと洗い流した後のドライのために)
・ラップ(塗布した後に髪に巻いておくとキレイに色が付きます)


その他、床に新聞紙等を敷いて汚れないようにしておくと片付けが楽になります。

ステップ② 髪を濡らしてしっかりタオルドライ


使用前に髪を濡らしてしっかりとタオルドライし、コームで髪をよくとかしておきましょう。髪を濡らしておくとカラーバターがよくのびて塗りやすくなります。
この時にはシャンプーはしない方が◎。必要以上に頭皮の脂が取れすぎてしまい、使用中に思わぬ頭皮トラブルにつながる恐れがあります。

ステップ③ カラーチェック


洗い流した後に想定の色味と違うということが起こらないように、カラーチェックをしておきましょう。
目立たない場所にポイントで塗って、15分ほど放置した後、タオルやティッシュでふき取り、ドライヤーで乾かして色味を確認してください。
濡れた髪と乾いた状態の髪では、色味に微妙な違いがあります。しっかりと乾かした状態で実際の仕上がりの色味をチェックしてみてください。

ステップ④ 全体に塗っていく


カラーチェックの色味が大丈夫であれば、肩にタオルをかけて、ヴァセリンを顔まわりに塗ってから全体的にカラーバターを塗っていきます
ムラなく染めるために、内側の髪の毛から塗布していきましょう。
ダックカールで表面の髪をとめて内側の塗布が終わったらだんだん表面に塗布していき、最終的に残ったカラーバターで全体的にもみこむように塗ってあげると全体的にムラなくキレイに塗れます。

ステップ⑤ 放置して洗い流す


カラーバターを全体的にムラなく塗布できたら、ラップをして体温を利用しながら頭部全体を温めていきます。
放置時間は15分~20分。色がしっかりと入っているか確認し、大丈夫であれば洗い流してからしっかりとシャンプーをします。
カラーバターはそのものがコンディショナーなのでトリートメントやコンディショナーを更にする必要はありません。ドライヤー後の指通りを確認してください。

3. カラーバターを使用した口コミ


トリートメントが主成分のカラーとして新しい感覚でカラーができると話題のカラーバターですが、実際に使用してみた方たちの感想はどうなのでしょうか。良い口コミ悪い口コミからカラーバターの使用感をみていきましょう。

良い口コミ



○ 40代女性の口コミ 「自分の好みの色味が作れる」


今までアッシュ系やピンク系の色味は美容室でオーダーしても好みの色に仕上がらなかったり、高い料金の割にすぐに色が抜けてしまったりしていましたが、カラーバターを友人にすすめられ購入して、自宅で使ってみました。好みの色味が自分で作れるので満足しています。かなりお勧めです。

○30代女性の口コミ 「髪のダメージを気にせず使用できる」


派手なカラーにするときには必ずと言っていい程使っています。赤のグラデーションにしていたので毛先が色落ちして、すぐにオレンジになってしまい困っていましたが、色落ちしてしまった毛先にカラーバターを使って、赤色に戻しています。トリートメントが主成分なのでダメージも気にすることなく使えるので、美容室でブリーチしてもらって、自分でカラーバターを使って色を入れるという使い方をしています。

○30代女性の口コミ 「白髪も目立たなくできます」


チラホラとでてきた白髪を目立ちにくくするために使用しています。ウィービングでハイライトをいれて、ココアブラウン、ココナッツブラウンで色味をいれると、キレイに色が入って白髪が目立たなくなります。2週間ほどで色味は抜けてきてしまいますが、トリートメント効果のおかげでブリーチした髪の毛もサラサラの髪質になるので重宝しています。

悪い口コミ



×30代女性の口コミ 「想定よりも暗くなってしまう」


ブリーチを3回した髪にシルバー925を使用しました。少し黄色みがかった髪だったせいか少し想定よりも暗くなってしまいました。カラーシャンプーや、カラートリートメントの併用でなんとか戻ってきました。違う色味も試してみようと思います。

×40代女性の口コミ 「発色しにくい色味がある」


インナーカラーに挑戦し、ショッキングパープルがうまく入ったので、アッシュミルクティーを購入。結果はあまりうまく色が入ってくれませんでした。アッシュミルクティーはブリーチを2~3回しないとキレイに入らないかもしれません。

×20代女性の口コミ 「手袋は必須です」


トリートメントの感覚で手袋をつけずに作業をすると爪や手の平が悲惨なことになります。必ず手袋はつけた方が良いです。また、ホワイトブリーチをしている方は色が入りすぎるので、注意してください。5分くらいで十分過ぎる位に色が入ります。

口コミのまとめ



実際に使用した方の口コミで多かったのが以下のポイントです。
・自分の好みの色味にカスタマイズできる
・傷みにくく、ダメージがあまり気にならない
・色が抜けてもすぐに手軽に染め直せる
・自分の好みの色に仕上げるには前準備と知識が必要である
・使いこなすまでに時間がかかる
カラーバターは豊富なカラーバリエーションが魅力の一つですが、色味の選定が難しいという声が多く、使いこなせるようになるには時間がかかりそうです。しかし、慣れてしまえば、微妙な色味の違いを楽しむことができるので、どんどん試してみて下さい。
また、カラーバターはカラーリングしていない髪の毛には色が入らないので注意が必要です。

4. カラーバターを購入するならどこが良い?



新しいカラーリング方法として、カラーバターを試してみたくなったという人も多いと思います。そんなカラーバターは、一般的な量販店やドラッグストアでは200gで税込み2600円程で購入することができます。
でも、実はインターネットならもっとお得に購入することができるのです。できるかもしれません。
下記はエンシェールズのカラーバターをAmazon、楽天、Yahoo!の3社で比較した内容です。
 
・楽天  2,420円(税込・送料無料・あす楽利用可)

 
・amazon 2,049円(税込・通常配送無料)

・yahoo! 2,399円(税込・送料無料)

エンシェールズのカラーバター(200g)での価格を検証


上記のように、Amazonでの購入が最安値ですが、プライム会員でない場合はお急ぎの便や日付指定の配送には送料がかかってしまいますので、状況によって使い分けるのがおすすめです。
とはいえ、ネットショッピングでの価格の方が店舗での購入よりもお得に購入できることが分かりました。
しかも、各ネットショッピングでは2色セットでさらに安くなるキャンペーンも行っているようです。お店で実際の色味を見てネットで買うというのも良いかもしれませんね。






【本記事の要約】
カラーバターは、トリートメント成分を主体とした新しいカラーリング方法で、若い女性を中心に注目を集めています。従来のカラー剤と異なり、髪へのダメージが少なく、豊富な色展開が特徴です。
エンシェールズのカラーバターは全25色という多彩なカラーバリエーションを持ち、混色も可能なため、自分だけのオリジナルカラーを作ることができます。トリートメント成分が90%以上を占めるため、髪に優しく、ツヤのある仕上がりが期待できます。
使用方法は比較的簡単で、事前にブリーチや明るめのカラーリングをした髪に塗布します。15〜20分放置した後、洗い流すだけです。ただし、未染髪や黒髪には色が入りにくいというデメリットもあります。
口コミでは、好みの色味が作れる、髪のダメージが少ない、白髪も目立ちにくくできるなどの肯定的な意見がある一方、色味の予測が難しい、発色に注意が必要などの課題も指摘されています。
色持ちは1〜2週間程度と比較的短く、シャンプーによって徐々に色落ちします。価格は税込み2,000円〜2,600円程度で、Amazonが最安値となっています。
カラーバターは、髪を傷めずに気軽にカラーリングを楽しみたい人におすすめの新しいヘアカラー方法といえるでしょう。

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