頭皮のにおいが気になるなら白髪染めシャンプーへの変更をおすすめします

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ふっとした時に自分の頭皮のにおいが「あれ?」と気になることはないでしょうか。
「前までは気にならなかったはずなのになんかにおいが違う…」
「きれいに洗ったはずなのににおう…」
「寝起きの枕がくさい…」
このようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。頭皮のにおいは対策が自分でもしづらく、周りの人にもにおってしまっていないかとても気になってしまいます。そうなると精神的にもストレスとなり余計ににおいが気になるようになってしまい、どんどん悪循環におちいってしまうのです。
そこで今回は頭皮がにおう原因から、におい対策のおすすめのシャンプーの種類まで詳しくご紹介させていただきますので、ぜひ最後まで御覧ください。(参考

1.頭皮がにおう仕組みと原因


頭皮がにおう仕組みと原因
頭皮は体の中でも最も皮脂腺が多く、皮脂の分泌量が多い部位とされています。適度な皮脂は頭皮や髪の毛を保護する役割も果たしているため、必要なのですが過剰に分泌してしまうと皮脂をエサとしている皮膚の常在菌が繁殖してしまいます。常在菌の頭皮の皮脂や汗を分解して酸化する性質が、においの原因に繋がってしまうのです。
仕組みがわかったところで詳しい原因もみていきます。

洗い残し・すすぎ残し


洗髪のときにきちんと洗えていなかったり、すすぎ残して皮脂やスタイリング剤などが頭皮に残ってしまうと常在菌のエサにもなりにおいの元になってしまいます。洗い残しの皮脂は油なので酸化してしまいにおいを発することもあるのです。

加齢


よく聞く加齢臭とは皮脂から発せられるにおいのことを言います。においの元はノネナールという皮脂に含まれているヘキサデセン酸が分解された体臭成分が原因とされています。加齢臭によるにおいを抑えるためには皮脂の分泌量を抑えることが有効になってくるのです。
このヘキサデセン酸は若いときには存在しなく、40代など年齢を重ねていくにつれて増加していきます。常在菌がこのヘキサデセン酸を食べて分解することで加齢臭が強くなるのです。
頭皮の皮脂の中にはいい常在菌もいて皮脂を食べて、脂肪分解して頭皮の皮脂バランスを取ってくれているのです。これも過剰に繁殖してしまうとバランスを崩してしまうので適切なケアが必要になってきます。

食生活


脂質や糖質を取りすぎていたりバランスの悪い食事をしていると、においが気になりやすくなってしまいます。特に甘いスイーツやスナック菓子、動物性タンパク質はにおいの元となる皮脂の分泌量を増やしてしまうので食べすぎには注意が必要です。

ストレス


人はストレスをためてしまうと、自律神経を乱してしまい緊張状態に追い込まれてしまうため、頭皮の血流も悪くなり頭皮環境を悪化させてしまいます。また、ストレスをためすぎると頭皮の皮脂が酸化しやすくなるため頭皮のにおいの原因にも繋がってしまうのです。

頭皮の皮膚トラブル


あまりに治らなく症状が長引いている場合、頭皮の皮膚トラブルが起こっている可能性もあります。頭皮環境が悪くなってしまって炎症を起こしている場合もあるのです。かゆみや炎症、フケ、痛みなどの症状があるときは自分で対策するのではなく皮膚科で適切な処置を施してあげることが大切です。

2.頭皮のにおいのセルフチェック


頭皮のにおいのセルフチェック
頭皮のにおいが本当にきつくなっているのか自分でチェックしてみることも大切です。汗を書いて一時的ににおってしまっていたりと常ににおうわけでもないことも多くあります。当てはまるか確認してみてください。
・頭皮を指でこすってにおいをチェックする
頭皮に直接触れてにおいを確認する方法なので一番簡単にどこでも確認することができます。お風呂上がりなどは結果がわかりにくいため、朝の寝起きやでかけて帰ってきてからなど洗髪からある程度時間が経っているタイミングでチェックしてみるとわかりやすいはずです。
通常でも一日の終わりには皮脂が酸化して少しはにおいがするのは正常なので、においがキツすぎないかの確認をするようにしてください。
・ドライヤーで風をあててみる
温かい温風で頭皮に風をあてることでにおいがあがってきて、自分でもわかりやすくなります。後ろから風をあてるとよりわかりやすくなります。髪の毛を乾かすときではないときにドライヤーをあててチェックしてみてください。
・枕・帽子のにおいをチェックする
長時間頭に触れているもののにおいをチェックしてみるのも有効です。寝起きの枕やずっとかぶっている帽子をとったタイミングで確認してみてください。

3.におった時の効果的な対策


におった時の効果的な対策
頭皮のにおいが気になってしまったらどんな対策をすればよいのでしょうか。そこで今からできる対策もご紹介していきます。

正しくシャンプーする


毎日するシャンプーをなんとなくで洗ってしまっている方も多くいらっしゃいますが、実は頭皮のにおいを抑えるためにはシャンプーの仕方はとても大切なのです。
1日に何度も洗いすぎてしまうと皮脂を取りすぎてしまい、防衛反応が起きて逆に皮脂が過剰に分泌してしまいます。洗いが足りないと落とさなくてはいけない汚れや皮脂が落とせなく、頭皮環境を乱してにおいの元になってしまうのでバランスが大切になってきます。
毎日するからこそ自分のやり方を今一度見直してみてください。
1.髪の毛が乾いた状態で、クッションブラシで地肌を全体的にブラッシングして汚れを浮かせてください。
2.ぬるま湯で頭皮をすすぐように水分を全体に行き渡らせていきます。この時のすすぎで7割ほどの汚れを落とせるとされているのでしっかりめに流していきます。
3.シャンプーを根元からモコモコに泡立てていきます。頭皮に皮脂が多いと泡立ちにくくなるのでその場合は一度流してから再度シャンプーを泡立ててください。特に地肌には皮脂が多く泡が消えやすいのでしっかり泡立てます。
4.軽めに全体をシャンプーしたら一旦流してください。
5.再度シャンプーをモコモコに泡立てて今度は念入りに全体を洗っていきます。髪の毛を洗うというよりも頭皮を洗うイメージで行っていきます。
6.全体が洗えたらシャンプーを流してください。
7.トリートメントは中間から毛先中心に塗布して、根元付近は流し残しの原因にもなるのでつけないようにしていきます。
8.少し時間をおいたらしっかりめにすすいでください。耳の後ろや首後ろなど流し残ししやすいので注意しながら流します。
9.お風呂上がりは自然乾燥しないですぐにドライヤーで乾かすようにします。

シャンプーの種類を見直す


お使いのシャンプーはどんな種類のものをお使いでしょうか。シャンプーはなんでもいいわけではなくて不要な汚れを落としてくれて、必要な皮脂はある程度残してくれるようなマイルドな洗浄力のものを選ぶようにしてください。
定期的にスカルプシャンプーを取り入れてみるのも効果的です。普段のシャンプーではおとしきれないような毛穴の汚れまでスッキリとオフすることができるので、雑菌の繁殖や皮脂の酸化でのにおいに対して予防してくれます。抗菌効果のある医薬部外品のものも菌の繁殖を抑えてくれるので効果的です。

生活習慣の見直し


生活習慣を整えてあげることで、頭皮環境も同時に整えることができます。規則正しい生活習慣は体だけではなく、頭皮環境にもいい影響を与えてくれるのです。
・食事
においの原因となる脂質、糖質、動物性タンパク質、などは控えめにバランスよく栄養素を摂取するように心がけてください。完全に食べてはダメということではなく、食べすぎないように加減することが大切です。
緑黄色野菜やナッツ類、フルーツなどにおいを抑える効果もある食べ物も一緒に摂取することでにおいを防ぐこともできます。

・睡眠
人は睡眠不足になると自律神経が乱れて交感神経が優位になって血管が収縮してしまいます。そうなると頭皮への血流が悪くなり栄養素や酸素も行き渡らなくなってしまいます。この状態が続いてしまうと、頭皮環境が悪くなってしまうので適切な睡眠時間を確保するようにしなくてはなりません。
髪の毛の成長ホルモンがたくさん分泌されると言われているゴールデンタイム(夜22〜2時)に睡眠が取れるように調整してみると安心です。7〜8時間は毎日睡眠時間を確保できると副交感神経が優位になりリラックスすることができます。
・ストレス
睡眠と同様にストレスを抱えすぎていると自律神経が乱れてしまい、交感神経が優位な状態が続いてしまいます。交感神経が優位だと緊張状態にあるので体はとても負担を感じてしまいます。
この状態が続き血流が悪くなってしまうと頭皮環境が悪化してにおいの元にも繋がってしまうので、自分でストレスを発散する方法を日頃から考えておくと良いです。ストレスを溜め込む前に上手に発散したりリラックスしていけると副交感神経と交感神経が交互に作用しバランスが取れるようになるのです。

4.どんなシャンプーを選べばいい?


どんなシャンプーを選べばいい?
シャンプーの見直しでマイルドな洗浄成分のシャンプーを選ぶといいと言われても、どんなものを選べばいいのかわからない方も多いと思います。そこで避けて欲しい成分と取り入れてほしい成分もご紹介させていただきます。
シャンプーの裏面の成分表をチェックして参考にしてみてください。

避けてほしい成分


・石油系界面活性剤
(ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸トリエタノールアミン)
シャンプーの成分表にこの表記があれば石油系界面活性剤が配合されています。石油系界面活性剤は市販の大半のシャンプーに配合されていて安価で安全性の高い成分なのですが、洗浄力がとても強く脱脂力が強い成分になります。
食器用洗剤やハンドソープにも使われるほど強い洗浄力を持っているので、頭皮の必要な皮脂までも奪ってしまうので注意が必要です。
・石けん系界面活性剤
(石けん素地、カリ石けん素地、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム、ラウリン〜、ステアリン〜、オレイン〜)
この表記があると石鹸系界面活性剤が配合されています。石けんはマイルドなイメージを持っている方も多いのですが、実は洗浄力が強い成分に入ってしまうのです。弱アルカリの性質も持っているため、髪の毛がきしみやすく絡まりやすくなることもあります。
人の肌は弱酸性なのでアルカリ性に傾くと、キューティクルが開き、髪の毛の内部の栄養素や水分が流れ出てしまいます。それは、パサツキや乾燥の原因にも繋がってしまうのです。
・オレフィン系
(オレフィン〜)
この成分も石油系界面活性剤と同様に、安価で安全性は高いのですが洗浄力がとても強い成分の一つです。

取り入れて欲しい成分


・ベタイン系
(〜ベタイン、〜グルタミン酸)
両イオン界面活性剤ともいわれていて刺激が少ない成分になります。酸性とアルカリ性を中和してくれて洗浄力も低下しないのでアミノ酸系などマイルドな成分と配合されていることもあります。
・アミノ酸系
(ココイルグルタミン酸〜、ラウロイルサルコシン〜、ココイルメチルタウリンナトリウム)
髪の毛の90%はタンパク質のケラチンで成り立っています。タンパク質は18種類のアミノ酸によってできており、髪の毛に優しいのが特徴です。必要な皮脂は残して不要な皮脂や汚れは落ちしてくれるマイルドな洗い上がりなので頭皮の皮脂バランスが取りやすいのでとてもオススメの成分となります。

5.まとめ


頭皮のにおいは一度気になってしまうと一日中気にしてしまったりと、他のことが手につかなくなってしまいます。しかし、日頃からきちんと対策しておくことで防げるケースも多いのです。
一番即効性があって効果がわかりやすいのが、シャンプーを見直してみることです。普段遣いにはマイルドな洗浄力のシャンプーを使って優しくケアしてあげて、週に1〜2回はスカルプシャンプーで毛穴から汚れや皮脂をオフしてあげることで清潔で健康的な頭皮を維持しやすくなります。シャンプー選びにぜひ参考にしてみてください。(参考

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【本記事の要約】
頭皮のにおいが気になることがある方も多いでしょう。特に、洗い残しやすすぎ残しが原因で、頭皮の皮脂が酸化し、においが発生します。加齢による変化や、ストレスもにおいの原因に関わることがあります。頭皮は皮脂腺が多く、過剰に分泌された皮脂は常在菌のエサとなり、においを引き起こします。さらに、皮脂を分解する過程で発生する体臭成分が原因となることもあります。加齢臭を抑えるためには皮脂分泌を抑えることが有効です。頭皮のにおい対策としては、シャンプーの見直しが重要です。シャンプーで頭皮をしっかり洗い、すすぎ残しを防ぐことが基本です。また、においが気になる時は専用のシャンプーを使用することや、頭皮ケアを取り入れることが効果的です。

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