洗うタイプの白髪染めは即染まらないけどメリットは?それでも洗うタイプを推す3つの理由

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気を抜いてしまうとすぐに目立ってきてしまう白髪。1本でも目立つと老け見えしてしまうし自分でも気になってしまうため、誰しも常にキレイな状態をキープしたいですよね。
 
白髪の本数が少ないうちは白髪が目立つまで時間がありますが、年々本数が増えてくると白髪染めしてから2週間ほどで出てきてしまうので頻繁に白髪染めをしなくてはなりません。
 
手軽に染めようと洗うタイプの白髪染めを検討してみるもすぐには染まりにくいなどなかなか取り入れづらいものと勘違いされている方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は洗うタイプの白髪染めについてから、使うことで得られるメリットや使用方法まで詳しくご紹介させていただきますので是非最後までお付き合いください。
 
CONTENTS 1. 洗うタイプの白髪染めの仕組み
2. どうして白髪がすぐに染まらないの?
3. それでも洗うタイプを推す理由
4. 白髪染めシャンプー&トリートメントの使い方とコツ
5. まとめ


1. 洗うタイプの白髪染めの仕組み



洗うタイプの白髪染めとは白髪染めシャンプーとして販売されています。白髪染めシャンプーはシャンプーにプラスαとして白髪に色味がつくように着色料が配合されているアイテムとなります。
 
通常のヘアカラーは髪の毛の内部にまで作用して脱色し色素を入れ込んで髪の毛の明るさや色味を変える仕組みとなっているのですが、白髪染めシャンプーは髪の毛の内部にまでは作用せずに表面に着色し発色する仕組みとなっているのです。
 
髪の毛の内部に作用しないのでいまの髪色よりも明るくしたい場合は不向きで、ベースが全体に明るいか地毛に合わせて白髪の部分を合わせたい場合に最適なアイテムとなります。
 

2. どうして白髪がすぐに染まらないの?



洗うタイプの白髪染めのデメリットとしてよく聞かれるのが「白髪がキレイに染まらなかった!」というお声です。実は白髪染めシャンプーは髪の毛の内部に作用しないため、通常のヘアカラーよりも発色が薄く一度の使用ではしっかりと染まりにくいといった特徴があります。
 
この特徴を知らずに一度で白髪にバッチリと色が入りキレイに仕上がるヘアカラーを想像して白髪染めシャンプーを使用すると「あれ?」となってしまうケースが大半なのです。
 
確かに白髪染めシャンプーは薄染まりなのですが、回数を重ねればしっかりと染まるので心配はいりません。
 

3. それでも洗うタイプを推す理由


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薄染まりで一回でキレイに染まらないならメリットはないのでは?と思われがちなのですがそれは大きな間違いです。白髪染めシャンプーのメリットにはたくさんのメリットがあるのでご紹介させていただきます。
 

ヘアカラーがしみてしまう方にも使用できる


 
白髪染めシャンプーもトリートメントもベースはシャンプーとトリートメントに白髪が染まるように着色量を配合されたものなので、頭皮や髪の毛への負担を軽減してくれる効果が期待できます。
 
ヘアカラーがしみてしまう方はヘナやヘアマニキュアなど頭皮に負担がかかりにくいカラーもありますがヘナは色味が限定的でオレンジ味が強く出てしまったり、ヘアマニキュアは地肌を少しあけないといけないなどデメリットも多くなってしまうので注意が必要です。
 
その点白髪染めシャンプーやトリートメントは頭皮に少ない負担で根本から地毛に合わせた色味で染められるので、普段白髪染めで頭皮がしみてしまい痛いという方に特にオススメできるアイテムとなるのです。また髪の毛へできるだけダメージなく白髪染めしたい方にもピッタリです。
関連記事はこちら▼
白髪染めでヒリヒリ痛いときの対処方法は?辛いときのコツとケア 

参照:脱毛症 Q18 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)
参照:かぶれ Q11 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)

薄染まりだからこそ失敗が少ない


 
白髪染めシャンプーは一度の使用では着色が薄く物足りないため数回続けて使用して色味を濃くしていく必要があります。そのため暗くなりすぎてしまったり染まりすぎてしまう心配が少ないので、はじめて使用する方にも取り入れやすいのが大きなメリットとなります。
 
もしも失敗してしまっても通常のヘアカラーよりも退色がはやいので次回の施術でカバーしやすいのも安心です。
 

自宅で手軽に白髪ケアできる


 
何と言っても美容室に行かなくても自宅で自分が気になったタイミングで白髪染めできるのはとても便利です。白髪は本数が少なければそこまで目立ちませんが、年々白髪の本数が増えていってしまうと2〜3週間で目立ってきてしまいます。
 
その度に美容室へ通うのはお金も時間もかかってしまうため、もう少し我慢しようと白髪を放置してしまう原因になってしまいます。しかし白髪染めシャンプーであれば入浴の時に手軽に染めて白髪をカバーできてしまうのです。
 

4. 白髪染めシャンプー&トリートメントの使い方とコツ



白髪染めシャンプーを取り入れる時の使い方とコツもご紹介させていただきます。
 

効果的な使い方


 
1.乾いた状態でブラッシングしていく。
 
2.シャワーのたっぷりなお湯で地肌を洗うように時間をかけて予洗いしていく。
 
3.シャンプーを適量出して頭皮からモコモコになるように泡立てていく。泡立ちが悪い場合は一旦シャワーで流してからもう一度シャンプーを泡立てていく。
 
4,そのまま全体的にシャンプーして汚れを落としてシャワーで流していく。
 
5,白髪染めシャンプーを適量出して、しっかりとモコモコに泡立てて全体に泡を広げていく。
 
6,軽くシャンプーをしながら全体に馴染ませていき、粗目のコームなどで髪の毛1本1本にムラなく塗布していく。
 
7.生え際や分け目など白髪が目立つ部分にはさらに泡を足しておく。
 
8.少し放置して時間を置いてから、すすぎ残しがないように流していく。
 
9.髪の毛をしぼって水分を取っておく。
 
10.白髪染めトリートメントを適量出して髪の毛全体に塗布していく。
 
11.粗目のコームで全体に馴染ませていく。
 
12.白髪の多い部分にさらに乗せておく。
 
13.少し時間を置いたらシャワーですすぎ残しがないように念入りに流していく。
 

染まりやすくするためのコツ


 

・ブラッシングと予洗いを念入りに


 
髪の毛を濡らす前のブラッシングとシャンプー前の予洗いは頭皮や髪の毛についた汚れを落とす大切な方法です。髪の毛を濡らす前に全体をブラッシングすると髪の毛の絡まりをほどくだけではなく、頭皮の皮脂やホコリを浮かせて汚れを落としやすい状態にしてくれます。
 
その後の予洗いでは浮かせた皮脂やホコリも洗い流すようなイメージですすいでいくと、汚れの8割が落とせるとされているのです。この段階でしっかりと皮脂や汚れを除去できていると、シャンプーの泡立ちがよくなり白髪染めシャンプーを泡立てた時にもムラになりにくくなるのです。
 

・塗布量をケチらない


 
白髪染めシャンプーをたくさん使うのは勿体ないと思って少量で染めてしまうとムラになってしまったり白髪に色がしっかりと入らなかったりしてしまう原因となってしまいます。
 
たくさん使えば良いというわけではありませんが、最低でも必要とされる量は出して使用するようにしてください。
 

・白髪の多い部分は多めに塗布


 
白髪染めシャンプーもトリートメントも全体に馴染ませていきますが、白髪が密集して生えてしまっている部分にはさらにプラスして塗布しておいてください。生え際や分け目など目につく部分に白髪が多く生えてきてしまうことも多いため、その部分には念入りに乗せて染残しがないように注意してください。
 

・放置時間を確保する


 
白髪染めシャンプー&トリートメントは普通にシャンプー&トリートメントのように使用しても染まりますが、どうしても染まり方が薄くなってしまいます。そのためシャンプーとトリートメントそれぞれで放置時間を設けるようにしてくてください。
 
シャンプーやトリートメントを乗せた状態で時間を置くと着色料が髪の毛の表面にしっかりと定着するため発色がよくなるのです。
 

・はじめての時には連続で使用する


 
白髪染めシャンプー&トリートメントをはじめて使用する時には3〜4回程連続で使用して白髪への色の付き方を調節してください。1回目ではまだ白髪が染まりきれていない場合が多いので自分のお好みの色味の濃さを加減して回数を調節してみてください。
 
数回使用してお好みの濃さになったらその後は週に1〜2回ほど定期的に使用してあげると白髪が生えてきてもカバーできるので常に根本がキレイな状態が保たれるようになります。
 

・白髪染めシャンプー&トリートメントはセットで使用する


 
同じ白髪染めだから一つでもいいのでは?と思われる方も多いかもしれませんが、白髪染めシャンプー&トリートメント両方使用してのケアをオススメします。
 
確かに白髪染めシャンプーだけでも白髪染めトリートメントだけでも白髪は染まります。しかし白髪染めシャンプーで自分で染めた部分のムラを次に使う白髪染めトリートメントがカバーしてくれたり、どちらも両方使用すると色味の定着力がアップするため白髪にしっかりと染まるメリットがあるのです。
 
商品のメーカーによっては白髪染めシャンプーかトリートメントのどちらかしかない場合もあるので絶対にではありませんが、どちらもある商品を使用する時にはできる限り一緒にセットで使用するようにしてみてください。
 

・地毛に合った色味を選択する


 
白髪染めシャンプーを選ぶ際には地毛の髪色に合わせた色味を選ぶようにしてください。髪色が暗いのに明るいライトブラウンの白髪染めシャンプーを使用してしまうと白髪部分のみキラキラ浮いてしまいせっかく染めても悪目立ちしてしまいます。
 
白髪染めシャンプーは今の髪の毛の色を明るくするリフト力はありません。なりたい髪色を選ぶのではなく地毛に近い髪色を選ぶよう注意してください。
 
白髪染めシャンプーでよくあるカラー展開ではブラック、ダークブラウン、ライトブラウンの位置づけのものが多いのですがそれぞれの選び方の目安として下記を参考にしてみてください。ポイントとしては色味に迷ったら今の色味よりも明るめではなく、少し暗めの色味を選んであげると白髪と地毛がキレイに馴染みやすくなります。
 
ブラック…地毛の色が黒〜暗めのブラウン
 
ダークブラウン…地毛が暗めのブラウン〜少し明るめのブラウン
 
ライトブラウン…地毛が明るめのブラウン、または白髪の割合が多く白髪染めした部分が退色して明るくなっている場合
 

使用時の注意点


 
白髪染めシャンプーやトリートメントを使用する時には始める前に浴槽や洗い場を濡らしておきシャンプーやトリートメントの染料がついてしまっても流しやすいようにしておいてください。
 
また白髪染めシャンプーやトリートメントが気づかない所に付着してしまうと時間が経ちその部分が染まってしまうので注意してください。使用後は染料が飛び散っていないか確認し浴室を掃除してしまうと安心です。
 

5. まとめ



洗うタイプの白髪染めは通常のヘアカラーとは特徴が大きく異なっており、メリットデメリットが人によって大きく変わるアイテムでもあります。頭皮が強くてしみないし美容室に頻繁に通うのが苦にならないのであれば問題はありません。
 
しかし頭皮のトラブルを抱えていたり、美容室に頻繁に通うとなると時間や金銭的な面で負担だなと感じてしまう場合はとても有効な手段となってくれます。白髪染めシャンプーに関するメリットデメリットをきちんと把握して取り入れられればとても素敵なアイテムなのです。

 
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もし以前あまり染まらなくて失敗して避けていたのであれば、今回ご紹介させていただいた方法で是非もう一度試してみてください。きっとヘアカラーとはまた違った良さがわかるはずです。







【本記事の要約】


この記事では、シャンプー感覚で使える「洗うタイプの白髪染め」について、その仕組みやメリット、使い方などを詳しく解説しています。


洗うタイプの白髪染めは、通常のヘアカラーのように髪内部まで染料を浸透させるのではなく、髪の表面に着色することで白髪をカバーします。そのため、髪へのダメージが少なく、頭皮が敏感な人でも安心して使える点がメリットです。


ただし、一度でしっかりと染まるわけではなく、回数を重ねることで徐々に色が定着していくという特徴があります。


この記事では、このタイプの白髪染めを選ぶ理由や、より効果的に染めるための具体的な使い方のコツなどを紹介しています。



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