ジャケットを羽織った日に、後ろ姿が少し重く感じる。そんなときは服を替える前に、襟と髪が重なる場所を見てみませんか。低めのまとめ髪と襟の間に、どんな線や余白を残すかを考えると、いつもの一着にも別の表情が生まれます。
低くまとめれば必ず上品に見える、といった決まりではありません。髪の長さ、襟の形、自分の好きな雰囲気を合わせてみる、秋の身支度の提案です。
最初に、襟そのものの形を眺める
襟が大きく開いたジャケットと、首に近い位置まで布があるものでは、後ろから見える線が違います。服だけをハンガーで見るより、実際に羽織り、肩の位置が落ち着いてから髪を合わせると考えやすくなります。
鏡を二枚使うのが大変なら、家族に後ろ姿を一枚撮ってもらう方法もあります。公開するための写真ではなく、自分が見えにくい場所を確かめるためのもの。正しい着方を探すより、「今日はこの形が好き」と言える組み合わせを見つけます。
結ぶ高さは、少しずつ変えて比べる
首のすぐ上でまとめる、そこから少し高くする、片側へ寄せる。同じ髪でも、位置が変わると襟へ重なる量が変わります。一度に髪型と服の両方を変えず、まず結ぶ位置だけを動かしてみましょう。
低く結ぶと襟に当たって気になるなら、少し位置を変えるか、まとめ方自体を替えます。「低め」という言葉に合わせて、首を動かしにくい位置を我慢する必要はありません。短い髪なら、無理に結ばず、毛先を襟の内側と外側のどちらへ置くかを試す方法もあります。
きっちりした襟に、髪までそろえすぎなくても
仕立てのある服に、少しゆるさのある髪を合わせる。逆に、柔らかなジャケットへ、すっきりまとめた髪を合わせる。服と髪の印象を全部同じにする以外にも、組み合わせを楽しむ方法があります。
ここでいう「ゆるさ」は、髪を無理に引き出したり、何度も整髪料を足したりして作るものとは限りません。顔まわりに残る短い毛をそのままにする、小さな結び目を見せるなど、もともとの髪を生かして考えてみてください。
座る、振り向く、バッグを持つ
身支度の最後に、普段する動作を少しだけ試します。椅子へ座ったときに結び目が気になるか。振り向くと襟が髪へ引っかからないか。バッグのストラップで髪を挟まないか。写真の一瞬だけでなく、動いている自分の着心地も確認しましょう。
着色する白髪カバーを使う日は、髪型のバランスとは別に、乾燥と衣類への接触に注意します。詳しくは秋の襟や小物への色移りに備える確認事項へ。髪をまとめたから必ず色が付かない、とは考えないでください。
明日は、一つの線だけを変えてみる
同じジャケットで、今日は髪をおろし、明日は低くまとめる。違いが気に入ったら、今度は耳飾りや首もとの一色を変える。大きな買い物をしなくても、すでにある服と髪型から小さな選択肢が増えていきます。
後ろ姿は、髪と服が一緒につくる輪郭。正解を探しすぎず、動きやすく、自分が落ち着く形を選んでみましょう。
記事について
この記事は編集部の装いの提案です。顔型や年齢に応じた必須の着装規則ではありません。アイキャッチはAI生成イメージです。