頭髪用のヘアカラーやブリーチを、眉毛・まつ毛へ流用しないでください。 日本ヘアカラー工業会は、頭髪用のヘアカラー・ブリーチを眉毛に使うことはできないと明記しています。目の近くで使うことで、薬液が目に入り、強い痛みや角膜の炎症などにつながる危険があるためです。
髪色を変えると眉の色も合わせたくなることがありますが、「同じ毛だから同じ薬剤でよい」とは考えません。顔まわりは、製品が想定する使用部位を必ず確認します。
なぜ頭髪用を眉に使えない?
ヘアカラー(酸化染毛剤)やブリーチは頭髪を対象にした製品です。眉は目に近く、塗布中・すすぎ中に薬液が流れる可能性があります。JHCIAは、誤って目に入った場合、激しい痛みや目の損傷が起こる可能性があるとして、眉への使用を禁止しています。
「少量だけ」「毛先だけ」「短時間なら」という自己流の条件を加えても、頭髪専用という使用部位は変わりません。
眉の色を変えたいときは何を見る?
眉に使う製品を選ぶなら、まず製品表示で眉への使用が想定されているかを確認します。「ヘアマスカラ」「白髪隠し」という名前でも、眉への使用を意味するとは限りません。用途、使用部位、目の周りの注意事項を読んでください。
サロンで相談する場合も、髪に使う薬剤をそのまま眉へ使えるかではなく、眉に適した施術・製品の選択肢があるかを確認します。自己判断で頭髪用薬剤を持ち込んで使用しないでください。
もし薬液が目に入ったら
JHCIAの説明では、ヘアカラーの薬液や洗髪時のすすぎ液が目に入った場合は、こすらず、直ちに水またはぬるま湯で15分以上よく洗い流し、すぐに眼科医の診療を受けるよう案内されています。コンタクトレンズの扱いなどは、その場の医療・製品の指示を優先してください。
顔や首に傷、皮膚症状があるときも、ヘアカラーを自己判断で使わないことが重要です。
髪色と眉を合わせる前のチェック
- 頭髪用製品か、眉への使用が認められた製品か
- 目の周りの禁止事項
- 使用前テストや注意表示
- 使用後の洗浄方法
色を合わせることより、使用部位を守ることを優先します。 白髪カバー製品の種類は、白髪染め・ヘアマニキュア・カラートリートメントの違いも参考にしてください。
よくある質問
ヘアカラーを綿棒で眉に少量だけ塗るのもダメですか?
頭髪用ヘアカラーの使用部位は変わりません。少量かどうかではなく、眉への使用が想定された製品かを確認してください。
ヘアマスカラなら眉に使えますか?
商品名だけでは判断できません。眉への使用可否が製品表示に明記されているかを確認してください。
まとめ
頭髪用ヘアカラーを眉・まつ毛へ流用しないことが基本です。 髪色との統一感を出したい場合も、眉に適した製品・方法を別に選びましょう。
参考情報
参考情報は2026年9月18日に確認しました。製品の使用方法は、実際に使う製品の表示・説明書を優先してください。