
白髪染めを使い終えて、洗面台に箱とチューブを置いたまま。「後で片づけよう」と思う短い時間にも、子どもが手を伸ばすことがあります。自分には扱い慣れた道具でも、子どもには用途の分からない物。高い場所へ移すだけで終えず、取り出すときから片づけまでを一続きで見直しましょう。
高さだけで保管場所を決めない
消費者庁の誤飲事故防止の案内では、子どもが踏み台などを使い、高い場所や扉の中から製品を取り出す場合もあると注意しています。洗面台や棚の高さだけを、安全の目印にしないことが大切です。
白髪染めは説明書の保管条件を守りながら、子どもから見えず、手が届かない場所へ。必要に応じて鍵のかかる収納なども組み合わせます。踏み台や椅子から届かないか、開けやすい引き出しではないかを、家族で一度確認してください。
帰省や孫の訪問がある日は、いつも大人だけで使っている洗面所も確認の対象です。薬剤を食品容器へ移さず、商品名と注意事項の分かる元の容器で管理しましょう。
使っている間と、ごみまで確認
保管場所を整えても、使用中に取り出した薬剤や付属品は別です。次の三つを、染め始める前に決めておくと片づけが途切れにくくなります。
- 薬剤を置く場所に、子どもが近づけない状態をつくる
- 来客や電話への対応が必要になったとき、薬剤を放置しない段取りを決める
- 使用済みの手袋や空容器も、子どもが触れない方法で処分する
使い終わったら、保存できる物だけを表示に従って戻します。日本ヘアカラー工業会は、混合したヘアカラーの残液を保存しないよう案内しています。密栓するとガスで容器が破裂するおそれがあるため、保管箱へまとめてしまわず、製品ごとの廃棄方法を確かめてください。
口にした可能性があるときは
飲んだ量が少なそうでも、自己判断で様子を見ず、商品を手元に用意して中毒110番や医療機関へ相談してください。無理に吐かせないでください。水や牛乳を飲ませるかは物によって異なるため、自己流で判断せず相談先の指示に従います。意識がおかしい、呼吸が苦しそうなどの状態なら119番です。
相談時は商品名、1剤・2剤などの区別、起きた時刻、推定量、年齢、今の様子を伝えます。日本中毒情報センターの一般専用電話は、大阪072-727-2499、つくば029-852-9999。どちらも365日24時間対応です。
白髪ケアの片づけは、鏡まわりがきれいになったところで終わりではありません。薬剤も付属品も子どもが触れない状態へ戻すところまで、いつもの手順に含めておきましょう。
参考資料確認日:2026年10月10日。応急対応は日本中毒情報センター「中毒事故が起こったら」も参照。
掲載画像はAI生成による編集用イメージです。実在の人物・製品・設備や、使用結果を示すものではありません。
あわせて読む:余ったヘアカラーの保存ルール