実は気持ち的なストレスによる影響は頭皮や髪の毛にも悪影響を与えてしまう恐れがあるのです。
そこで今回は梅雨が頭皮に与える影響から梅雨どきのヘアケアまで詳しくご紹介させていただきます。
白髪が多い原因は?

白髪が多い原因は下記のようなものが考えられます。
加齢
人は30歳を超えたあたりから徐々に加齢による老化現象の影響で髪の毛に色がつくためのメラノサイトの働きが低下してしまうため、年々白髪が増えていってしまう傾向にあります。
老化の影響で血流の低下も相まって頭皮や毛根に栄養や酸素が行き渡りにくくなってしまうため余計にメラノサイトが正常に機能しにくい状況となってしまうのです。
加齢は誰にでも起こり白髪の原因となってしまうのですが、白髪が気になってくる時期は個人差がとても大きくなります。平均的には35歳あたりから目立ち始める方が多いのですが、もっと早い方もいらっしゃれば年齢を重ねてもなかなか生えてこない方もいらっしゃいます。
しかしいつかは誰にでも白髪は生えてきてしまうので避ける方法はありません。少しでも予防して白髪の増加を抑えるケアで維持するようにしてみてください。
遺伝
自分の両親や親戚などの白髪に関する情報が、遺伝として受け継がれてしまう可能性が高いとされています。若いうちから白髪が気になったり周りの方よりも白髪の本数が多かったりなどといったような白髪に関する特徴を受け継ぐと言われています。
遺伝を防ぐ方法はありませんので、他のできる対策で予防していく他ないのが現状です。
偏った食生活
髪の毛は食事で得た栄養素を血流に乗せて毛根へ届けられ、髪の毛に色がつけられて成長していく仕組みとなっています。そのため髪の毛の成長に必要な栄養素が少なかったり、偏った食生活で栄養素も偏ってしまうと正常に髪の毛が成長できなくなってしまうのです。
成長の過程で栄養素が不足してしまうと髪の毛に色が着色されにくくなってしまい白髪の原因となってしまいます。時間がないからとファーストフードやコンビニばかり利用している方は、脂質や糖質の栄養素を過剰に摂取しやすい状態となってしまっているので注意が必要です。
ストレス
人はストレスを過剰に感じてしまうと交感神経が優位となってしまって頭皮への血流が悪くなってしまいます。通常は自律神経のバランスを取るためにも、交感神経と副交感神経は交互に作用していく仕組みとなっています。
ストレスはこの自律神経のバランスを乱してしまい、交感神経が優位な状態の時間が長くなってしまい血管を収縮させてしまうのです。
頭皮の血流が悪くなってしまうと頭皮に栄養が行き渡らず、白髪の原因に繋がってしまうのです。睡眠不足が続いてしまっていてもストレス同様に交感神経が優位な状態が増えてしまうので注意が必要となります。
参照:脱毛症 Q18 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)
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梅雨が髪の毛に与える影響

梅雨どきには様々な影響を与えてしまうのです。その影響についても詳しく見ていきます。
湿度によるうねりや広がり
梅雨の季節は降水量が増えてしまうためどうしても湿度が高い傾向にあり、その水分を髪の毛が吸ってしまうためクセが出てしまったりうねりや広がりがひどくなってしまったりするのです。
特にくせ毛の方や猫っ毛の方は影響が大きくなりやすい特徴もあります。お出かけ前にしっかりとセットしても空気中の水分の多いこの季節には、あっという間に伸ばしたはずのクセが出てきてしまい、どんどん広がりパサついてしまうのです。
セットが崩れてしまうと生え際など白髪の目立ちやすい部分もさらに目立ってしまうので、クセだけではなく白髪の多い方にとっても梅雨どきは気をつけなくてはならない季節なのです。
自律神経の乱れ
人は太陽の光を浴びると幸せホルモンのセロトニンがたくさん分泌され、自律神経が整う仕組みとなっています。そのため天気が悪くどんよりとした空の時間が長くなってしまう梅雨の時期は、5月病などもあるように気持ちが落ち込みやすくやる気が起きなくなってしまいやすくなってしまうのです。
通常は交感神経と副交感神経がバランスよく機能しなくてはなりませんが、気圧の下がる梅雨どきはバランスを崩してしまい髪の毛の成長や生成にも悪影響を与えてしまうのです。
湿度による頭皮環境の悪化
梅雨には湿度が高くなるため、髪の毛や頭皮の通気性が悪くなりがちでムレで雑菌が繁殖しやすい環境にあります。また、近年の5月は気温も高い傾向にあるため汗や皮脂の分泌も盛んで頭皮のベタつきやつまりも多くなってしまうのです。
このように頭皮環境が悪い状態が続いてしまうと髪の毛の成長を阻害してしまうため、適切にケアをして頭皮環境を整えておく必要があるのです。
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梅雨にできる髪の毛のケア&対策

梅雨どきにオススメのヘアケアと対策についてもご紹介させていただきます。
広がりやうねりを防ぐには
広がりやうねりは水分を吸ってしまうと抑えるのが、難しい問題です。そこでオススメなのが簡単なヘアアレンジで広がりやうねりを防いでおくと、多少のクセがでても崩れにくいヘアスタイルが維持できるようになります。
・ハーフアップ✕くるりんぱ
1.こめかみ辺りから頭のハチ下に沿って上下にわけ取り、ゴムで軽めに結びハーフアップにする。
2.ゴムの部分が後頭部の少し下の方にするとバランスが取りやすくなります。
3.結んだゴムの根元に毛束を通してくるりんぱする。
4.くるりんぱしたら毛束を左右にギュッと引っ張りしっかりと固定して、全体的に少しづつ髪の毛の束を引き出してほぐしておくと柔らか印象になります。
・お団子スタイル
1.頭の高い位置でヘアゴムを使って一つにまとめていく。
2.全部2〜3回毛束を通した結び切る前にお団子を作るように毛先を巻きつけるようにしながら結んでいく。
3.お団子の輪っかの部分の形を調整して毛先などバランスよくセットする。
水分をチャージしておく
髪の毛がダメージを受けていて傷んでしまっていると、髪の毛の表面にあるキューティクルが開いた状態になってしまい、空気中の水分を余計に取り込んでしまいクセや広がりの原因となってしまいます。
健康的な髪の毛は表面のキューティクルが整っているため湿度の影響を受けにくい状態を作り出せるのです。その状態に少しでも近づけるために定期的にトリートメントで髪の毛の内部に栄養素を入れ込んで潤いをチャージした後に髪の毛の表面を保護してあげる必要があります。
1.シャンプーが終わったら髪の毛をしぼって水分をきっておく。
2.トリートメントかヘアマスクを手のひらで温めて馴染ませてから中間から毛先を中心に塗布していく。
3.粗めのコームで髪の毛1本1本にしっかりコーティングさせるようなイメージでとかして馴染ませていく。
4.タオルターバンで蒸らしながら時間を置いていく。この時湯船に浸かるとさらにスチーム効果が期待できる。
5.最後にトリートメントの流し残しがないように念入りにシャワーですすいでいく。
時にはスタイリング剤に頼ってもOK
髪の毛に水分が入り込んでしまいクセや広がりがでてしまうので、それを予防と対策としてスタイリング剤で補助する方法も有効です。どんなにキレイにセットしても何もつけない状態で外出するとすぐに元にもどってしまいます。
ご自身のヘアスタイルに合わせたスタイリング剤を上手に取り入れてみてください。
・アホ毛直し
湿度が高いとクセ毛ではなくても表面にぴょこぴょこ目立ってきてしまうアホ毛にオススメなのがスティックタイプのアホ毛直しのスタイリング剤です。マスカラと同様の形状になっていて、アホ毛の気になる部分の髪の毛の表面になでつけるように塗布するだけなので簡単に対策できてしまいます。
お手元にアホ毛直しがない場合はソフトなヘアワックスやヘアスプレーを目の細かいコームに馴染ませて同様になでるようにとかすと同じような効果があるのでオススメです。
・ヘアワックスやヘアクリーム
スタイリングが終わった段階でヘアワックスやヘアクリームを仕上げに使ってあげると水分をシャットアウトして湿度の影響を受けにくくしてくれます。ワックスが苦手な方はスタイリング用のヘアオイルやバーム上のトリートメントでも同様の効果があるのでお好みで選んでみてください。
・ヘアスプレー
ストレートなどクセの少ない方にオススメなのが、ツヤ出し用のヘアスプレーで仕上げる方法です。ツヤ出し用のスプレーは固まるタイプのスプレーではないので、サラサラ感を残しつつ髪の毛をコーティングしてくれます。
クセがなくても乾燥やダメージがあると広がったり細かい髪の毛がパサついたりしてしまうので予防しておくと安心です。
少ないダメージで白髪カバーがオススメ

白髪は真っ白なため少しでも生えてきてしまうとすぐに悪目立ちしてしまいます。それをカバーするために高頻度で白髪染めをして髪の毛を痛めつけてしまっての悪循環に陥っている方がとても多くいらっしゃいます。
白髪は早い方では2〜3週間のペースで染めないと目立ってしまうのでどうしても目立たせたくない場合はこれを繰り返すしかないのです。
そこでオススメなのが白髪染めシャンプー&トリートメントです。白髪染めシャンプー&トリートメントは、シャンプーとトリートメントに着色料が配合されているので髪の毛への負担が最小限に抑えられるのが最大のメリットとなります。
自宅で気になった時にいつでも自分のペースで白髪染めできてしまうのもポイントです。普段の白髪染めで毎月ダメージを受けていると梅雨の影響を受けやすくなってしまうので、今のうちから少しでも髪の毛への負担を軽減してあげてください。
白髪染めシャンプー&トリートメントは一度の使用では薄いのではじめは数回連続で使用してお好みの濃さに調節しながら染めていってください。
まとめ

梅雨どきは気持ちだけではなく髪の毛にもよくない影響を与えてしまう季節でもあります。一時的とはいえ考えるだけでも少し憂鬱になってしまいますよね。
そんな時に是非今回の対策やケアを実践して少しでも気分を上げてみてください。「ジメジメしているけどヘアスタイルを綺麗なままキープできた!」などのほんの少しの事でも気持ちは変わり自律神経にもいい影響を与えてくれるのです。
普段から髪の毛のケアが行き届いていると、梅雨の影響を受けにくく湿度に負けない髪の毛を維持しやすくなります。ヘアカラーでの白髪染めではどうしても髪の毛への負担が増してしまい、ダメージが蓄積されてしまいます。
そんなことにならないように今のうちから髪の毛への負担を軽減してあげるように綺和美の白髪染めシャンプー&トリートメントで白髪ケアしてみてください。優しい成分で白髪を染め上げてくれるので、ダメージを最小限に留めてくれます。
綺和美白髪染めシャンプー&トリートメントは、
- 刺激を抑えたマイルドな成分で、頭皮にも優しく白髪を染め上げます。
- 無添加処方なので、敏感肌の方でも安心して使用できます。
- 天然由来の香料で、リラックス効果も期待できます。
さらに、新規登録で初回割引、定期通販でさらにお得に購入できます。
続けて使用しても負担が少ないので、すぐに生えてきてしまう白髪にはとてもオススメできるアイテムです。
綺和美で、白髪染めとヘアケアを同時に叶えて、梅雨どきの憂鬱な気分を吹き飛ばしましょう。
【本記事の要約】 梅雨の季節は湿度や気圧の変化が髪や頭皮にさまざまな影響を及ぼします。この時期、髪は湿度によって水分を吸収しやすくなり、クセや広がりが目立ちやすくなります。特にくせ毛や猫っ毛の方はその影響を強く受ける傾向があり、スタイリングが崩れやすく、白髪も目立ちやすくなるため、ケアが欠かせません。また、天候不良による日照時間の減少で自律神経が乱れ、頭皮環境が悪化しやすい状況も生まれます。湿度が高いと頭皮の通気性が悪くなり、汗や皮脂の分泌が増えるため、雑菌の繁殖やベタつきも生じやすくなります。梅雨どきのヘアケアには、広がりやクセを抑えるヘアアレンジやトリートメントによる水分補給が重要です。特にダメージを受けた髪はキューティクルが開きがちで、空気中の水分を吸収しやすいため、トリートメントで栄養を与え髪の表面を保護することが効果的です。さらに、スタイリング剤を活用して湿気から髪を守る方法も推奨されています。このような対策を取り入れることで、梅雨の時期でも健やかな髪を保つことが可能です。 |