冬になると髪がまとまりにくい。暖房の効いた部屋にいると、頭皮のつっぱりが気になる。そんなときは、製品を増やす前に、室内環境と普段のお手入れを分けて見直してみましょう。
暖房による乾燥は、温度が上がることで相対湿度が下がることが大きな要因です。一方、髪のパサつきや頭皮のかゆみには複数の原因があり、暖房だけのせいとは限りません。[1]
暖房で「乾燥する」とは、どういうこと?
一般的なエアコン暖房は、冷房のように室内の水分を取り除くことで暖める仕組みではありません。空気中の水分量が同じでも温度が上がると、湿度計に表示される相対湿度は下がります。まず湿度計で部屋の状態を確かめましょう。[1]
設定温度だけを上げ続ける、温風が直接当たる席に長時間座る、といった環境は調整できるポイントです。加湿器を使う場合は、機器の説明書に沿って水の交換と清掃を行い、窓の結露が増えるほどの過度な加湿は避けます。換気は安全のために必要ですが、換気だけで加湿できるわけではありません。
毛先のパサつきと、頭皮の症状は分けて考える
毛先の引っかかりが気になる場合と、地肌に赤みやかゆみがある場合では、確認するポイントが違います。最近のカラーやパーマ、アイロンの温度、洗う回数、製品を替えた時期も振り返ってください。
頭皮の赤み、強いかゆみ、じゅくじゅくした部分がある場合は、保湿剤を重ねる前に皮膚科へ相談しましょう。症状が出た製品は使用を中止し、容器や全成分表示を相談時に持参すると説明に役立ちます。[2]
洗髪から乾燥まで、見直したい3つのこと
洗いすぎず、必要な汚れを落とす
頭皮のべたつきや汚れ方に合わせて洗い、洗浄力や回数を一律に増やさないようにします。
コンディショナーは、髪質と使用部位に合わせる
細い髪や根元がつぶれやすい髪では、毛先を中心に使う方法が選択肢になります。頭皮用か毛髪用か、洗い流すかどうかは、手元の製品表示で確認します。
タオルとドライヤーの刺激を減らす
濡れた髪を強くこすらず、タオルで水気を吸い取ります。ドライヤーの熱を一か所へ集中させず、必要以上に高い温度で乾かし続けないようにします。[3]
「無添加」「天然」だけで選ばない
製品を選ぶときは、髪のどの部分に使うのか、求める仕上がり、使用量を先に確認すると比べやすくなります。天然由来やオーガニックという言葉だけで、刺激やアレルギーが起きないとは判断できません。[4]
保湿の持続時間や色持ちを比較するときは、試験条件が示されているかも確認しましょう。特定の植物成分が入っているという情報だけで、製品が一日中髪を保護する、白髪を予防する、といった効果には結び付けません。
カラー後の髪を整えたい場合の選び方
白髪に色を付けたいのか、カラー後の手触りを整えたいのか、目的を分けて選びましょう。着色を目的とするカラートリートメントと、毎日のコンディショニングに使う製品は同じ役割ではありません。
KIWABIのデイリー プロテクト トリートメント(RV004)は、カラー後の髪のお手入れを検討するときの確認先です。現行の用途と使用方法を確かめ、染毛剤や頭皮症状の治療の代わりに使わないようにします。[5]
まずは、負担を減らすひとつの変更から
新しいケアを一度に何種類も増やすと、何が自分に合うか分かりにくくなります。温風の当たり方、乾かし方、コンディショナーの使用部位など、ひとつずつ変えて使用感を確認しましょう。強いかゆみや急な抜け毛がある場合は、自己判断のケアを続けるより先に相談してください。
よくある質問
暖房を使うと白髪が増えますか?
暖房使用だけで白髪の原因を判断することはできません。この記事の乾燥対策は、白髪を防ぐ方法として紹介しているものではありません。
オイルを多く付ければよいですか?
多いほどよいとは限りません。毛髪用と頭皮用、洗い流す製品と残す製品を区別し、製品の量と使用部位の指定を守ってください。
関連する読みもの
参考資料・商品情報
- ダイキン工業:エアコンで乾燥する原因と対策
- 米国食品医薬品局:化粧品を安全に使用するために
- 米国皮膚科学会:健康的な髪のためのケア
- 米国食品医薬品局:オーガニック化粧品
- KIWABI公式:デイリー プロテクト トリートメント
一般的な情報と商品情報を区別して紹介しています。掲載資料は各製品の効果を保証したり、個別の診断や治療を行ったりするものではありません。使用時は手元の製品の説明書・注意事項を優先してください。