そこで今回は、染めるシャンプーではなく白髪をケアするシャンプーについてご紹介します。染めないのになぜ白髪ケアができるのか、メカニズムについても解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
染めないでも白髪対策は可能!シャンプーで始める毎日のケア

白髪を染める染料が入っていないシャンプーでも、白髪はケアすることができます。染めるものではないので、使ってすぐに白髪が目立たなくなるわけではありません。しかし、それでも多くのメリットが白髪ケアのシャンプーにはあるのです。
染めないから汚れない
白髪染めシャンプーは、毎日のお風呂で白髪を染められる便利なアイテムだと言えます。しかしどうしても気になってしまうのが、染料による汚れです。一方で染めないシャンプーは、染料が入っていないので汚れを気にする必要がありません。
白髪染シャンプーは、しっかり染めようと手で揉み込んでいると、どうしても爪の間に染料が入り込んでしまいます。とくに生え際の部分は染料が染み込んでなかなか取れません。こころなしか、爪全体が黒ずんで見えることもあります。
またシャンプー後に使うタオルも少しずつ黒ずんでしまいます。このように白髪染めシャンプーだと爪やタオルが汚れてしまいがちですが、染めないシャンプーであればこういった心配はありません。
染めないから根元だけ目立つことがない
白髪染めシャンプーでは、全体的に染めることはできても、根本までキレイに染めるのは難しいと言われています。なぜなら髪の毛は日々成長しているからです。髪の毛は一日に約0.3~0.4mmほど伸びています。そのため染めても染めても根元が目立ってしまうのです。
しかし染めない白髪ケアのシャンプーであれば、白髪ができる根本的な理由にアプローチするので、根元だけ目立ってしまうことがありません。
染めないから続けられる
染めるタイプのシャンプーの中には、放置時間が必要なものもあります。トリートメントまでセットで使うと、何十分と時間がかかってしまうものです。しかし染めずに白髪をケアするシャンプーなら、放置時間を取る必要がありません。普段通り洗うだけなので、手軽に続けられます。
白髪ケアで着目すべきはメラニンと活性酸素

染料を使わずにどうやって白髪をケアするのか、不思議に思っている方もいるでしょう。染めない白髪ケアシャンプーは、白髪ができるメカニズムに着目してアプローチしていくことが特徴です。
髪の毛が黒いのはメラニン色素のおかげ
そもそも髪の毛はなぜ黒い色をしているのかご存知でしょうか。黒いのはメラニン色素のおかげです。メラニン色素と聞くと、どうしてもシミやそばかすなど悪いイメージが強いですが、髪の毛にとっては非常に大切な存在だと言えます。
髪の毛の成長に欠かせない毛母細胞は、細胞分裂をすることで髪の毛を作り出す部分です。この毛母細胞が細胞分裂をする際にメラニン色素が取り込まれることで、髪の毛の色が黒くなります。しかし何らかの原因でメラニン色素が作られなくなったり、毛母細胞へメラニン色素が取り込まれづらくなったりすると白髪になってしまうのです。
年齢を重ねるとメラニン色素が作られにくくなる
メラニン色素が減ってしまう原因として、加齢が知られています。年齢を重ねると、メラニン色素を作り出す工場であるメラノサイトの働きが弱まってしまうのです。そのため少しずつメラニン色素の量が減っていき、白髪が生えるようになります。
ただしメラノサイトの働きが低下する原因は、加齢だけではありません。他に遺伝も関係していると言われています。つまりもともと白髪になりやすい方もいれば、そうでない方もいるということです。
白髪が生えている方はどちらにせよメラニン色素の量が減っているので、シャンプーを使ってメラニン色素を増やしてあげることが大切です。染めずに白髪ケアができるシャンプーには、メラニン色素にアプローチする成分が配合されているものもあります。
活性酸素がメラニン色素の生成を邪魔する
活性酸素とは、活性化された酸素のことです。活性酸素はさまざまな成分と反応しやすい特徴があり、時に細胞を傷つけてしまうこともあります。そんな活性酸素は、白髪を増やす働きがあるとしても知られている物質です。髪の毛を黒く保つメラニン色素の生成を活性酸素が邪魔してしまうことが分かっています。
また加齢によって白髪が増えるのは、活性酸素を分解する酵素が減ってしまうことも関係しています。活性酸素を分解する酵素としてカタラーゼが知られていますが、40代を過ぎると量が減ってしまうことが特徴です。そのため年齢とともに活性酸素が作られやすい体になり、結果として白髪が増えていきます。
白髪ケアができるシャンプーには、カタラーゼを活性化させたり、シャンプーそのものにカタラーゼを配合したりしていることが特徴です。
染めない白髪ケアにおすすめのシャンプー

髪の毛を染めるのではなく根本からケアするためには、メラニン色素や活性酸素にアプローチすることが必要不可欠。「どのシャンプーなら白髪ケアができるの?」とお悩みの方に向けて、おすすめのシャンプーをご紹介します。
おすすめシャンプー① アンチグレイシャンプー
イタリアのトップブランドである「ELGON(エルゴン)」から販売されているアンチグレイシャンプーは、白髪を根本からケアしたい方のために開発されました。白髪ケア専用のシャンプーです。
最大の特徴は、なんと言っても特許を取得したペプチドが配合されていることでしょう。グレイリバースと呼ばれる特許成分がメラニン色素の生成にアプローチします。そのためメラニン色素を増やして白髪ケアをすることが可能です。また活性酸素を分解するカタラーゼのはたらきを高める効果ももっています。メラニン色素とカタラーゼの両方に働きかけることで、白髪ケアができる期待のシャンプーです。
他にエイジングケア成分であるレドクシーナ2.0も配合されています。レドクシーナ2.0はヒアルロン酸やダイズアミノ酸、アルギニンなどを含む成分です。白髪ケアをしながらツヤとハリのある髪の毛に仕上げてくれます。
おすすめシャンプー② haru kurokami スカルプ
1本で6役もの働きを発揮してくれる、リンス不要の100%天然由来シャンプーです。haru kurokami スカルプ1本で、次の役割をはたしてくれます。
・頭皮ケア
・ハリ
・コシ
・ボリュームケア
・フケ、かゆみ、ニオイケア
・黒髪ケア
・ダメージ補修
・紫外線ダメージケア
リンスいらずでここまでケアしてくれる頼もしいシャンプーです。白髪ケア成分としては、ヘマチンが配合されています。ヘマチンは補修作用と活性酸素にアプローチする作用がある成分です。活性酸素の影響で増えてしまう白髪を抑えてくれる働きが期待できます。
おすすめシャンプー③ ナンバースリー フォーシー ポンプセット
美容師なら誰でも知っているほど有名なナンバースリーから販売されているシャンプーです。フォーシー ポンプセットは白髪ケアではなく、ヘアカラーの退色を防ぐ目的で販売されています。しかし過酸化水素除去剤としてカタラーゼが配合されていることから、白髪ケアのシャンプーとしても注目を集めているのです。
白髪を根本からケアして輝く髪の毛を手に入れよう

白髪の原因にアプローチしたケアをしなければ、白髪はずっと生え続けます。そのため染めても染めても時間が経てば白髪が目立つ状態になってしまうのです。根本から白髪をケアするためには、メラニン色素や活性酸素に着目することが大切。白髪ケアを行うことで、より輝く髪の毛を手に入れましょう。
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【本記事の要約】 本記事では、染料を使わない白髪ケアシャンプーの特徴とメカニズムについて解説しています。 染めないシャンプーのメリット: - 染料による爪やタオルの汚れがない - 根元の目立ちが少ない - 放置時間不要で継続しやすい 白髪のメカニズムと対策のポイント: 1. メラニン色素について - 髪が黒い理由は毛母細胞へのメラニン色素の取り込み - 加齢や遺伝によりメラノサイトの機能が低下 - メラニン色素の生成を促す成分配合が重要 2. 活性酸素の影響 - メラニン色素の生成を阻害 - 加齢によりカタラーゼ(活性酸素分解酵素)が減少 - 活性酸素対策成分の配合が有効 おすすめシャンプー製品の特徴: 1. アンチグレイシャンプー - 特許取得ペプチド配合 - メラニン色素生成促進 - カタラーゼ活性化効果 2. haru kurokami スカルプ - 100%天然由来 - ヘマチン配合による活性酸素対策 - 多機能性(6役) 3. ナンバースリー フォーシー - カタラーゼ配合 - 過酸化水素除去効果 記事では、一時的な染色ではなく、髪の根本的なケアの重要性を強調し、メラニン色素の生成促進と活性酸素の抑制が白髪ケアの鍵であると結論付けています。 |