しかし、ヘアアイロンは髪へのダメージも大きいことで知られています。このダメージは白髪ができる原因にもなるのでしょうか。答えは「YES」です。
髪へのダメージがあると言うことは、髪が弱っていくということ。これはもちろん白髪ができやすい環境になるというわけです。
そこで、この記事ではヘアアイロンがなぜ白髪の原因になるのかということとできるだけダメージを少なくするヘアアイロンの上手な使い方について詳しく説明します。
ヘアアイロンをよく使っている人、髪のダメージが気になる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
CONTENTS
1.ヘアアイロンはなぜ傷むと言われるのか?
2.ヘアアイロンを使っているとどんなデメリットがあるのか
3.ヘアアイロンを使っていると白髪になりやすいのは本当?
4.ヘアアイロンの上手な使い方とは
5.おしゃれな髪型をしたいならヘアアイロンは必要!上手に取り入れよう
1.ヘアアイロンはなぜ傷むと言われるのか?

ヘアアイロンを使用していると髪が傷むと言われている理由はなぜなのでしょうか。
まず、ヘアアイロンは熱の力を利用して髪型を作ります。髪内部の水分を蒸発させて髪を固定するのです。ヘアアイロンやコテを使うと白い湯気のようなものが出てくるのは、髪内部の水分が蒸発しているからです。
髪が作られている多くの成分はタンパク質。髪のタンパク質も生卵がゆで卵になるように、熱を加えると固まるのです。
しかし、髪の一番の天敵は「熱」。ヘアアイロンやコテで髪の水分を蒸発させると、乾燥してしまいます。
乾燥は、キューティクルを剥がれやすくさせます。これでは、髪のツヤやハリはなくなり枝毛や切れ毛の原因になるのです。
2.ヘアアイロンを使っているとどんなデメリットがあるのか

ヘアアイロンを使うと、熱によるダメージが大きいと説明しましたが、他にもデメリットはあります。そのデメリットは次のようなことです。
まず、ヘアアイロンを使用し続けていると髪内部のタンパク質が固まる「タンパク変性毛」になります。タンパク変性毛になると髪が硬くなってしまうことがあり、パーマがかかりにくかったりヘアカラーの色が出しづらくなったりするのです。
また、ヘアアイロンやコテを使用する際、無意識に髪を引っ張っている場合があります。髪を無理に引っ張ると頭皮に負担がかかり頭皮トラブルになる可能性もあるので注意が必要です。
3.ヘアアイロンを使っていると白髪になりやすいのは本当?
ここまで、ヘアアイロンによる髪へのダメージについてお話ししました。髪にダメージがかかるということは、もちろん白髪の原因にもなるのです。
熱によるダメージ意外にも、摩擦が起きやすかったり乾燥がひどくなったりします。また、毎日ヘアアイロンを使用することで髪が細くなることもあります。
これらのマイナスなことが蓄積されると髪は元気がなくなってしまうのです。それが、結果的に白髪の原因になる可能性があるということ。
ヘアアイロン自体が直接白髪の原因になることはありませんが、ヘアアイロンを使い続けると髪へのダメージは避けられないので、正しく髪をケアしながら使用するのが理想的です。
4.ヘアアイロンの上手な使い方とは

それでは、髪へのダメージを少しでも減らす使い方とはどんな使い方なのでしょうか。ここで紹介していきますのでチェックしてみてください。
ヘアアイロンは、基本的には乾いた髪に使うため、ダメージが大きいです。だからといって、濡れた状態の髪に使用するとキューティクルが開いた状態で熱を加えることになるのでよけいに髪を刺激してしまいます。
乾いた髪に使用するのが不安なら、ヘアアイロン用のワックスやヘアスプレーなどの酢他リング剤を使用するのがおすすめ。その際は、髪にしっかりスタイリング剤をなじませることを忘れないでください。
また、ヘアアイロン自体を見直してみるのも一つの手です。ダメージを抑えるために、髪にやさしい機能が搭載されたアイテムもたくさん発売されています。
5.おしゃれな髪型をしたいならヘアアイロンは必要!上手に取り入れよう
髪はファッションと同じように、日によってスタイルを変えることができます。その日のファッションに合わせて髪型を変える人も多いのではないでしょうか。
しかし、ヘアアイロンやコテは熱を利用するため、どうしても髪へのダメージは避けられません。ですので、日々のヘアケアや使用する際のケアが重要になります。
髪にダメージを与えるばかりの使い方をしていると、白髪だけでなく薄毛の原因になることも。髪をいつまでも元気な状態で保ちたいなら、今一度ヘアアイロンの使い方をおさらいしてみてくださいね。
それでも白髪は加齢や遺伝などが原因の場合もあります。それらの白髪にはケアが必要です。白髪は一気に真っ白になるわけではありませんので、気になり始めたら綺和美の白髪染めトリートメントを活用してみてください。
少しずつ染まるのでまわりにバレることなく自然に白髪ケアができますよ。また、トリートメントの中には髪を健康に保つ成分もたっぷり含まれているので髪を健康にする効果も期待できます。
【本記事の要約】 ヘアアイロンを使うことで髪にダメージが生じ、その結果白髪が増える可能性があります。髪の内部の水分が蒸発し、乾燥やキューティクルの剥がれが進むため、髪にツヤやハリが失われ、枝毛や切れ毛が発生します。さらに、熱が加わることで髪のタンパク質が固まり、髪が硬くなる「タンパク変性毛」になりやすく、パーマやヘアカラーにも影響が出ることがあります。これらのダメージが積み重なると、白髪が進行しやすくなるのです。しかし、ヘアアイロンの使い方に工夫を加えれば、ダメージを軽減できます。まず、乾いた髪に使用し、スタイリング剤を使うことで髪への負担を減らすことが可能です。髪に優しい機能がついたヘアアイロンを選ぶのも一つの方法です。髪型をおしゃれに保つためには、ヘアアイロンの使い方を見直し、日々のケアを行うことが大切です。 |