白髪染めトリートメントは傷みにくくキレイに染まる!染め方やコツ、注意点は?

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白髪染めヘアカラートリートメント(以下、白髪染めトリートメント)は、複数回にわけて塗布をし、時間をかけおだやかに染めていく染料のことです。
ただ白髪をカバーできるだけではありません。うるおいや補修成分が配合されているため、染める前よりも髪の毛をつややかにしてくれます。(参考
自宅でも簡単にできることから、白髪に悩まされている女性・男性の方に人気の方法です。
当記事は、下記のような方にオススメです。
「色々な商品が販売されているみたいだけど、結局、どれがオススメなの?」
「美容院に行く手間や費用をなくし、自宅でコスパよく染めたい」など
この記事では、白髪染めトリートメント屋として開業して以来、Amazonや楽天市場、世界の有名デパートであまたの賞を受賞してきた弊社が、白髪染めトリートメントについて徹底解説します。ぜひ最後までご覧くださいませ。
また、白髪染めトリートメントの特徴や用法は、レディース用だけでなくメンズ用にも当てはまります。メンズ用の白髪染めトリートメントも市場には出回っていますので、男性の方もぜひご覧ください。
なお、一般的な商品特徴について解説をしますが、各商品を検討・使用する際には、個々の商品の説明文をしっかりと読み、個別具体的に判断をなさってください。

1.白髪染めトリートメントとは


白髪染めトリートメントとは、複数回にわけて染料の塗布をし、時間をかけてしだいに染めていく染料のことです。医薬部外品であるおしゃれ染め用ヘアカラーや白髪用ヘアカラー(白髪染め)と違い、染毛料を用いた化粧品です。
トリートメントを用いて染めるため、数日間にわけて染毛をし、だんだんと白髪をブラックやブラウンといった色味に染めていくのです。
色味は、およそ1週間色持ちし、追加使用をすることにより、継続的に色味をキープできます。
1度では染まりきらないため、1度で染まりきる白髪用ヘアカラーや白髪染めヘアマニキュアとは仕組みが異なります。
白髪用ヘアカラーでは、髪(白髪)の表面をおおっているキューティクルをアルカリ剤で開き、毛髪内部に薬剤(酸化染料と過酸化水素)を注入します。これらの薬剤の化学反応により、髪を黒く着色します。これにより、1度で染まりきります。
白髪染めヘアマニキュアでは、毛髪内部の構造には影響を与えません。髪の内部へと色素(酸性染料)を浸透させ、染色します。これにより、1度で染まりきります。
白髪染めトリートメントにおいても、毛髪内部の構造には影響を与えません。ヘアマニキュアとは異なる点は、トリートメントでは、髪の内部へと色素(塩基性染料など)が浸透しきらない点です。
髪の表面付近に色素が浸透・付着するだけなのです。また、ヘアマニキュアよりも、染料の染毛力が弱くなっています。このため、1度では染まりきらず、色持ち期間が1週間となっているのです。
ヘアマニキュア、トリートメントの染め方
引用元:半永久染毛剤(酸性染毛料) -セミパーマネントヘアカラー | 日本ヘアカラー工業会

なお、白髪染めトリートメントに配合されている色素は下記であります。
 



























白髪染めトリートメントに配合されている色素(備考は除く) 染毛力
塩基性染料 毛髪内部までの浸透は難しく、色落ちをしやすい。
毛髪の表面付近を染着する。
HC染料 毛髪内部に浸透される成分であるが、簡単に流出もする成分である。
酸性染料 ・色が鮮やかであり、ツヤ感が良い。
・備考
酸化染料(ヘアカラーなど)
毛髪内部に浸透しやすい。化学反応を引き起こし、毛髪内部で発色および分子同士の結合が起きることにより、髪が強く染色される。

・参考文献
塩基性染料と酸性染料による毛髪の染色性比較 |研究論文

その他の白髪染め方法の良い点、悪い点まとめ


白髪用ヘアカラー、白髪用ヘアマニキュア、白髪用トリートメント、白髪用ヘアマスカラ、白髪用ヘアカラースプレー、それぞれの違い、良い点、悪い点については下記の表のとおりです。
要点まとめ

白髪用ヘアカラーと白髪染めトリートメントの違い


白髪用ヘアカラーは、白髪染めトリートメントよりもカラーバリエーションが豊富です。
おしゃれ染めヘアカラーと比べると、カラーバリエーションが限られます。しかし、その他の白髪染めのなかで、もっとも明るい色に染められます。
色持ち期間が長く、1~2か月色持ちします。しかし、酸化剤やアルカリ剤、染料中間体ににより、髪にダメージを与えます。
また、ヘアカラーでは、酸化染料(ジアミン系染料等)の刺激が強いため、薬剤に対するアレルギー反応の有無を確認するパッチテストが必須となっています。万が一アレルギー反応が出た場合は、かぶれなどの皮膚障害を引き起こす可能性があるため、使用できません。
「毛染めによる皮膚障害の多くは接触皮膚炎であり、その直接的な原因はヘ アカラーリング剤 である。ヘアカラーリング剤の中でも酸化染毛剤は、特 にアレルギー性接触皮膚炎を引き起こしやすく、このことは、理美容師や皮 膚科医の間ではよく知られている。
引用元:毛染めによる皮膚障害 | 消費者安全調査委員会」

一方で、染毛料を用いた白髪染めトリートメントでは、カラーバリエーションが、ブラック、ダークブラウン、ライトブラウンと、色味が限られます。
色持ちは1週間のみですが、酸化染料が含まれていないため、ヘアカラーに比べて髪への傷みが少なくなっています。また、かぶれの原因となる、酸化染毛剤などが含まれていないため、バッチテストは不要となっています(商品によってはパッチテストが必要なものもあります)。
色味の実例(弊社商品の場合)
引用元:白髪染めの専門通販 綺和美(KIWABI) SHOP

・参考文献
毛染めによるアレルギーに御注意! | 消費者庁

白髪染めヘアマニキュアと白髪染めトリートメントの違い


白髪染めヘアマニキュアと白髪染めトリートメントのカラーバリエーションはおおむね一緒です。また、ジアミンなどが含まれていないため、多くの商品において、パッチテストが不要となっている点も一緒です。
白髪染めヘアマニキュアでは、3週間色持ちをします。白髪染めトリートメントでは、1週間色持ちをします。一般的に、酸性染料が使われているヘアマニキュアよりも、塩基性染料やHC染料が使われているトリートメントの染料の方が刺激が弱く、髪を傷めづらくなっています。

2.白髪染めトリートメントのメリット・デメリット


白髪染めトリートメントのメリット・デメリット
「メリットばかり聞いてきたけれど、デメリットについても気になる…」とご不安になられた方もいるでしょう。この章では、白髪染めトリートメントのメリットだけでなく、デメリットについてご紹介をします。

白髪染めトリートメントのメリット


○手軽に染められる


白髪染めトリートメントは、自宅のお風呂でケアできるお手軽さが魅力。また、お部屋を汚さずにすみ、後片付けが楽です。
染める際には、全体に塗って流すだけなので、手先の器用さにあまり自信がない方でもムラなく染められます。
ヘアマニキュアの場合は、染色力が強い分、染料の刺激が強く頭皮への塗布はタブーですし、肌や衣服、家具類への付着もタブーです。そのため、細心の注意が必要です。トリートメントの場合は、ヘアマニキュアに比べて気軽に染められる点が強みであります。(※商品ごとの用法は遵守しましょう)

○髪へのダメージが少なく、仕上がりがキレイである


上述してきたとおり、髪へのダメージが少ない点が一番の魅力です。
白髪染めトリートメントは、髪の毛の周りを染料でコーティングし着色していきます。アルカリ剤でキューティクルを剥がして染色剤を浸透させる染め方ではないため、ダメージを与えずにすむのです。
各商品の原材料にもよりますが、多くの場合トリートメント成分が配合されていますので毛髪の補修効果がある点も魅力の一つ。しっとりとつややかな髪の毛へとサポートする効果が期待されます。

〇肌トラブルの心配が少ない


白髪染めトリートメントは、へアカラーで、頭皮や顔などが「かぶれ」による肌トラブルにあった方でも使えます。トリートメントには、かぶれを引き起こす原因である「酸化染料(ジアミン系染料等)」が配合されていないためです(ヘアマニキュアも同様)。
「かぶれ」には厄介な点があります。それは、何年間もヘアカラーを使いつづけるなかで、アレルギー症状が出なかった方でも、ある日突然、かぶれが生じるリスクがあることです。そのようなリスクを未然に防げるというメリットもあるのです。
なお、酸化染料が含まれていないため、ヘアカラーよりも大幅にかぶれる確率が減りますが、稀に体質によりアレルギー反応が生じることがあります。各商品にパッチテスト実施の有無があるかを確認し、必要な場合にはしっかりとパッチテストを行いましょう。
かぶれが生じた際のイメージ画像
引用元:ヘアカラーによる「かぶれ」に要注意! アレルギーが突然発症することも。 | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン

〇素手で染められる


白髪染めトリートメントの場合、白髪用ヘアカラーや白髪染めヘアマニキュアと違い、素手で染められます。
多くのヘアカラーやヘアマニキュアでは、薬剤や染料の刺激が強いため、頭皮や肌への染料の付着はしてはいけないことです。そのため、手袋を使い、専用の道具を用いて染毛をします。
また、根元部分まで染める場合は、プロテクトクリームを別途購入し頭皮に塗布する必要があります。
これに対して、トリートメントでは、素手で根元まで染められる手軽さがあるのです。また、衣服や家具に付着しても沈着しづらい点も魅力の一つ。
「色素が手や肌につき、黒くなったら嫌だなー…」と色移りを懸念される方もいますが、トリートメントの場合は、良くも悪くも染毛力が弱くなっています。そのため、石鹸やボディソープで数回洗えば洗い流せます。
※商品によっては手袋の着用が必要なものもあります。

デメリット


×染めるまで数回にわけての使用が必要である


白髪染めトリートメントは、染めきるまでには数回にわけての使用が必要です。1回の使用ではほんのり色がつく程度であります。
商品にもよりますが、染まったのを実感するためには、およそ2回~4回くらいは使用し続ける必要があるのです。
急ぎで白髪を着色したい場合には向きませんので、ご注意ください。

×続けて使用しなければ色落ちしてしまう


白髪染めトリートメントは、続けて使用しなければ色落ちしてしまいます。染め方の性質上、キレイに着色されても、毎日少しずつ色落ちしてしまうのです。
3日程度であれば、それほど気にならないでしょう。しかし、1週間も経過すると再び白髪が目立ってきてしまいます。
なお、一度染めた後に追加で使用し続けることにより、髪のツヤも着色もキープできます。およそ週1回の頻度で、継続的に染めるようにしましょう。

×明るい色には染毛できない


白髪染めトリートメントでは、明るい色には染毛できません。髪の毛の脱色をしないためです。このため、髪の毛の色はどうしてもブラウンやブラックといった暗めの色になってしまいます。
白髪用ヘアカラーであれば、トリートメントよりも明るく染色できます。しかし、その場合でも、明るく染まる部分は白髪の部分だけである点に注意が必要です。白髪染めの性質上、黒髪の部分は染色ができないのです。
白髪以外の地毛の部分も染めたい場合は、「白髪を明るく染める工程(白髪染め)」「黒髪(地毛)を明るくする工程(おしゃれ染め)」と二つの工程を踏みましょう。

3.白髪染めトリートメントの利用実態


白髪染めトリートメントの利用実態
「どの位の人が白髪染めトリートメントを利用しているのだろう…」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。白髪染めトリートメントの利用実態について資料を用いて解説をします。

白髪染めトリートメント利用者の割合


2018年1月25日~30日にリビングくらしHOW研究所が、444名の女性(35歳から64歳)を対象に、白髪に対する意識調査を実施しました。
・内訳
アラフォー(35歳~44歳)=148 人
アラフィフ(45歳~54歳)=201 人
アラカン(55歳〜64歳)=92人
その一項目として、「白髪対策サービス・商品の現在の利⽤と利⽤経験」がありました。
その項目の調査結果は下記のとおりでした。
白髪染めトリートメント利用者の割合と、その他の方法との比較
自宅で白髪染めトリートメントの利用経験がある方は、441人中168人(38.3%)。現在も利用中の方は、441人中70人(15.9%)でした。
自宅での白髪染めトリートメントにおいて「利用経験はあるが、今は利用していない」理由としては、「何か月も使用してもほとんど染まらない」「染まりが悪かった」といった不満が挙げられています。
上手く染まりきらない場合、「染まりの悪い商品を使っている」や「正しい染め方ができていない」ことが原因である可能性が高いです。
各商品の説明書通りに忠実に行い、失敗につながりやすいポイントを回避すれば失敗する確率を大幅に減らせますので、ご安心ください。
なお、自宅でヘアマニキュアやトリートメントなどのカラーリングをする理由としては、「美容院の金額が高いため」「美容院だと時間がかかるため」が挙げられています。
他には「友人にオススメされたので、自宅染めに挑戦。思いのほか、短時間で手間なく染まり、金額も安上がりだったため」などが理由として挙げられています。

白髪染めトリートメントを実際に使った方の感想


https://twitter.com/Ab6zOLTIHr1yC2Z/status/1364199335878008833
https://twitter.com/oops_aokuma/status/1363211295831457792
https://twitter.com/towa_h/status/1368184254291705857

4.白髪染めトリートメントの選び方


白髪染めトリートメントの選び方
白髪染めトリートメントを選ぶうえでは、色味の選定基準と原料の選定基準を知っておくことが大切です。

白髪染めトリートメントの色味選定


白髪染めトリートメントの色味を選ぶ際には、「(白髪以外の)地毛の色」を基準に選択をしましょう。実は、人気色であるからといって、あなたの髪に似合うとは限らないのです。
その理由は、(トリートメントに限らず)白髪染めでは、白髪以外の部分を染められない(地毛の色味を変えられない)ためです。
たとえば白髪染めの色味をライトブラウンにし、その色身で染めたとします。地毛は真っ黒とします。この場合、白髪の部分だけがライトブラウンに染まり、地毛の色味は変わりません。つまり、髪全体に不自然な色ムラができてしまうのです…
したがって、これを避けるために、トリートメントに限らず白髪染め選定においては、「(白髪以外の)地毛の色」を基準に選択をしましょう。
なお、白髪染めトリートメントの色味としては、次のような色味があります。
他社商品2
引用元:白髪用トリートメント|白髪染め通販 綺和美SHOP

なお、仮に地毛とは違う色味を選定してしまったとしても、過度に心配をする必要はありません。その理由は、トリートメントは使用する回数や放置する時間によって、まったく同じ色でも、色のつき具合を変えられるためです。
具体的な方法としては、「放置時間のコントロール」と「使用回数のコントロール」がオススメ。
たとえば、トリートメント塗布後の推奨放置時間が15分の場合は、7分・10分・15分と放置時間を調整することにより、色味の微調整が可能です。
また、トリートメントは通常5回~10回(5日~10日)前後塗布を続けることにより、だんだんと染めていく商品です。このため、塗布を3日でやめたり、5日でやめたりすることによっても、色味の微調整が可能です。
回数ごとのイメージ画像
引用元:綺和美 (KIWABI) Root Vanish 白髪染め Amazon

なお、こういった色味調整をする場合は、通常1週間に1度追加使用をして色味をキープするところを、3日ごとや5日ごとに追加使用して色味をキープすることとなります。

白髪染めトリートメントの原料選定


白髪染めトリートメントを選ぶ際には、各商品の原料にも着目をしましょう。とくにヘアケア能力のある食物エキスが配合されたものがオススメです。
 


























美髪や色落ち防止につながるオススメ原料の一例
・椿油
・ホホバオイル
・アルガンオイルなど
髪の毛を保湿しながらツヤを出せ、指通りをよくしてくれる
シルクプロテイン等のアミノ酸系成分 髪の毛を補修してキューティクルがはがれるのを防いでくれるため、色落ちしにくい髪の毛にしてくれる
セラミド 保湿をしてくれる
オランダカラシエキス 髪にうるおいやツヤを与える
アルテア根エキス 皮膚を滑らかに保ってくれる
指どおり滑らかな髪に導いてくれる

参考:綺和美の原材料について|白髪染め通販 綺和美SHOP
配合原料によって使用感や効果が変わってきますので、購入前に商品裏面の原料表や販売ページ上に表示されている原料表をチェックしてみてください。
商品裏面の原料表(左)。Amazon販売ページ上の原料表(右)

白髪染めトリートメントの価格


白髪染めトリートメントは、価格が数百円のものから数千円のものまであります。
染めつつも、しっかりとケアをしたい場合は、原材料に着目をして商品を選びましょう。
なお、必ずしも、値段が安ければ質が悪く、値段が高ければ質が良いということではありませんので、総合的に判断をしましょう。

白髪染めトリートメントの選び方まとめ


⒈色味は、「(白髪以外の)地毛の色」を基準に選択する
⒉原料は、天然食物エキス、塩基性染料、HC染料の3種類が配合されているものを選択する
上記の観点に基づき、Amazonなどのネットショップやドラッグストアで白髪染めトリートメントの選定をしましょう。

6.白髪染めトリートメントの染め方


白髪染めトリートメントの染め方
白髪染めトリートメントの正しい染め方を知っておくことにより、「染まりが悪かった…」といった事態を防げます。(実際に染める際には、各商品の使用説明書を入念に確認しましょう)

染め方1:シャンプーをし、水気をしっかりふきとる


シャンプーで洗髪した髪の毛を絞り、タオルでしっかりと髪の毛の水分をふきとります。

染め方2:トリートメントを髪全体に伸ばす


トリートメントを少量ずつ手にとりながら、白髪が気になる場所を中心に髪全体に伸ばしていきます。この時、地肌に塗りこまないようにしながら、全体にムラがないようになじませてください。コームですくと全体に伸ばしやすくなるので、コームの使用もオススメです。

染め方3:最低でも規定の時間まで放置する


白髪染めトリートメントを塗った後は、最低でも各商品規定の時間まで放置しましょう。この工程により、トリートメント成分をしっかりと髪にしみ込ませていきます。

染め方4:しっかりすすぐ


放置した後はトリートメント剤をぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。目安は、すすいだお湯に色が出なくなるまでです。この時、シャンプーを使ってもよいですし、使わなくてもよいです。どちらでも構いません。
白髪染めトリートメントをした後は、効果が重複してしまうため再びトリートメントやリンスをする必要はありません。ただ、商品によっては洗い流した後にもう一度トリートメントをすることを薦めている商品もありますので、説明書をよく読むようにしてください。

染め方5:やさしく乾かす


タオルでやさしく水気を切った後、ドライヤーで乾かしていきます。タオルは白髪染めトリートメントの色がついてしまいやすいので、汚れてもよいものか色の濃いものを使うようにしましょう。
タオルドライをする時には、髪の毛を傷つけないようゴシゴシこすらないようにしてください。ドライヤーを使う時には、一か所に当て続けないようにしましょう。
※シャンプーの前に白髪染めトリートメントをするタイプの場合
白髪染めトリートメント商品のなかには、シャンプー前の乾いた髪の毛につけるものもあります。その場合は「2」の工程から同様に染め、最後のすすぎの時にシャンプーをするようにしてください。
また、こういった使い方をする白髪染めトリートメントの場合は、浴室ではなく乾燥した場所で塗布しましょう。

白髪染めトリートメントで染めるコツ


白髪染めトリートメントのコツや気をつけたいポイントをまとめました。

コツ1:トリートメントをたっぷり使う


白髪染めトリートメントは通常のトリートメントよりもお値段が高めですし、使用する量を遠慮してしまいがちであります。
しかし、綺麗に着色するためにはトリートメントを、推奨使用料分たっぷりと使うことが大事です。たっぷりと使うことでムラになるのを防げますし、白髪にしっかりと色をつけられます。商品ごとに推奨使用料は異なりますので、使用説明書を忘れずチェックをしましょう。

コツ2:水分をしっかりとふきとる


トリートメント剤が水でうすまってしまうとキレイに染められなくなってしまいます。
1度シャンプーをしてから染める商品の場合には、しっかりと水気をタオルでふきとりましょう。シャンプー前に使用する商品の場合は、しっかりと乾燥している髪の毛につけるようにしましょう。
なお、シャンプーをした場合には、すぐに染めるようにしましょう。髪の毛が乾燥をし、時間をあけすぎると、髪の毛の根本が頭皮の脂ではじかれてしまうためです。これにより、染まりにくくなってしまう可能性があるのです。

コツ3:髪の毛を温める


髪の毛をおおっているキューティクルには、温めると開く性質があります。そのため、白髪染めトリートメント中に蒸しタオルなどで温めることで髪の奥深くまで美容成分が浸透しやすくなります。
蒸しタオルを使う際には、しっかりと絞って水気を切ってから使用するようにしましょう。ビショビショのタオルを使うと、トリートメントが流されてしまうおそれがあるためです。
蒸しタオル以外で髪を温める方法としては、ヘアキャップやラップをする方法があります。
いずれの方法にせよ、トリートメントを塗布後、髪の毛を流す前には、冷水をつけてよく絞ったタオルを数分巻きましょう。キューティクルが引き締まり、トリートメント成分を閉じ込めやすくなるためです。

白髪染めトリートメントで染める際の注意点


染める前に指先と爪の溝にリンスをつける


爪が黒くなる可能性があることが、白髪染めトリートメントの難点…しかし、黒くなってしまうのを防ぐ方法があります。
染める前に指先と爪の溝に通常のトリートメントやリンス、コンディショナーをつける方法です。これにより、指先や爪の溝が黒くなりづらくなります。
・手順
1:両手を濡らす
2:指と爪の溝に通常のトリートメントやリンス・コンディショナーを塗る
3:白髪染めトリートメントをサッと塗りきる (短時間で作業をすますことがポイント)
⒋:塗布後はすぐに手の汚れた部分を石鹸で洗う

床やお風呂場に付着した場合は、早急にふきとる


染料は放置期間が長くなれば長くなるほど、落としづらくなります。床やお風呂場に白髪染めトリートメントが付着した場合は、早急にふきとりましょう。
なお、万が一落ちなくなってしまった際でも、市販のカラーリムーバーを使えば、落とせます。

白髪染めトリートメントでよくある質問


・「思ったよりも、色味が薄いのですが、どうすれば?」
色味が薄い際には、翌日、翌々日と白髪染めトリートメントの使用を続けてみましょう。商品の性質上、回数に比例して、濃く染まります。
・「思ったよりも、色味が濃いのですが、どうすれば?」
色味が濃い際には、数日間塗布をやめ、色が落ちるのを待ちましょう。白髪染めトリートメントは商品の性質上、およそ1週間でほぼすべて落ち切ります。日がたつにつれて色落ちしていきますので、そのようにして色味を調整しましょう。

⒌白髪染めトリートメントの色持ちを良くする方法


⒌白髪染めトリートメントの色持ちを良くする方法

週1回程度追加使用をする


白髪染めトリートメントの色持ちを良くする基本的な方法は、週1回程度の間隔で追加使用をすることです。

使用するシャンプーに注意をする


白髪染めトリートメントで髪の毛を染める前には、シリコン入りのシャンプーやトリートメントを使用しないようにしましょう。化学成分が干渉をし、染まりにくくなってしまう可能性があるためです。
また、染めてからは、高級アルコール系のシャンプーは避けましょう。代わりにアミノ酸シャンプーなどマイルドな洗い心地のものを選ぶようにしてください。洗浄力の強いもので洗っていると、イオン結合が切れ、その分早く色落ちしてしまうためです。
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ドライヤーやヘアアイロンで温めすぎない


白髪染めトリートメントで染めてからは、普段のドライヤーやヘアアイロンで暖めすぎないようにしましょう。髪の毛が高温になると、髪の毛を傷ませ、色落ちの原因となってしまうためです。
ドライヤーをかける時には髪から20cm程度離し、位置や角度を動かしながら一か所に当たりつづけないようにしましょう。
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7.まとめ


白髪染めトリートメントとは、次の4つの特徴を持った染料のことです。
⒈日を隔てて、白髪を染めていく
⒉他のカラー剤・染料に比べて、染まりが弱いが、ヘアケア能力が高い
⒊めったにアレルギー反応が生じない
⒋手軽に染められる・素手で染められる
白髪染めトリートメントについての悪い口コミとしては、「何か月も使用してもほとんど染まらない」「染まりが悪かった」といった不満があります。
しかし、上手く染まりきらない場合の原因として、次の2つが挙げられます。
⒈正しい染め方ができていない
⒉染色力の弱い商品を使っている
1については、当記事で紹介した正しい染め方・避けるべき事項を守りましょう。2については、当記事で紹介した選定基準やネット上の商品レビューをもとに判断するとよいでしょう。
今回はトリートメントに焦点を当てましたが、ヘアカラーやヘアマニキュア、ヘナ、カラースプレーにも良い点があります。総合的に判断をし、カラー剤・染料を選択するのがよいでしょう。

綺和美で美しい髪


そして宣伝で恐縮ですが、合成着色料やジアミンやシリコンを一切含んでいない安全安心の綺和美がおすすめです。サロン級の髪を忙しい日々のバスタイムで作り上げることができてしまいます。お届けは通販(当サイトからお買い求めいただけます。)人気の雑誌でもたびたび紹介され、注目を集めている、自信を持ってお届けできるプロダクトです。定期購入ならさらに続けやすい仕組みとなっております。急には染まったりはしないのですが、ゆっくり丁寧にお使いいただくだけで、いつのまにか豊かな髪が手に入りますよ。






【本記事の要約】
白髪染めトリートメントは、複数回に分けて染料を塗布し、時間をかけてゆっくりと染める化粧品です。白髪をカバーするだけでなく、うるおいや補修成分の配合により髪の毛をつややかにする効果も期待できます。
主なメリットは、手軽に染められること、髪へのダメージが少なく仕上がりがきれいなこと、肌トラブルの心配が少ないこと、素手で染められることなどです。一方デメリットとしては、染めるまで数回の使用が必要なこと、継続使用が必要なこと、明るい色に染められないことが挙げられます。
白髪染めトリートメントを選ぶ際のポイントは、地毛の色を基準に色味を選ぶこと、天然食物エキス・塩基性染料・HC染料の3種類が配合されているものを選ぶことです。効果を最大限引き出すには、トリートメントを十分な量使用すること、水分をしっかりふき取ること、髪を温めることなどがコツとなります。
色持ちを良くするためには、週1回程度の追加使用、シリコンフリーシャンプーの使用、ドライヤーやヘアアイロンでの過度な加熱を避けるなどのケアが重要です。自宅で手軽にできる白髪対策として、時間をかけてじっくりと取り組むことで、健康的で美しい髪を保つことができます。

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