今回は「浴室について落ちない」「手について落ちない」時にキレイに汚れを落とす方法対処方法や汚れをつきにくくする方法をご紹介します!
1. 浴室についた汚れを落とす方法

まずは、浴室についた白髪染めの汚れの落とし方から。
浴室についた汚れは、時間が経つにつれて落ちにくくなります。そんな汚れも、次のような3つの方法で落とすことができます。ただ、浴室の素材によって傷がついてしまったりシミ汚れになったりしてしまう場合もあるので、取扱説明書がある場合にはまず確認をし、事前に目立たないところで試してみるようにしましょう。
メラミンフォームスポンジ
表面に凹凸がなくツルツルした水が浸透しない材質についた時は、まずは水を含ませたメラミンフォームのスポンジで軽くこすってみてください。
ただ、メラミンフォームスポンジはとても細かい網の目で汚れを取るものなので、材質によっては細かい傷がついてしまうこともありますので、慎重に様子を見ながらこするようにしましょう。
ミラーについた汚れもメラミンフォームスポンジで落ちますが、曇り止めのコーティングをしているミラーの場合は要注意。コーティングしたミラーをメラミンフォームスポンジや研磨剤でこすると本来の機能が失われてしまいますので使わないようにしてください。
塩素系漂白剤
時間が経つなどでメラミンフォームスポンジでこすっても取れなかった汚れや、水が浸透しない凹凸がある素材についてしまった汚れには、塩素系漂白剤を使うのがおすすめです。
塩素系漂白剤をつけおき洗いの濃度に薄め、キッチンペーパーやコットンに浸して汚れた部分に貼ってみましょう。貼りつけづらい場所の時は、上からラップで覆っても良いですよ。1時間程度置いた後は、水で洗い流してください。
材質や色によっては、汚れと一緒に漂白されて変色してしまう場合があるので、必ず事前に目立たないところでテストしてみてくださいね。
自動車用コンパウンド
メラミンフォームスポンジや漂白剤で落ちなかった頑固な白髪染め汚れには、自動車用コンパウンドでキレイに落ちることがあります。
コンパウンドには粗目、中目、細目、極細め、超微粒子などの種類があり、粗い方が研磨剤の粒が大きくなるので削る力が高くなります。やりすぎると浴室にキズをつけてしまうことになりますので、浴室に使うのはできるだけ細かい目のものを選ぶようにしましょう。
コンパウンドをつけてこする時は一気にゴシゴシせずに、優しく少しずつ様子を見ながらこすってみてください。こすった後は水で流してコンパウンドもキレイに落としてくださいね。
2. 手などのお肌についた汚れを落とす方法
次に、肩や手などの肌に白髪染めがついてしまった場合です。白髪染めやヘアカラーは髪の毛のタンパク質に反応して染まる仕組みになっています。お肌も同じタンパク質なので、手などについたら色がついてしまうのです。
髪の毛はキューティクルの中に色をしっかりと定着させるので髪に色が染まるのですが、お肌に白髪染めがついても新陳代謝や入浴によって自然に落ちていってしまいます。
それでも放置はお肌に良くありません。放っておくと炎症が起きたり肌トラブルの原因になるので、早めに落とすようにしてくださいね。
お肌についた場合は、クレンジング剤と石けん!

手や肩などお肌についた白髪染め汚れはメイク落としに使うクレンジングオイルなどのクレンジング剤を使ってください。
汚れた部分になじませた後、固形石けんを使ってもう一度洗います。それでも落ちなかった場合は、蒸しタオルで汚れた部分を温めてから行うと効果的ですよ。
あまり強くこするとお肌を傷つけたり、炎症を起こすので注意してくださいね。
落ちにくい爪についた時の落とし方

お肌より汚れが落ちづらいのが爪。つかないように手袋をはめていても、うっかりとついてしまうこともありますよね。すぐ洗い流しても落ちない時には次のようなやり方を試してみてください。目立たない程度に色を落とすことができますよ。
①除光液
除光液をコットンにつけて汚れを軽く拭き取ってください。ジェルネイルをしている場合は、ノンアセトンのリムーバーを使ってください。
②クレンジングオイル
クレンジングオイルがない場合は、普段使っているメイク落とし用のクレンジング剤で構いません。汚れのついた部分にクレンジング剤をなじませたら、しばらく蒸しタオルを当てて汚れを浮かせてください。その後は固形石けんで洗い流しましょう。
③歯磨き粉
布やティッシュなどに歯磨き粉を少量つけて、軽くこすってください。歯磨き粉にも研磨剤が入っているので爪の部分にだけ歯磨き粉がつくように優しくこすると良いですよ。
3. 白髪染めの汚れを防止する方法
ここまで白髪染めの汚れがついてしまった場合の落とし方をご紹介してきましたが、汚れを落とす手間を考えると、できれば汚れがつかない方法を知りたいですよね。
そこで、汚れを防ぐ基本的な方法から意外なテクニックを集めてみました。染める順番に沿って汚れ防止のコツをご紹介したいと思います!
白髪染めの汚れを防ぐ方法① 浴室内にシャワーで水をかけて軽く濡らす

髪を染める前に浴室の壁を中心に軽くシャワーの水で濡らします。
こうすることで白髪染めの薬剤が飛んだとしても、水がはじいてくれるので汚れが定着しにくくなりますよ。
白髪染めの汚れを防ぐ方法② 浴室内の床にカバーをする

浴室を汚さないために、そもそもカバーをしておくというのもひとつの手です。
大判のビニール袋をカッターで一枚に広げたものを浴室の床に敷き、その上に新聞紙を敷きましょう。ビニール袋だけだと足が滑りやすくなるので、新聞紙などの髪を敷いてくださいね。
白髪染めの汚れを防ぐ方法③ 体の汚れもカバー!

体の汚れを防ぐためには、上半身が覆えるケープ、ビニールの手袋、イヤーキャップの3点は必須。どれも100円ショップなどで購入できるので、手軽に準備できますね。
また、白髪染めがつきそうな場所にコールドクリームを塗っておくと、クリームの油分で薬剤の定着を防ぐことができます。
そして白髪染めを髪全体に塗った後はシャワーキャップをして待つのをおすすめします。液だれで体や浴室に汚れがつくのを防げますよ。
白髪染めの汚れを防ぐ方法④ 染髪後のシャワーは弱めの水圧で

白髪染めを塗る時は大丈夫でも、シャワーで流す時の水はねで浴室内に汚れが飛んでしまっていることが意外と多いです。流す時には目を閉じていたり下を向いたりしているので、飛んだ瞬間は気づきにくいのです。
そんな飛びはねを予防するのに気をつけたいのが、シャワーの仕方。ある程度白髪染めの薬剤が落ちるまでは、水圧を弱めにし優しく流すようにしましょう。また、頭を低い位置にすると、遠くに飛び散りにくくなりますよ。
白髪染めの汚れを防ぐ方法⑤ 白髪染めが終わったら浴室内を簡単にお掃除

白髪染めが終わったら、そのまま軽く浴室内をシャワーで洗い流しましょう。それだけでも白髪染めの汚れは定着しにくくなります。
時間に余裕がある時はスプレータイプの浴室洗剤を使って壁や床を洗っておくのがおすすめ。見逃した汚れも落とせて安心ですよ。
4. ストレスなくセルフ白髪染めを楽しみましょう

セルフの白髪染めは、うっかり汚れがついてしまうのが心配だという人もいると思います。でも、気づいた時にきちんと対応することで、ちゃんと落とすことができますので、安心してください。
浴室や肌についた汚れは、早く気がついただけ、簡単にもと通りになります。汚れにお悩みの方、ぜひ早めに試してみてください!
【本記事の要約】 白髪染めをする際、浴室や肌への染料の付着に悩まれている方も多いのではないでしょうか。自宅での白髪染めは手軽で便利ですが、染料の汚れの処理に困ってしまうことがありますよね。 この記事では、そんな白髪染めの汚れに関する対処法をご紹介しています。浴室の染料汚れは、メラミンフォームスポンジや塩素系漂白剤、自動車用コンパウンドなどで落とすことができます。ただし、浴室の素材によって最適な方法が異なりますので、必ず目立たない場所で試してからお使いください。 肌に付いてしまった染料は、クレンジングオイルと石鹸で丁寧に洗い流すことができます。特に爪の染みは頑固ですが、除光液やクレンジングオイル、歯磨き粉などを使うことで効果的に除去できます。ただし、強くこすりすぎると肌を傷める可能性がありますので、優しく丁寧に行いましょう。 また、汚れを防ぐためには、浴室を事前に水で濡らしておくことや、床にビニール袋と新聞紙を敷く、ケープや手袋を使用するなどの工夫が効果的です。さらに、コールドクリームで肌を保護したり、シャワーの水圧を調整したりすることで、染料の飛び散りも抑えられます。 これらの対策を上手に取り入れることで、白髪染めの汚れの悩みから解放され、より快適な白髪染めが可能になります。事前の準備と適切な対処法を知っておくことで、自宅での白髪染めがより楽しく手軽なものになるはずです。 |