【食事×白髪対策】白髪の原因の1つ低体温の予防・改善に効果的な食べ物と料理レシピ

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「白髪が出てくるのは加齢のせいだから仕方ない。」と諦めていませんか?もちろん加齢が原因で白髪になることはあります。でも、実は白髪の原因は加齢だけではありません。今までの生活を見直すだけで、もしかしたらその白髪ももとの黒髪に戻せるかもしれませんよ。
ここでは、白髪の原因のひとつだといわれている「低体温」に注目し、白髪との関係や食事での対策方法をまとめてみました!低体温を予防・改善する食べ合わせや調理方法、レシピもご紹介しますので、体質改善に取り組んでみましょう!

 

1. 低体温は白髪の原因!?


日常的に体温が36度にも満たない低体温の人の中には、偏頭痛や風邪などに悩まされている人も多いと思います。そんな低体温は、実は痩せにくくなったり白髪が生えやすくなったりと美容にも大きく関係しています。「低体温をすぐにでも改善したい」という人も多いでしょうが、まずはサイトのテーマでもある『白髪』と低体温の関係について確認したいと思います。

①低体温は血行不良を招く



血行不良になってしまう原因のひとつが低体温です。女性は特に冷えを感じる人が多いですよね。冷えは血行不良によって体の末端まで新鮮な血液が行き渡らないことが原因で起こりますが、冷えている状態だとさらに血行不良を招いてしまうということもあります。
血行不良の状態では毛根部分にも栄養が届き辛くなってしまい、髪の毛の色素を生み出すメラノサイトの働きを低下させてしまうことになります。その結果、メラニン色素の生成量が減り、白髪が生えてくることになってしまうのです。

②低体温では内臓機能も低下する



血行不良だけでも毛根に栄養が行き渡りにくくなってしまいますが、体温が低いと内臓機能が落ちてしまい、栄養の吸収率が敵かしてしまうという問題もあります。健康的な髪の毛を生成するのにはタンパク質や亜鉛などのミネラル類などが必要になるため、「吸収されにくい」という状態では栄養不足による白髪が発生しやすくなってしまいます。
また、栄養の吸収率が下がるとさらに栄養を体の隅々まで行き渡らせることが難しくなってしまいます。そのため、栄養不足のために体温を上げにくくなってしまう、という悪循環に陥りやすくなります。低体温症の人は、まずはそんな悪循環から脱却する必要があるのです。

2. 低体温の予防・改善に効果的な食べ物


低体温の予防には運動をして筋肉をつけ、血行を改善することも重要ですが、食生活の見直しも重要になります。
普段何気なく食べている食材の中にも体を温める食べ物と冷やす食べ物があります。低体温や冷えを感じる人は、そんな食べ物の中から体を温める食べ物を選ぶようにすると◎。体の中から温められるので、冷えや低体温の改善が期待できますよ。

体を温める食材と冷やす食材



まずは、体を温める食材か冷やす食材かの見分け方られるようになりましょう。簡単な見分け方がありますので、ご紹介したいと思います。 ※例外があることもあります。

体を温める食材
・寒い地域で作られる
・寒い季節に作られる
・土の中で育つ(根菜類)
・黒い
・暖色系(赤、橙、黄色など)
・固い
・発酵食品


体を冷やす食材
・暑い地域で作られる
・暑い季節に作られる
・地上で育つ
・白い
・寒色系(青、緑など)
・柔らかい


冷え対策に効果的で白髪の予防・改善も見込める食べ物



体を温める効果がある食べ物の中でも、特に冷え対策に効果的で白髪の予防・改善のために摂りたいのが、次の4つの食材です。






生姜
生姜にはジンゲオールとショウガオールという成分が含まれています。どちらも体を温める成分なのですが、ジンゲオールは生の生姜に、ショウガオールは加熱された生姜に含まれています。
ジンゲオールは血流を改善させ体の末端を温める作用がありますが、体の中心から外に熱を放出するため、体の中心部分は温まらないので注意してください。体の芯から温めるためには生姜を加熱したショウガオールを摂取するようにしましょう。







長ネギ
長ネギはお鍋には欠かせない冬野菜の代表格です。長ネギにはアリシンという栄養素が含まれています。アリシンはネギの独特なにおいと辛味の元になる成分です。血行を良くして体を温める作用があります







にんじん
にんじんには、βカロテン、カルシウム、食物繊維、鉄分など栄養素が豊富なほか、高い抗酸化作用や代謝の促進作用もあります。頭皮の新陳代謝も促すため、健康的な髪が生えるサポートをしてくれます。







納豆
納豆には、納豆にしか含まれていないナットウキナーゼという成分が含まれています。納豆のネバネバ成分で、納豆菌によって発行されることで生まれます。ナットウキナーゼは血液サラサラ効果が高く、血流を改善してくれる作用があります。また、大豆イソフラボンにも血流を改善させる効果があり、末端の血行不良には効果的です

ここで気をつけたいのが、集中的にその食べ物を食べれば冷え性や低体温が予防・改善できるというわけではないということです。ひとつのものを食べ過ぎると栄養も偏ってしまいますし、味やにおいに癖のある生姜やネギの場合には気分が悪くなってしまうこともあります。生姜なら約10gです。すりおろしなら大さじ1杯くらい、スライスなら5〜6枚程度です。ネギなら約70gにんじんなら約100g納豆なら1日1〜2パックを1日の目安とするようにしましょう。

3. 低体温の予防・改善のために注意したい食事のポイント



低体温の予防や改善には食べ方も大切です。
冷たい飲み物や食べ物は体を中から冷やしてしまいます。飲み物に氷を入れて過度に冷やしすぎないように注意しましょう。また、温かくてもコーヒーや緑茶、牛乳は体を冷やしてしまう食材です。飲み物を飲むときには、ココアや紅茶、ほうじ茶、りんごジュース、にんじんジュースなど、体を温める飲み物をなるべくチョイスするようにしてください。
また、冷えを防ぐには「煮る」「茹でる」「焼く」「炒める」などの加熱をする調理方法がおすすめです。水分の多い柔らかい野菜はそのまま食べると体を冷やしてしまいますが、加熱することで水分を減らせる上に温めて食べられるので、体を温めることができる料理に変わります。例えば水分の多い夏野菜のトマトは、加熱してトマトソースにしたり、玉ねぎやかぼちゃなどを使って野菜スープにすると体を中から温めることができますよ。
フルーツや夏野菜などの体を冷やす食材にも栄養はたくさんありますし、何よりおいしいので「食べたい」という人も多いと思います。我慢をしてストレスになり常にイライラするようになってしまうと、反対に血行が悪くなったり活性酸素の発生に繋がってしまいます。そんな時には我慢せずに食べてOK。ただし、その冷える食材以上に体を温める食材を一緒に食べるようにしましょう。

4. 編集部おすすめ!低体温を予防・改善する料理レシピ


それでは、具体的にどのような料理が体を温めてくれるのでしょうか?おすすめのレシピを紹介したいと思います!

おすすめレシピ① 高野豆腐と鶏肉の和風ハンバーグ



お肉は基本的に体を温める食材ではありますが、脂身の多い肉は体を冷やす作用があります。そのため、普段のお料理では牛の赤身、鶏肉、ラムのように脂身の少ないお肉を選ぶのがおすすめです。
今回はそんな鶏肉に、白髪対策に効果的なスーパーフード「高野豆腐」を合わせたハンバーグのレシピをご紹介したいと思います!

材料(2人分)
・高野豆腐2枚
・鶏ひき肉200g
・玉ねぎ1/4個
・にんじん20g
・卵1個
・塩適量
・こしょう適量
生姜ソース
・生姜のすりおろし1かけ
・水1カップ
・麺つゆ1/2カップ
・砂糖大さじ1
・片栗粉大さじ1.5
・水大さじ3


作り方


①高野豆腐を水に浸してふやかします。水気を絞ってみじん切りにします。
②玉ねぎとにんじんを、みじん切りにします。
③ボウルにとりひき肉と卵を入れて塩、こしょうを振り捏ねます。
④みじん切りにした高野豆腐入れて捏ねたら、玉ねぎとにんじんを入れて捏ねます。
⑤フライパンにサラダ油を熱したら、成型した肉を焼いていきます。
⑥焼き目が付いたら裏返し、火を弱めて蓋をして中まで火を通します。
⑦ソースを作ります。鍋に生姜のすりおろし1かけ、水1カップ、麺つゆ1/2カップ、砂糖大さじ1を入れて火に掛けます。
⑧混ぜながらフツフツと煮立ってきたら一旦火を止めて、片栗粉大さじ1.5と水大さじ3を混ぜたものを入れたら再び火をつけます。混ぜ合わせながらとろみが付いたら完成です。

注意したいポイント・コツ


高野豆腐は栄養素の約半分が植物性のタンパク質で、髪の毛の色素のもとになるチロシンも豊富に含んでいます。また、タンパク質のほかにもカルシウムや鉄分も多く、加えて低カロリーなので女性には嬉しい食材です。そんな高野豆腐を入れると、固くパサつきがちな鶏肉もフワフワ食感が楽しめるハンバーグになりますよ。
高野豆腐や玉ねぎ、にんじんはできるだけ小さく、みじん切りにするのがポイントです。そうすることで別々に分けて炒める必要もなくなります。すりおろすのもおすすめですよ。また、ソースには体を温める作用のある生姜を使うことで、冷えの対策にもなります。和風でローカロリーのソースになるのも嬉しいですね。

おすすめレシピ② ささみのたらこチーズ焼き



髪の毛の材料となるチロシンは、たらこやチーズにも豊富に含まれています。たらことチーズは相性抜群。高タンパクで低カロリーなささみを合わせることで、ボリューム感もある一品になります。耐熱容器を使うことでオーブンで簡単に調理できますよ。見た目もオシャレなので、おもてなし料理としても使えそうですね。

材料2人分
・ささみ200g
・たらこ一腹
・チーズ適量
・料理酒大さじ2
・醤油小さじ1


作り方


①ささみはスジをとって、開きます。ボウルに入れて料理酒と醤油を入れたら1時間ほど寝かせます。
②耐熱皿にクッキングシート敷いてささみを並べます。
③たらこを塗って、チーズを乗せます。
④オーブンの場合には、200度に予熱して15分焼きます。

注意したいポイント・コツ


オーブンによって焼き加減が違うので、焼き時間や温度は調節してください。クッキングシートはなくても大丈夫ですが、敷くことでお皿へのこびりつきを防ぐことができ、後片付けが簡単です。
できあがった料理にネギをパラパラと散らせば、血行促進効果と体を温める効果にも期待できますよ。下味にショウガを入れるのもおすすめです。

5. 体を温める習慣づけで、体質改善!



白髪は低体温による血行不良や代謝の低下によって生えてしまうことがあります。そのため、白髪が生えてきても「年だから・・・。」と諦めるのではなく一度生活習慣や食生活を見直してみることをおすすめします。SNSや書籍を見ても、特に食生活や血行不良に関しては「見直すことで白髪だった髪の毛が黒髪に戻った」という経験をしている人は多いですよ。
低体温の人は、体を温める食材を多く摂ることが大事。冷やす食材を食べたい時にも、食べ方や食べ合わせに注意をしてみましょう。低体温のような体質は継続しなければなかなか改善はできません。そのため、こういった食材選びや調理に関しては習慣にしてしまうことをおすすめします。
また、冷えや低体温の対策には、身体を芯から温めたり運動をして筋肉をつけることも大事になります。お風呂の時には湯船に浸かる、ストレッチやウォーキングを行うなども、できることから始めてみましょう!
低体温を予防・改善するレシピについては、下記記事でも紹介しています。体の芯から暖まるレシピ、ぜひ参考にしてみてください!









【本記事の要約】
低体温は白髪の重要な原因の一つであり、血行不良や内臓機能の低下を引き起こします。体温が低いと、毛根への栄養供給が滞り、メラノサイトの働きが低下して白髪が生えやすくなります。
体を温める食材の特徴:
- 寒い地域で生産される
- 根菜類
- 黒い、暖色系の食材
- 発酵食品
特に効果的な体を温める食材:
1. 生姜:血流改善
2. 長ネギ:アリシンによる血行促進
3. にんじん:代謝促進
4. 納豆:血液サラサラ効果
低体温予防・改善のための食事のポイント:
- 冷たい飲食物を避ける
- 加熱調理を活用
- 体を冷やす食材と温める食材のバランスを取る
おすすめレシピ:
1. 高野豆腐と鶏肉の和風ハンバーグ
2. ささみのたらこチーズ焼き
最終的に、低体温対策には食生活の見直しと継続的な習慣づけが重要です。運動や入浴などを通じて体を芯から温め、栄養バランスの取れた食事を心がけることで、白髪改善の可能性が高まります。

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