使い方次第で白髪も綺麗になるドライヤーの魔法

Posted by on

美容院帰りの髪ってすごくサラサラしていると思ったことはありませんか?プロならではの技だと思っていませんか?
いえいえ、そんなことはないですよ。自分にはできないと思っていたらちょっともったいないかも。
実は、ちょっとしたコツを掴めばサラサラできれいな仕上がりになります。知ってる人だけ髪の印象で得をするかもしれませんよ。
簡単にできるポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 
 

1.濡れたままの髪は傷みやすい



濡れた髪は、キューティクルが開いた状態なのでダメージを受けやすくなっています。したがって、なるべく早く乾かさないと摩擦でどんどん傷んでしまいます。
ここからはさらに詳しく濡れたままの髪にはどんなダメージがあるのか詳しく説明していきますね。

菌が増える


まず、濡れた髪をそのままにしておくと頭皮の雑菌が繁殖しやすい状態になります。そのため、早く乾かさないと頭皮の環境は徐々に悪くなる一方です。
この繁殖した菌が毛穴や毛根部分に入り込んでしまうとかゆみなどの炎症が起こる可能性があります。

キューティクルが傷む


キューティクルはうろこ状のようになった組織で、内側にたんぱく質やメラニン色素などの栄養を閉じ込めておく役割をしています。しかし、濡れた髪はこのキューティクルが開いた状態。
そのまま開いた状態のキューティクルを放置してしまうと、摩擦などでダメージを受けます。さらに、キューティクルが開いた状態に美容液などでケアしてもうまく入り込まないので、髪がパサつく原因になります。
したがって、濡れた髪はなるべく早く乾かしてあげるのが理想です。

頭皮の血行不良


髪が濡れていると頭皮にも影響を与えます。なぜかというと、髪が濡れていると毛細血管の活動が収縮し血行が悪くなっていきます。
すると、髪に必要な栄養が行き届かなくなりなり髪はどんどん弱くなるという結果に。最終的には抜け毛や白髪の原因になってしまいます。

2.白髪も綺麗にしてしまうドライヤーのかけ方



それではここからは、正しいドライヤーのかけ方をみていきましょう。毎日何気なくかけていると思いますが、自分が今まで使っていたドライヤーのかけ方は正しかったのかチェックしてみて下さいね。
もし間違ったかけ方をしていたら、今日から正しいかけ方を実践してみましょう。

かける前にはタオルドライ


髪の中の水分量が多いと髪が完全に乾くまでに時間がかかります。ですので、ドライヤーをかける前には必ずタオルドライをしましょう。
このとき、タオルでゴシゴシするのは摩擦が起きて髪を痛めてしまうので絶対に駄目です。できるだけやさしく大きなサイズのタオルで、頭皮をマッサージするようにタオルドライするのが理想。
頭皮から毛先の方へ、タオルで髪を包むように水分を吸収します。

ドライヤーを近づけさせない


ドライヤーは基本的に温風で乾かします。できるだけ短時間で乾かすのが髪を傷めないポイントです。
しかし、早く乾かそうと髪にドライヤーを近づけるのは逆効果になります。できるだけ15cm以上離して、かるくドライヤーを揺らし熱を散らすようにしましょう。
同じ場所で温風を当て続けると、頭皮が乾燥してしまい肌トラブルに繋がる可能性があります。

温度を上げすぎない


髪は熱にも弱いため、温度調節ができるドライヤーなら必ず調節しながら使いましょう。また、温度調節できないドライヤーなら冷風をうまく使用するのがおすすめ。
さらに、パーマをかけている髪にはより丁寧にかけなくてはいけません。
パーマの丸みをなくさないよう、手のひらで包み込むようにやさしく風をあてるときれいに仕上がりますよ。

根元から毛先へかける


頭皮が濡れていると菌が繁殖しやすくなります。そのため、できるだけ早く頭皮を乾かす必要があります。
また、根元の方から毛先の方へと風を当てれば濡れて開いたキューティクルは綺麗な状態に戻りやすくなります。さらに髪を少し持ち上げて中に空気を入れてあげるイメージで風を当てるとより早く乾きますよ。
前髪は斜め上から風を当てると、分け目でぱっかりと分かれる心配はありません。

仕上げは冷風


髪の毛が全体的に8割程度乾いてきたら、ドライヤーを冷風に切り替えてクールダウンしましょう。冷風の場合も、風は頭皮の方から毛先の方へ当てます。
そうすることで、キューティクルがキュッと締まりツヤが出ます。

3.ダメージを与えてしまうドライヤーのかけ方



それではここからは、ドライヤーをかける時に注意してもらいたいことをご説明します。間違ったかけ方をすると、髪にダメージを与えてしまうので気を付けてくださいね。

髪を動かす


髪が濡れている時はキューティクルが開いた状態なので、摩擦が起きやすくなっています。そのため、必要以上に髪を振るとキューティクルとキューティクルがぶつかりダメージとなります。
また、髪を動かしすぎて毛根を刺激してしまうと毛穴に負担がかかりうまく機能しない可能性があるため注意が必要です。

温風しか使わない


ドライヤーの吹き出し口は、約100度まで上昇すると言われています。
これだけ熱くなる風を間近で当て続けると当然髪にはダメージがかかります。
温風と冷風を上手に使い、髪になるべく負担がかからないように乾かしましょう。

4.できてしまった白髪にも気を配ろう


ドライヤーは毎日使うものなのだからこそ、正しい使い方を知っておきたいですよね。間違ったかけ方をすると、髪へのダメージも蓄積してしまいます。
ぜひ、正しい使い方をマスターしてツヤのある美髪を目指してみてくださいね。






【本記事の要約】
本記事では、美容院のような仕上がりを実現するためのドライヤーの正しい使用方法と、濡れた髪のケアについて解説されています。以下が主なポイントです。
濡れた髪の問題点:
- 菌の繁殖を促進し、頭皮環境を悪化させる
- キューティクルが開いた状態で摩擦を受けやすい
- 頭皮の血行不良を引き起こし、抜け毛や白髪の原因となる
正しいドライヤーの使用方法:
1. タオルドライのコツ
- ゴシゴシ擦らず、優しく頭皮をマッサージするように
- 大きめのタオルで包み込むように水分を吸収
2. ドライヤーの使用法
- 髪から15cm以上離して使用
- 一箇所に温風を当て続けない
- 温度調節を適切に行う
- 根元から毛先に向かって乾かす
- 8割乾いたら冷風で仕上げる(キューティクルを引き締める効果)
避けるべき使用方法:
- 必要以上の髪の動きは摩擦によるダメージを招く
- 温風のみの使用は髪に過度な熱ダメージを与える(吹き出し口は約100度まで上昇)
- 頭皮に近づけすぎると乾燥を引き起こす
記事では、日常的なドライヤーの使用が髪の健康に大きく影響するため、正しい使用法を身につけることの重要性を強調しています。適切なケアを続けることで、美容院のような仕上がりを自宅でも実現できると結論付けています。

← Older Post Newer Post →